日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+

日本共産党や民青同盟、またやりよった……ぼやきのブログ

カテゴリ: 用語解説

 ■勝利 (しょうり)

(一般)戦い・争い・競技などで、相手に勝つこと。対義語は「敗北」。

(仏教)すぐれたご利益(りやく)。「亡者の追善には何事か勝利多き」〈「徒然草」222段〉

(共産党)選挙・裁判などで用いられる呪文のひとつ。何度でも復活できたり、何度でも繰り返せるので、不動の人気がある。反対語は「反民主勢力の妨害」。

(新左翼)機関紙・HP等に、政治集会・全学連集会の写真を掲載できたこと。最近はヘルメットをかぶらないので、市民団体を自派の動員数のように見せかけることが可能になった。


 ■敗北 (はいぼく)

(一般) 戦いや争いに負けること。

(古語) 戦いに負けて逃げること。敗走。 「みなもって―せずといふ事なし」〈平家物語〉

(共産党) 赤旗用語。反民主勢力の失敗や失策のこと(反戦の民意を無視して―する)。共産党の失敗・失策は、反民主勢力の妨害によるものなので、敗北したことにはならない。

(新左翼) 機関紙・HPに掲載した政治集会の写真に対して、フォトレタッチの仕上がりの悪さを指摘されること。

  空気(くうき)

1. 地球を包む大気圏のうち、下層部分を構成する無色透明な混合気体。
2. 辞書編さん委員会が、民青の掲示板にちん入したとき、「読め」といわれるもの。

  空気を入れる(くうき・を・いれる)

1. 勢いをつけること。景気をつけること。気勢があがること(学生運動用語)。「今日の集会(演説)は空気が入った」という風に用いる。なるほど、たしかにからっぽな頭には空気でも詰めておくほか仕方ない。
2. 西部邁によると、60年安保の全学連幹部が留置所で覚えてきた隠語だという。元は香具師の隠語で「空気」は「借りること。借りたもの」を指す(借りたものはタダ同然だから)。転じて、「空気を入れる」は、不動産業界では「事実とはちがうのに優良物件のように言い立てること」。また、「おだてる・でまかせをいう」の意にも用いられる。指導部がせっかく空気を入れてやっているのに、従わない活動家には、代わりにヤキが入れられることになる。

1.英語でinnovation。この概念を世界最初に提唱したのは、たぶんケインズと同時期を生きた経済学の巨人、シュンペーターで、既存のモノや概念を新たに組み直す「新結合」と説明されることもある。同時に、企業経営者がやりたくて仕方がないが、実際にはほとんどできないことをさす。

2.左翼が自分たちの立場を示す時に好んで使うことば。一般人は「化石」と理解する。

バーベキュー(barbecue; barbeque)

1. 民主青年同盟による、多彩な班活動の一種。火を用いて民主的に行われる、科学的社会主義の学習活動の一環。関連する用語として「ぎょうざパーティー」「なべ会」などがある。

2. 革命的労働者協会による、多彩なテロ活動の一種。火を用いて革命的に行われる、ファシスト解体・絶滅戦争の一環。

3. 日本におけるバーベキューの歴史は古く、初めて文献に登場するのは、「一遍上人絵伝」である。尾張の国を通りかかった一遍上人が、河原で全裸の僧たちが、牛の肉を食らい酒を飲んでいる光景に出くわした。不審に思った一遍上人が、「仏弟子たるもの、殺生をするとはなにゆえか」と問いただすと、僧たちは「こは殺生にあらず。修行なり」と答えたという。左翼がバーベキュー行為を好むのも、それが殺生でなく修行だからであり、彼らの深い信仰心を表すものだといえよう。

戦争反対(せんそうはんたい)

1. 吉田戦車の『戦え!軍人さん』に出てくる兵士の姓。ちなみに名前は「総員撤退」。
2. 「帝国主義の侵略戦争に反対して内乱に転化しよう」という革共同中核派の主張を省略したもの。
3. このため共産党系では最近は人気歌手の倉木麻衣さんにあやかり「憲法九条を守ろう」と言い替えることが増えた。

大衆の支持も、政治的実力もない左翼ほど、しがみつきたがる概念。この概念は、誰にも一般論として否定不可能であるがゆえに、ここなら否定されることはないだろうという浅知恵が働くため、追いつめられた左翼ほど反戦・平和を声高々に叫ぶ傾向がある。

現実は、これほど扱うのに大衆の支持と能力を必要とする概念もない。ラッセルやアインシュタインほどの逸材でも現実を動かすことはできず、目立った成果としては、ネットをテコにして地雷廃絶を各国政府に認めさせたジョディ・ウィリアムスと彼女のグループくらいしかない。共産趣味者に娯楽を提供するしか能のない左翼党派には、対応が不可能な分野なのだ。

もっと簡単で成果があげられる分野で成果をあげられないからといって、さらに難しい分野で意気がるから左翼は共産趣味者のエサになるのである。

むかしむかし、それはずうっと大昔、民青系全学連の大会(民青の全国大会もか?)が、政令指定都市の大ホールいっぱいの出席者で埋まっていた頃、民青が意図せず行っていた、鉄道労働者を対象にした年一回の猛攻撃。

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民青のビラや出版物に見られる、定番の常套句。場合によっては、かなりインチキな使われ方をする。親が低所得だったりすると、確かに大学の学費値上げは経済的に大きな痛手になるから、値上げ反対は切実な要求になり得る。しかし、民青の場合、支持基盤が脆弱であるコンプレックスから、何でもかんでも「切実」にしてしまう悪いクセがある。

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1.出版物を読もうと買ってはみたが、買ったことで満足して読んだ気になること。

2.しんぶん赤旗の新規購読者が、よく陥る状態のこと。
党員が足しげく通って新規購読をすすめるのに根負けして購読を了承するものの、党の自画自賛が目立ち、魅力に乏しいため読まなくなる。
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敵が、よからぬことを行うこと。一般に左翼が「反共分子の策動」みたいな使いかたをするほかは、あまり見かけることはない。かつては日本共産党や民青同盟内でもよく使われていたが、近年はソフト路線をとっているので、ほとんど見かけることはなくなっている。

それでも5月18日のニセ左翼暴力集団に関する記事は、中核や革マルが「潜りこんで」など、「策動」こと使われていないが、言い換えた言葉が多用されていて、共産趣味者には懐かしい気分にさせる名記事であったw

1.敵を陥れる、はかりごとのこと。

2.日本共産党・民青同盟が、自分にとって都合の悪いことを指摘された時に使う言い訳ぜりふ。

例・「共産党攻撃は、反共謀略だ!」……共産主義を否定しているんじゃなくて、党の制度を批判しているんだと、何度言言われても理解しようとしない共産党員ほど、この言葉を多用する傾向にある。

……なんて書いて、「反党謀略だ!」と言う党員が増えたら、それはそれで面白いのだが、党改革がすすまないのは同じである。

1.自分で自分のあやまりを批判すること。
2.日本共産党においては、下っ端と外部に求められる義務。党は絶対に誤っていないから、40万人党員が一ヶ月がんばって、しんぶん赤旗購読者を300しか増やせなくても、それは党の戦略ミスではないのである。反共謀略策動に阻まれたか、党員の意識が低いということになる。

フィリップ・コトラーなら、この状況を見て党中央のやりかたが間違っていると言うだろうが、そんなことを党中央に言うと、コトラーすら自己批判を要求される可能性が高い。

平成9年5月20日、いずみ生協総代(総会のこと)において生協理事の背信行為を告発するビラをまいた職員が解雇、左遷などによって報復された事件のこと。

告発された理事は、生協の施設「狭山御殿」を私邸として使っていたり、生協のカネでゴルフ会員権を買って、もっぱら自分でつかっていたほか、多くの日常運営費を私物化していた。
告発者は裁判に訴え、裁判所は、理事は生協と和解をすすめ、告発者の損害賠償請求を認めた。ようは、告発者勝訴である。

この事件は、共産党の影響下にある組織の腐敗の実態、そしてこういう問題では共産党は党員である理事の査問をやらないことが知られるきっかけとなった。
同時に、法的には公益情報(内部告発)の正当性を認めたものとして注目されることとなった。

1.しんぶん赤旗の紙面の一つ。旧帝国海軍の大本営発表にあたり、書いてあることをまともに信じている党員は少ない。しかし、党外にいる共産趣味者としては、最高に面白いページである。

2.自画自賛の語彙の宝庫。一年分を読み込むと、誰でも自画自賛のプロになれる!おべっかの達人になりたい人も必読である。

■悪魔の辞典 +サヨク偏(共産党・民青・新左翼用語の解説)

 真理(しんり)続きを読む

民青系自治会でよくあり、かつ闇に葬られる事件。自治会費が使い込まれることが多いが、ほかに他の団体(新聞会や「××の会」みたいなのが崩壊したあとに、再建まで預かったカネ)もある。

民青の水準を象徴するかのように処理が稚拙なため、たいていはばれる。ばれると当然他の民青が不正の追及はして、使い込まれたカネは取り戻すのだが、使い込んだ者の警察への告発や学内での公表はまずやらない。

やるとすれば、3日前にあった共産党岬町議の使い込み事件のように、事実が外部に漏れた時である。この事件がしんぶん赤旗の片隅に、ひっそりと、できるだけ目立たないように掲載されるように、学内でB5のビラをできるだけ目立たないように貼り出し、3日とおかずに外すのが通例である。

もちろん対立党派がやれば、立て看出して学生数の数倍のビラをまく。

1.対立党派や、政府などに潜入し、情報収集・破壊活動を行う者のこと。共産党まわりで有名なのは、戦前の第一次日本共産党を壊滅に追い込んだ政府のスパイ、渋谷杢次郎である。

その後の日本共産党は、スパイの潜入・工作に神経をとがらせたはずなのだが、その後もけっこうスパイにやられている。これがトラウマとなって、古参の党幹部は異論を表明する党員をスパイの破壊活動と思い込むことも少なくない。

しかし、それは間違いである。続きを読む

犯罪行為、違反行為の処罰を行う時、行為が実際にあったと認定できる物事。ただしキンピーの不当な除名扱いに見られるように、日本共産党や民青同盟においては、党の規約違反を問うのに「証拠は必要ない」のは、つとに有名。

そのため、日共・民青幹部相手に自分を防衛するには、不当な扱いを受けたことを記録する必要がある。ボイスレコーダーが欲しいが、多くの棒状の製品は、ポケットに入れておくと、けっこう目立つ。

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1.組織が、新しく入ってくる人物が組織にふさわしいかどうか思想を調べること。その昔、大企業は学生運動をしていたかどうか、内定者の身辺を探偵などを使って調べていたのは、あまりにも有名。大企業が思想調査をしたのは、企業戦士を雇ったつもりが、組合活動家を雇うことになるのを恐れたからである。

現在は、企業による思想調査は全くと言っていいほど行われていない。かつては、優秀な学生の中に多くの左翼が混じっていたから思想調査が必要であった。しかし現在では、学内左翼自体がほぼ壊滅状態なのにくわえ、リーダーシップに優れた左翼学生はほとんどいないため、調査の必要がないのである。続きを読む

1968年、韓国大統領府を北朝鮮のテロ部隊が襲撃した事件。

平和が大好きなはずの日本共産党は、当初、このテロを朴正煕かいらい一味とアメリカ帝国主義に痛手を与えるものとしてして賞賛していた。しかし1992年くらいになると、何の反省も総括もせず、逆に北朝鮮を批判するネタにしたため趣味者の失笑を買った事件として知られる。

この件をしつこく追い続けた共産趣味者にお笑い日本共産党がいる。

1.日本共産党やの民青同盟の党勢を外部に知らせる時、水増しされる幽霊支部、幽霊同盟員などのこと。

2.日本共産党や民青同盟に籍はおいているが、実質的には活動していない支部や党員、同盟員のこと。月一回の支部会議が行われない支部、参加しない党員などを党中央は未結集と捉えているが、その数はかなりのものだ。そのため、党中央は支部討議実施率を大変気にするが、それでも多くの未結集支部が残っている。
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1.組織の方針や規律などを記した長い文書。一般に催眠性があり、読むと眠くなるため不眠症に効能がある。
2.日本共産党や民青同盟員が、何度読んでも感動するとされる文書。現綱領は2004年1月の23回党大会で改定されたものである。
普通の人が読むと退屈きわまるが、共産趣味者には、興味深いところが多い。続きを読む

1.日本を代表する高齢者向け月刊誌。創刊十年。株式会社ユーリーグ発行。書店流通はなく、直販で38万部。人気連載に書籍化されベストセラーにもなった「生き方上手」日野原重明がある。
http://www.u-leag.co.jp/index.html

2.日本共産党のセンスのズレを象徴する副詞。十年くらいまえまでは「いきいきとした表情で不破議長の講演に聞き入る」といった具合によく使われていたが、近年はあまり見かけない。
共産党が使わなくなるのに反比例して、ユーリーグの看板雑誌が順調に部数を伸ばしたのは、中央委員会のマーケティングセンスを象徴していると言えよう。続きを読む

知能面で、日本共産党を支持する資格があるか否かを試される言葉。いずれも日本共産党が伝統的に多用する、活動を表す動詞と名詞である。

こんな戦闘的な言葉が好きなのに「平和の党」を自称する矛盾に気が付くようでは、日本共産党員にはなれない。よって、党員になろうとする者は、論理的思考の退化に日々精進しなければならない。

たいしたことのない日本企業が社名につけたがる「国際」のように、日本共産党の関連団体がつけたがる言葉。民主青年同盟はもちろん、民主商工会、民主書店などたくさんある。

ただ、「民主」がついているからと言って、その団体が共産党系と考えるのは早計である。「民主」は自民党も民主党も社民党も党名に入れているほど人気のある言葉であるから、他の党派の団体である可能性も、それなりにある。

1.本当は左翼を支持しているが、公言したり左翼運動したりすると就職や昇進に響くと考え、黙っている人のこと。基本的に小心者で、左翼に近づかないため、左翼に無知である。

親しい人には自分の考えをしゃべることもあるが、それが左翼を知らずに左翼を支持する世間知らずであると、自ら告白しているのに気が付かない。反論すると小心者ゆえ傷つくので、「うんうん、キミの言う通りだね」とでも相づちを打って、あとは放っておくのが吉である。

2.見つけたら、左翼を知るのに使えるサンプル。このタイプの人は、割と人に影響されやすいので、隠れ左翼の変化を見ていれば左翼の動向がわかる。

1.市民運動のプロフェッショナルのこと。転じて、市民の立場を隠れみのにして、特定党派の政治目的を達成しようとする党派活動家のことを言う。何か市民の不満が高まるような事件があると、関係団体に入り込み、団体全体を自分の党派支持で固めようとすることが多い。

しかし、プロ市民の意図を見抜く市民から叩き出されることが多くなってきたため、近年はあたりさわりのない団体名をもつNPOを作って隠れみのにすることも増えてきた。

2.新聞が喜ぶタイプの、独特の中途半端な「いい人」を演ずる人。8月15日にマイクを向けられると「戦争はいけません。問題は話し合いで解決すべき」と言うような人はプロ市民の可能性が高い。
そんな簡単なことを、戦争の前に政治家がやらないと思っているのだろうか??

1.民青同盟の幹部養成のための教育合宿のこと。合宿で行われていることは、基本的に班会とそう変らない。ごく普通に科学的社会主義や党の魍魎……ではなく綱領などの授業を受け、合宿参加者で作られた班で議論して内容を深める。たいていは民青の幹部が講師となるが、綱領に関しては党から講師がやって来る模様。
外部との連絡は本部スタッフの立ち合いがなければ許可されないものの、特に洗脳など特殊なことは行われていない。しかし、そんな合宿でも、中には最後に「私はこの合宿に来て確信しました」なんて涙を流して発表する人もいる。洗脳されやすい人は、洗脳しなくとも洗脳されたようになるようだ。

2.先輩同盟員に謎を付加して、後輩の脱退を防ぐ、ハッタリのキャリアのこと。どこでいつやるかなど基本的に秘密にしろと言われている幹部学校で学んだというと、新入同盟員に謎を与えることができる。新入同盟員は先輩が下らん奴だから民青なんか辞めようと思っても、先輩に謎があると、謎の究明までは組織に留まろうという気になる。しかし、そんな同盟員が実際に幹部学校の実態を知るとどうなるのかは、人による。

日本共産党のみならず、一般に左翼党派には、正確で歴史的に価値あるものを書くことが不可能なジャンルの文章。革マルや中核の場合、ふだんの活動が忙しいため、党史編さんをそもそもやっていない。そのため内ゲバの歴史なども正確に書いている、立花隆の「中核VS革マル」をテキストにして党史の学習を推奨する。

日本共産党の場合、党史編さんに人材を投入する余裕はあるのに、歴史の捏造が露骨なので、党の手による党史は間違い(捏造)さがしにしか使えない。

日本共産党と中核・革マルと比べると、日共の方がマシだというのが一般のイメージだが、中核・革マルは、日本共産党のように党員をも騙そうとしないだけ、良心的である。

それにしても、立花隆は「日本共産党の研究」という評価の高い党史も書いている。近年DQN系の著作が多いと言われるが、党史研究においては今なお偉大な足跡を残しているといえるだろう。

1党外の人間が日本共産党内で、成長途上の優秀な人間を探す時に見る指標の一つ。党から分派の認定を受けると、将来性のある人かもしれないとリストアップされる。真に優秀な人と認められるためには、そこから査問を受け、党に屈服することなく除籍・除名される必要がある。

2.日本共産党がもっとも嫌う、党主流派の言うことに異論を唱える人や考え方のこと。異論といっても、たとえば憲法九条改正に賛成する人はめったになく、いくら選挙に負け続けても責任を取らず、相変わらず負け続けるのがわかっているような指令が下りてくることに不満をいだくような場合がほとんどである。それを犯罪と同等に扱うのが、共産党らしさである。

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