日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+

日本共産党や民青同盟、またやりよった……ぼやきのブログ

カテゴリ: きょうの赤旗2007-2008

社会保険庁は、後継組織である日本年金機構の人員について3割削減の計画を立てていることに

現状でも定員割れが続き、年金記録問題の解決のめどもたたないもとでさらに民間委託や人員削減をすすめるもので、年金記録問題の解決に逆行し、公的年金制度を根底から脅かすものです

と主張。もうね……社保庁の職員と国民の、どっち向いて政治やってんだ?年金記録問題は、もはや完全には解決不可能だし、公的年金制度は現行の社保庁のグータラのおかげですでに根底から脅かされている。

しかも年金問題のためと称して日本語能力に欠ける中国人まで雇ってコストをいたずらに増やしてこのていたらく。そうした拙速なやり方の背景には、共産党が提案した一億人レター作戦の存在もある。一億人レター作戦もとい年金特別便が、混乱にますます拍車をかけた。

共産党が弱小で、党首討論に出られなくてよかったね。もし党首討論になっていたら、福田タンからも「共産党も年金特別便に賛成されてましたね?」と言われて大恥かいているとこだったよw

市田タンが、呆けたことを言っている。

日本共産党の市田忠義議員は八日の参院環境委員会で、水俣病の加害企業・チッソが、会社の分社化構想を打ち出し、被害者救済の責任逃れを図ろうとしていることを批判し、実態調査をもとにした被害者の早期救済を強く求めました。

 市田氏は、一九九五年の政治解決でチッソが被害者に支払った一時金(慰謝料)三百十七億円のうち、国が85%にあたる二百七十億円を負担し、後に チッソの負債が免除された事実を指摘。さらに、行政が水俣病の治療費を十二年間で約千二百億円以上負担してきた事実も示し、チッソが被害者救済への責任を 果たしていないことを告発しました。

西日本新聞社が新聞協会賞を受賞した力作「水俣病50年」の第四部「チッソ 未完の決算」を読めば、チッソが被害者救済の責任を果たしていないとする市田忠義はウソつきと言われても仕方がないし、そもそも責任逃れってできるわけ?分社化したら債務免除になると思っているわけ?

あ、いつも気に入らない奴らは「分派」とか言って排除。任は分派に押し付けてあとは知らんぷりが日本共産党の伝統だから、チッソも責任逃れできると思っているのだろうかw?


学習、党活動のページ。
党員は減らなかったが、2月のしんぶん赤旗は微減、3月は大幅減。3月に大幅に減るのは読者の転勤などによる引っ越しで購読者が減るからで毎年のことである。

4月に新しい場所で購読してくれれば、4月は大幅増(実際は購読地域替え)となるが、4月にも減るようではちょっとヤバイ。購読継続を断りにくかったが、体の良い理由を見つけてせいせいしたという読者がそれだけいたということになるからだ。

ただでさえ新聞斜陽の時代、すでに毎日や産経ですら危ういと言われる。従来だって大変だった新聞の拡張は、ますます困難になっているだろう。実際、新聞赤旗の読者拡大も多くは新規読者ではなく、以前とっていた人にまたお願いするパターンが多いと聞く。

何よりもおかしいのは、党員が四十万人いると言うのに、新聞赤旗日刊紙の部数が30万分台と言うこと。赤旗日刊紙は、別に党員だけでなく支持者や対立党派の議員なども購読している。なのにこの数字しかいかない。

赤旗日刊紙の購読者のうちで党員比率がどれほどになるのか知らないが、日刊紙は党員ならば100%購読があたりまえだろう----と思ってふと嫌な予感が……まさか専従でも購読していないのがいたりしないだろうなw?

そろそろ学校の入学シーズンでつ。この時期は高校や大学に巣くう怪しい人たちが新人確保のために蠢きます。しんぶん赤旗も注意を促していますが、赤旗の常で出来がよくないので書き換え。

新しい活動 始めたいけど

 Q  地域や学校で、何か仲間と新しいことを始めたい。でも街や大学では、反社会的な活動をする“宗教”団体や暴力団体が潜んでいるので注意してと呼びかけているし…。どうすればだまされないんだろう?

団体の情報集め、見極めて

 A  スポーツ・文化系サークルや社会科学系の研究会など、多くは共通の目的や要求を持って、まじめに活動しています。「百聞は一見にしかず」。行動し、体験してこそ成長できるものです。

 注意したいのは、組織的に暴力や反社会的な行為を繰り返している暴力集団や、霊感商法で知られる「統一協会」、科学的と称して最後は共産党に引き入れようとする民青同盟などがあります。素顔を隠して自治会やサークルなどと名乗っている場合があるので注意が必要です。たとえば実際は元民青系全学連委員長なのに善意の第三者のふりしている原和良弁護士のようにw

 ぶさよでいっくが教えるポイントは「まずネットで調べてみること」。社会を変革しようなどと言う連中は、多くは当会のような観察者の集うサイトのエサとなっています。観察者の見識は正しいのかを検証した上で看板に偽りがないか冷静に判断します。この手の正確な情報を持つ者は少ないので信頼できても無知な友人に聞いてはいけません。ネットで観察者の集う掲示板などで相談してみるのもいいでしょう。それも一つではなく複数の情報ソースを持つことで、どういう団体か情報を総合的に判断した上で、本当に自分に有益な組織なのか、判断することが大切です。

 間違って入ってしまい、しまったと思ったらしつような勧誘の電話がかかってきても、毅然として断って下さい。嫌がらせなどがあれば警察などに早めに相談してください。失敗は誰にでもあることです。

 だからと言って、内向きになる必要はありません。ただ

「今は、自分が将来についてどう考えるか大事な時期。若い時の失敗や苦労は、あとで必ず役立ちます。失敗を恐れず社会に目を向けて、環境問題や人権問題、平和や経済、社会について関心を広げ行動しましょう。」

なんて言うのは、最初から怪しいですから、勧誘があった時点で断るのが吉です。断り文句はカンタンです。

「私、創価学会です」「私、解放同盟の人間です」
これでオーケー、そう言っておればそれ以上は勧誘してきませんw

上映中止が相次いで話題となり、おかげで上映しようとする映画館も出てきた映画「靖国」。日本共産党の言い分は、稲田朋美議員らが圧力をかけたというのだが、いつもの二枚舌が冴えているw

この問題に関しては、こちらのサイトがよくまとまっていると思うが、例にあげられている「誇り」という作品に関して「日本共産党 誇り 日本青年会議所」で検索するだけでも、日本共産党がどれだけ多くの政治的圧力をかけてきたのかが分かるw

その意味で注目なのは「南京の真実」に関する扱いだ。今のところ日本共産党界隈ではほとんど話題になっていない。たぶん圧力もかかっていないと思われる。なんでだろ?




志位タンが胡錦濤に書簡を送った〜〜!!

チベット問題をめぐって、騒乱・暴動の拡大と、それへの制圧行動によって、犠牲者が拡大することを、憂慮しています。

 事態悪化のエスカレーションを防ぐために、わが党は、中国政府と、ダライ・ラマ側の代表との対話による平和的解決を求めるものです。

 そのさい、双方が認めている、チベットは中国の一部であるという立場で対話をはかることが、道理ある解決にとって重要であると考えます。


さすがにネットだけでなく、党内からの異論も無視できなくなったのだろう。内容的には全く平凡で見るべきところはないが、志位タンはこれで国民大衆に言質を取られた。

話し合いでの解決、けっこうなことだ。当然、自分たちの抱える問題に対しても、対話による平和的解決のテーブルにつくよなw?

それができなきゃ、いつもの、言うこととやることが違う実績をさらに積み重ねるだけだ。

石原慎太郎都知事が「世論調査気にしてたら政治はできない」といったのを報道。

石原発言は、政治を知る者が聞くと半分は正論だが、自分たちに都合がいい時以外、世論調査の結果なんか全く気にしていないと思える共産党が何を言ってんだろうw。

それにしても石原知事は今回は相当堪えたようだ。
石原知事は記者会見で、日本共産党が出した不信任決議案について「そりゃ、むべなるかな(もっとも)って気がするし、政治家にとって向こう傷みたいなものだね。これ背負っていきますよ」とのべました。

共産党系首長で不信任案を出された人は、こんなセリフ言わないよな……。


ポラリスの続報。

チベット問題で新たにエントリを立てているのだが……。

 チベット問題で、今日のしんぶん「赤旗」Web版で、
中国政府の「説明」を掲載すると伴に、
NGOの発表も掲載した

中略

日刊しんぶん「赤旗」では、毎日この問題をフォローし、世界各地からの反応も掲載している。

 さて、一つ前の投稿に対して、ニュアンスに多少の差はあるにしても
『日本共産党は、中国政府の言い分を無批判に掲載している。』
『暴力を肯定している』 等など
 と、断定したコメントが数多く寄せられているが、
 しんぶん「赤旗」を読むことなく、一面的・紋切り型に非難するというやり方は、その人の品性を疑わせるものである。 

 他者を批判するなら、その相手の主張や論調を『おおまかにでも』掴んでからするべきであろう。
そこのところを調べようともしないで、他人のコメントを論拠にして次々と非難を上載せするやり方は、稚拙としか言いようがない。

 これまで、これらのコメントには冷静に対応し、また削除せずに置いていたが、論評に値しないコメントは削除させていただく。

↑のリンク先のしんぶん赤旗記事、確かに中国政府の言い分を無批判に掲載しているようにしか見えないのだが……気のせい?

チベット自治区の件、日本共産党の報道

 【北京=山田俊英】中国チベット自治区のシャンパ・プンツォク主席は十七日、北京で記者会見し、ラサで起きた騒乱事件処理の過程で公安と武装警官 は「いかなる殺傷武器も使用しておらず、発砲もしていない」と語りました。また騒乱鎮圧にあたって軍隊は出動していないと語りました。

 同主席は、事件で十三人が死亡し、警察官六十一人が負傷、二百四十一軒の住宅と店舗、五十六台の自動車が放火されたと発表。死者はいずれも暴徒に 刺殺、あるいは焼き殺された市民だとしています。また、ラサ市内は「既に平穏になった」とし、七十―八十人が死亡したとの情報は「デマだ」と否定しまし た。

 一方、チベット自治区外事弁公室は外国人の自治区への立ち入りを当分認めないとし、現在区内に滞在している外国人に早急に退去するよう求めています。

これがアメリカ相手なら、外国人を退去させようとすることで「真実を隠蔽しようとするものです」とか書くと思うのだが……実際はこの通り。

それにしても、イラクのテロを報道する時とは、熱意が全く違いますな。

多喜二1多喜二2「小樽多喜二祭についての佐高信氏の社会的常識に反する行動」を掲載。

写真をクリックすると全文読めるが、要は週刊金曜日が小樽多喜二祭のツアーを企画して、そこに佐高信も行ったのだけど、

墓前祭全体に漂う共産党臭が鼻について、私は一人、とっとと坂を下ってきました
「政治的な少数派が勝つ道は文学を含む文化を大事にして、その可能性に賭けるしかない」「それなのに文学を政治の僕にしていては勝てるわけがありません」

等とサンデー毎日に書いたのに、小樽多喜二祭実行委員長が噛みついた格好。サンデー毎日自体は既に次の号になっていて、該当号は入手できなかったのだが、こういうのは論評に困るなぁ(^^;)

共産党員として死んだ小林多喜二をしのぶ催しに共産党臭がするのは、まぁ当たり前といっていい。その程度のことは佐高信も分かっていたはずだ。

しかし、佐高の言い分は、おそらくは「だから共産党を強く大きくしましょう」とか「今の文学はなっとらん」とか、いかにも宮本たけし先生が言いそうな放言が小樽多喜二祭会場で無視できないほど多く聞こえてきたのだろう。それに佐高はカチンときた。

事実、実行委員長寺井勝夫は「文学を政治の僕にしてはならないなどという場違いな佐高氏の言動」と評している。つまり、文学とは政治の僕だと思っているわけだw

それにしても、佐高信には噛みついても、「正論」で日本共産党の告発記事を書いている志波耕治タンには噛みつかないのが興味深いねwww

コロンビアのエクアドルへの越境問題。共産党の主張はこんなもの

昔から戦争は、国を疲弊させるものだから簡単にやるべきではないとされてきた。だいたい孫子からして「百戦百勝は最上ではない。戦わずして勝つことが最上である」と言っておるわけだ。

この程度のことは、南米の為政者が知らないとは考えにくい。まず平和的解決を目指すのはごくあたりまえの外交政策であって

自主的な平和の道筋が確認されたことは今後にも大きな意味をもっています。

なんてのは、ピント外れもいいとこ……あたりまえが理解できない、好戦的な感性で平和を語られても、ぼくちんは戸惑うばかりであるw


某所にリンクされていたのでビデオを紹介。

維新政党新風が3月7日に、参議院議員開館前で集会。その横には『慰安婦』問題アジア連帯会議実行委員会がいたらしく、こっちへきて反論しろと挑発。それを赤旗は

同じ場所では右翼団体が「従軍慰安婦は歴史のねつ造」などと真実に背く暴言を繰り返し、妨害しました。

というが、実際は論破されていると見ていい。

まぁ、女の人に野郎ばかりの集団の中に来いと言うのもどうかと思うが、一応いるらしい男は情けないね……。

残念なのは、こんな時に宮本たけし先生を押し上げられなかったこと。押し上げていたら、自民党の主任さんに言いがかりをつけて反論されると沈黙するたけし先生のことです。きっと新風の瀬戸タンVS共産宮本岳志の素晴らしい対決が見られたのに……ああ残念ww




だまし博士のだまされない知恵

書評欄で紹介。
共産党シンパで知られる著者の安斎氏は、こうした騙しの手口に関する本をかいたのは初めてではない。でも今回は共産党系列の新日本出版社から出たためか、多くの党員やシンパのblogで好意的な紹介がなされている。

ほかならぬ日本共産党の騙しテク、たとえばどう見ても大惨敗の昨年の参議院選などは、この人は一切書かない。そのため、党員にウケがいいのだろう。

この本を読むのはいい。だが、それを自分たちの党に当てはめるとどうなるのかと、一歩進んで考える共産党員が増えないのが残念であるw






学習・党活動のページによると。二月は1005人が入党申込をしたそうである。

いかにも千人以上党員が増えたかのようだが、しんぶん赤旗が減紙している状況から察するに、死亡や自主的な離党などをさっ引けば、実際の党拡大になっているのかどうか……

以前はトータル何人の増とか減とか書いていたんだが、それも書かなくなっていると、考えられるのは、実質減だよね

和歌山市議、後みつる氏の飲酒運転&当て逃げ事件。昨日の赤旗見解は写真の通り、同日の米兵の飲酒運転の写真も掲載するが、扱いの違いは誰が見ても笑える。

ついでにてんとうむし氏から紹介された和歌山市議団幹事長の見解だが、しんぶん赤旗同様、当て逃げについては触れないようにして、スキャンダルをわい小化させようとしているのがミエミエ。

で、同じ口で九条を語っているのだね。

後1後2

「せんたく」など衆議院選後の政界再編を睨んだ動きが水面上、そして水面下でも見え隠れしている昨今、もちろん共産党もその動きは掴んでいるが、考えはこの程度

 海外派兵の恒久法、改憲、消費税増税という国のあり方にかかわる重大問題が「大連立」「政界再編」の接点となっているのです。

 「政界再編」や「大連立」議連の動きは、自民、民主が“二大政党の対決”を演出しようとしても、「同質・同類の党」であることを示しています。

共産党は、不破たんの言うことにみんな従うロボットが議員をしているから分からないのだろうが、自民・民主は同質・同類の党ではなくて、共産党的に見ると異質・別物がごっちゃになっている政党なわけだ。

民主党と較べるとまだ自民の方がまとまりはあるが、それでも新自由主義賛成議員も反対議員もいる。党本部の意向に逆らう議員も当たり前のようにいる。なぜか?選挙の都合があるから。

しかし、現在の情勢下では、自民にせよ民主にせよ、単独での政権奪取は難しい。小沢一郎の最後の大舞台を潰した民主党のその後のていたらくは、皆さんご存知の通り。かといって自民党が逆襲に転じる可能性も低い。

だったら、一発勝負を懸けようかとする者がいても不思議じゃないし、だからこそ「政界再編」するとなると政局がどう動くかを共産党を除くすべての議員がなりゆきを注視しているわけだ。特に関西では冬柴タンあたり、針のむしろに座っている気分だろうなぁ……。

今の感じだと、自民も民主もイデオロギーを軸にして分裂と結束が進む可能性が高いと思う。もちろんどんな形になるのかはまだ不確実だ。そんな中、確実に言えるのは、共産党はそんな騒ぎの後でも他者オール与党と叫んでいるだけだろうこと。

なぜそうなるのか?自分の人生を賭けて選挙を行う者の気持ちが、専従という名のサラリーマンから、たまたま国会議員になれた人にはわからないということだw

ごまかしもう昨日になった「学習と党活動のページ」
見出しは、いかにも赤旗の部数が増えたように見えるが、写真をクリックすれば実際には減紙して「拡大数が減紙数に少し足りませんでした」が実態だとわかる。

せこいゴマカシかたですなぁwww

こんな裁判あったんだ……。

神奈川県川崎市が実施した幹部職員への政党機関紙購読調査は憲法違反だとして、市職員(当時)六氏が市に、謝罪広告・損害賠償を求めている裁判が二 十六日、横浜地裁川崎支部で開かれました。原告側は、同調査が憲法の思想・良心の自由を侵害するとする右崎正博独協大法科大学院教授(法務研究科長)の意 見書を提出しました。

 同調査は二〇〇三年、共産党市議が圧力をかけて市幹部に「赤旗」を購読させているとの公明党市議の質問に応え、阿部孝夫川崎市長が係長以上の市職員全員を対象にアンケートを実施したもの。

これで、公明党と共産党の綱引きが背景にあるとわかるが、なんだこれは?

意見書は、憲法が「内心の自由」を、絶対的に保障し国家が立ち入ってはならないものとしたことを強調。同調査の「市議から購読の勧誘を受けたとき圧力を感 じたか」との質問は、公権力である地方自治体が内心の価値判断に干渉し、個人の「内心の表白を求めるもの」と指摘し、「購読したか」との質問は個人の内心 の自由と密接にかかわる事項を問うことであるとしました。

苦しい説明だな……。これが正当化されるなら、安倍VS朝日なんて問題にされないだろう。いつもの自分に甘く、人には厳しい共産党がまたばれました。

それにしても、以前にもこんなネタあったが、根本には、役人が議員に恩を感じていないところにあると思う。ふだん世話になっていると思えば、黙って付きあい購読するだろ?

貧乏人は医者にかかるな!―医師不足が招く医療崩壊 (集英社新書 413I)

首都圏で産科医が足りないというニュース。最近、の本を読んで、医者が足りないというのは本当らしいとようやく理解した管理人は、共産党が言っていたのは正しかったと認識を改めた。でも、この本読んだら共産党の打ち出す対策くらいじゃどうにもならんのもわかるw

そうした変化した認識が正しいと確信できるのは、ここのくだり

 都立病院医師の平均月収(基本給・手当)は百一万三千六百六円と全国六十一の都道府県・政令市立病院で最低です。都は〇八年度予算案で常勤医師確保対策 として前年比八億八百万円増の九億六千万円を計上しましたが、日本医療労働組合連合会の全国調査によれば退職した医師の57%が他の病院に移っており、都 立病院の待遇面の改善が急務となっています。(古荘智子)

十分な収入だろw。つーかね、医師が少ないのに仕事が多すぎるのが問題なら、待遇改善したって効果ないよ。燃え尽きて辞める人に給料もっと出すといっても無駄。

給与を魅力的なものにすることで採用は容易になるかも知れないが、そうやって全国の病院が高賃金競争を続けても、医師の絶対数が少なければ効果はほとんどなく、給与だけが高騰する。

上記の本を読んでいると、共産党が言っている医師の定員増もしなければならないが、その程度で収まるほど医師不足は簡単な問題ではないそうだ。

この本には、医師の輸入、患者の輸出なんて対策も書かれている。発展途上国から医師を引き抜いてくるか、患者をそうした国に連れていって治療する。しかし、そうしたやり方は、発展途上国の患者にとって迷惑な話。自分たちの医師が日本にとられて、自分たちの医療がひっ迫する。

しかも、そうしたことをやったとしても、著者は医療の未来に悲観的なのだ。それほど事態は深刻らしい。

既存の医療体制の維持はどう見ても不可能。ならば医療体制をどう再構築するのか?そこが見えずに待遇改善や医学部の定員増を打ち出すだけなら破綻は見えている。

どうすりゃいいんだろうねぇ……。

共産党が身内だと思っている各種団体のことを共産党用語で民主団体と言うが、その民主団体にマスコミが取材が来ていると言うニュース。

全国革新懇は二十五日、東京都内で代表世話人会を開き、この間の政治情勢について意見を交わしました。民主団体に、一般紙やテレビ局から取材依頼が相次いでいることが各団体から報告されました。

こんなことがニュースとして取り扱われること自体、何なのこれ?て感じだが、ふだん無視され続けているから、嬉しくてしょうがないんだろうなぁ……w

そんなことよりも、なぜ民主団体がふだんマスコミから無視されているかを考えないといけない。理由は簡単。民主団体は共産党の言うことをおうむ返しに言うだけだから、赤旗読んでりゃそれ以上取材の必要がないのが普通だからだ。

実際問題として、マスコミがネタにしやすい民主団体と言えば、食品分析の技術と設備をもち、独自調査を行う農民連くらい。その農民連にしても、政治面の活動はほとんど無視される。

共産党の民主団体統制嗜好が、ほかならぬ民主団体の仕事をメディアに過小評価させているのだ。いい仕事している団体もけっこうあるんだけどね……。

いつものことだが、新しい政治のムーブメントを起こそうとする動きに対して、日本共産党は蚊帳の外

個人的には、せんたくの将来を悲観的にとらえている。しかし、自分が政党関係者なら、せんたくと通じるパイプくらいは作っておく。それが普通の判断だろう。一番嫌なのは、相手にされない、声がかからないことだ。

でも共産党は、そんなことは考えていないようだ……いや、声がかかからないので「二大政党制促進」とか分けの分からない理由をつけて批判しているのだろうか?

特別法人税導入に反対する塩川議員を報道。

ぼくちん、税制に関してははっきり言って素人の上に、塩川議員が何を行っているかも完全に理解しているとは言いがたいので間違っていたら指摘いただきたいのだが、要は地方交付税を増やして。特別法人税

特別税は、都市と地方の格差拡大を防ぐとの口実で、格差拡大の要因としてあげられている法人事業税(都道府県税)の税収の二分の一(約二・六兆円)を国税化し、譲与税として都道府県に再分配するもの。

を導入するなと言うことでOK?

で、調べてみると、地方交付税は東京都ゼロで、他の道府県ではもらっている。最も少ない愛知県で700億、多い北海道で約6800億で、その差は10倍近い。おおむね経済力のある地域は少なく、ない地域は多いように見受けられる。ま、所得格差の調整が目的だから当然だが。

次に都道府県別の法人税額を調べてみると、東京が圧倒的なトップで7兆円。東京の1パーセントも法人税がない県はいっぱいあるようだ。

最後に人口比を見てみる。東京と人口の最も少ないクラスの県との差は。ざっと見て15倍ほどか……。

地方交付税の削減によって大変なことになっている道府県は少なくないのだから、増額はいいとしよう。しかしこれだけ極端に開いている自治体の税収格差の調整チャンスを潰すのはいががなものか?

塩タンが、地方のことを考えて質問しているか、疑問だな……。



カストロ引退キューバのカストロ議長引退のニュース。世界的な大ニュースだから、多くの一般紙がイージス艦漁船衝突事故と並んで一面報道している。

しんぶん赤旗は、国際面でこれだけ
かわりに一面にあるのは、石井郁子タンの質問と党&民青のビラくばり。

日本共産党にとってカストロ議長引退よりも、郁子タンの質問やビラくばりの方が大ニュースらしい。

というか、一般紙の方がカストロ議長について大きく扱っているのではないかな?



京都市長選、負けたとは言え惜敗だったということで、日本共産党はまるで勝ったかのような大騒ぎw当然村山候補に感謝する気などあろうはずもなく

全十一行政区のうち、中村氏は京都市北、右京、南の三区で第一位となり、左京区でも門川氏を約三千票上回りました。

左京区は村山氏がトップだったのを、見て見ぬふりがかわいかったりするが、やはり一番面白いのは、いつものブーメラン主張。

門川氏は当選したとはいえ、「オール与党」四党が昨年の参院比例で得た約四十五万票から十五万余票にまで大幅に減らしました。有効投票の37%、有権者比13・8%、七人の一人の支持しか得られませんでした

共産党の中村候補もその程度しか取れなかったんだが……。でも、みんな許してやろうじゃないか!共産党市長候補惜敗なんて、百回に一回もないんだ。常敗集団だから、たまにはこんな思いもさせてやろうじゃないか。勝てなくてもこれだけ喜ぶんだから、いいだろw?

ゆうPRESS

兵庫県の労働組合「〜波〜」の紹介記事。「ど素人たちの連帯」とキャプションが入っている。

 「労働組合ってナニ?」。これまで無権利の状態に置かれていて、労働組合運動についてまったく知らなかった若者たちがユニオン(労働組合)を結成してたたかいはじめています。「貧困と格差」社会の変革を求める、兵庫県の若者の取り組みを紹介します。菅野尚夫

 「メチャ悔しかった」。兵庫青年ユニオン「〜波〜」の書記長、赤木涼子さん(31)は、組合を作ろうとした胸の内をそう語りました。

 赤木さんが悔しい思いをした出来事は、親しかった友人が福祉系の4年制大学を卒業したものの、就職先がなく、「世界のトヨタ」系の期間工として働き、工場閉鎖のために解雇。仕事が見つからず自衛隊員になってしまったのです。

 赤木さんはいいます。「いくら努力しても就職できない。学費が高くて、卒業と同時に学生ローンの借金が200万円以上も残っている。10年かけて 返済しなければならない。自衛隊員になった彼を責めることのできない悔しさ。格差社会をつくった政治は、私たちをメチャばかにしている」

 赤木さんは、神戸市で働く契約社員です。市議会の事務職で働き1年契約。給料は神戸市から出ていますが、手取り14万5000円。「年収約200万円の働いても働いても貧しいワーキングプアです」と苦笑します。

素人なのに自衛隊に対する嫌悪感……臭いますなぁw。赤木涼子で検索をかけてみると、まず彼女は民青同盟員であり、3年前に専門学校の中で逮捕された民青同盟中央常任委員門屋史明たんの婚約者(結婚しているならダブルインカムで食えていると見られる)。なもんで「権力の横暴とたたかいぬきたい」とおっしゃております。

どう見ても、素人じゃありませんw。前衛党論をひも解くまでもなく、間違いない「職業革命家」さまでございます。

しんぶん赤旗近畿のページ。日本共産党奈良県委員会が十五日、奈良県警が民青同盟員への「スパイ強要」に抗議したというニュース。抗議の申し入れ文書によると

昨年九月ごろ「山出」と名乗る警察官が男性民青同盟員(26)の同僚の詐欺事件をきっかけに同盟員を料理屋に呼び出し、酒食の接待や車用品の購入に関するあっせんを行うなどの働きかけを行い、その過程で民青県委員会の役員の氏名や活動状況を聞き出そうとしました。

とのこと……なるほどねぇw
「ゴルァ!酒飲め!この刺し身も食え、旨いぞ!」
「お前、いい車乗ってんじゃないか。フルエアロにしたらカッコいいだろ?安く買えるようにメーカー直で買えるようにしてやろうか?」

ぼくは恐怖のあまり目の前が真っ暗になりました。真っ暗になった先には、オプションパーツフル装備になったマイカーが浮かんでいます。ぼくは震える声で言いました。

ぼ、ぼくは、赤いBMWが欲しいでつ……大阪の宮本岳志同志が参議院議員時代に乗っていたような」

「たかが民青の役員の氏名ごときに何をのぼせたことを!」

「も、もし、しゃべったら、ぼくは査問されてスパイと言われるんですよ。そ、それなら、HDDナビをBMWに付けて下さい。そうしたら活動状況もしゃべります」

「なめとんのか、お前は!」

なーんて会話でもしていたのだろうかw?
ま、こんな条件県警が飲むようだったら、奈良県警には情報が集まりすぎてしまうだろうw

以前からやっている続消費税なぜなぜ問答。今回は大資産家優遇税制

読めば分かるように、日本共産党は
  1. 高額所得者に対する所得税率
  2. 資産に対する税率
  3. 相続税率
この三つが大資産家優遇だというのだが、共産党の言う税制にしたところで入ってくるのは1の五千億と2の一兆円、3は3千億もあるまい。ということは増収しても、二兆円にもならない。しかし、それよりも深刻なことがある。相続税だ。

外国はどうなっているのか知らないが、日本の相続税率は高いと言われていた。しかし、そんなことよりも重要なことがある。中小企業の場合、相続税によって事業継続が困難になる場合があることだ。

ちなみにそうした問題を回避させようとする法案が昨日出されたのだが……中小企業の味方は福田政権か日本共産党か、よく考えましょう。

今日の主張

 京都市長選には四人の候補が立候補していますが、選挙戦は事実上、「いま正義を・京都市政を刷新する会」が推す中村氏と、自民、公明、民主など「オール与党」が推す前市教育長の門川大作氏の一騎打ちです。「市政刷新の会」は広範な市民・団体と、日本共産党も参加する「民主市政の会」で構成します。市民と「オール与党」の対決構図は鮮明です。

いつも全候補に平等な扱いをと言っている共産党らしく、二十代の元市議、村山祥栄氏や岡田登史彦氏は無視なのがステキですが、今回の選挙の注目株は誰が見ても村山氏でしょう。自民党推薦候補が別に出ているので、自民党系候補としてはタイゾー的な大変苦しい選挙戦を余儀なくされるわけですが、自民党推薦の前教育長の経歴もあるので善戦する可能性もなきにしもあらず。

そうなると、日本共産党は漁夫の利で当選なんて可能性もあるわけですが、市民団体から推されたという村山氏には期待する声を聞こうとすると、こんな書き込みがありました。

京都は共産党の力が強いところですが、市民はちゃんと共産党のやることを見ているようです。 続きを読む

京都市長選選告示のニュース。「不公正な行政ただそう」のタイトルが勇ましい。がぁしかしぃ〜

都市長選挙が三日告示され、幅広い市民でつくる「いま正義を・京都市政を刷新する会」の中村和雄候補(53)=無新=が第一声を上げました。

 ほかに、自民、公明両党と民主、社民両党府連が推薦し、現市政の継承を掲げる前市教育長の門川大作候補(57)、現市政与党の元市議(29)、会社相談役(61)=いずれも無新=が立候補しました

せめて名前ぐらい書いてやれよ。特に若い元市議は、市民が担ぎ出したということで、とっても注目されている。票奪われそうで嫌なのはわかるけどさぁ、行政の前に、自分たちの不公正な報道姿勢正そうぜw


日本共産党の毒餃子に関する対応は、とっても興味深い。

米国産輸入牛肉の場合は、一人の死者も重傷者も……軽傷者すら出ていないのに、輸入禁止を評価。輸入再開に当たってはとっても慎重でありました。

中国産毒入り餃子の場合、今のところ死者は出ていないようですが、重傷者、軽傷者は間違いなく出ています。が、検査を強化しろと言っても輸入を止めろとは言いません。

そして中国政府の対応の素早さをいち早く報道!

なぜ米国産牛肉に厳しく、中国産食品に甘いのでしょうか?







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