自民党が国会から市町村議会議員まで大幅な定数削減をやりたがっているそうなのだが、

衆参両院選挙と地方議員選挙を単純小選挙区制にし、衆院定数は現行の四百八十から二百へ、参院は現行二百四十二から五十へ大幅削減。都道府県議は現定数二千七百八十三から約千五百、市町村議は四万一千十四から約一万五千へ減らすという内容です。

これはいくらなんでもやりすぎだろう。特に参議院はひどすぎ……一票の格差の問題があるから、下手すりゃ弱小県は二、三県まとめて一議席にされなねない。一県最低でも一議席はないといかんだろう。

共産党の議席などどうでもいいし、どんな計算からこの議席数を割り出したのか知らないが、これでは地域割から考えて絶対に譲れないラインを大幅に越えているのではないか?あるいは、道州制を見据えての提案かも知れないが、それならそうなってからやったって遅くない。

議員定数は「身を切る」ことが目的でなく、将来を見据えた適正人数をふまえた数でなくてはならない。「身を切る」ことが目的ならば、議員定数削減反対!