本日のもう一つのエントリで、宮本岳志先生が触れていた生協労連の「中国製冷凍餃子の中毒事件にたいする認識と当面の方針」を発見。

初期段階での対応の遅れや情報の不徹底などが一部で指摘されていますが、全国の生協では精一杯の対応をすすめてきています。

全 国の生協労働者は昼夜を分かたず、消費者(生協組合員)の怒りや苦情を受け止めながら、真摯な対応をすすめています。奮闘している労働者に寄り添い、相互 に激励しあうことができるよう、各地の労働組合の努力がすすめられています。生協労連中央執行委員会は、全国の生協労働者の奮闘にたいして、心からの敬意 と激励を表明します。

なんてのもどうかと思うが、これは何?

生協労連中央執行委員会は、この事件を日本の食の安全にたいする重大な問題として認識し、食の安全・安心の確立に向けて全力をあげることを表明します。食 の安全の確立、日本の食料自給率の引き上げ、日本の農業を守る運動への前進に向けた方針の確立と具体化をはかります。あわせて事態の進捗について判断しな がら、この事件の背景と本格的な問題解決をはかるための政策づくりに着手します。

そうした認識と姿勢にもとづいて、生協労連と全国の労働組合で以下の事項をとりくむことを当面の方針とします。

1.政府への要請をすすめます
2.生協の社会的役割り強化を要請します
3.今こそ労働組合の役割を発揮しよう

生協労連がまず出さなければならない声明は

1.一般小売店と同様の流通ルートで同様の商品を売っていた理由。
2.生協の安全神話が崩壊したこと
3.これからの中国製品に関する取り扱い

ではないのかな?