日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+

日本共産党や民青同盟、またやりよった……ぼやきのブログ

カテゴリ: きょうの赤旗2007-2008

7日の志位委員長の代表質問に反響が寄せられたというニュース
「就職難を考えるつどい」実行委員で東大文学部4年の某くん

学生の就職難について国会で質問してくれ、心強いです。今年の就職難はひどい。早稲田大学や東京大学の知人も、就職留年を決めています。昨年度決まらず、就職留年をしてもまだ決まらない先輩もいます。

だったら、もう遅いが必死になって就職を決めることだ。規模や知名度で選ばず、できるだけよさそうなところ入る努力をせよ。就職留年は選ぶな!

だって景気が良くなっても採用枠が増える時代ではないから。パナソニックショックを舐めてはいけない。景気が良くなっても日本人の採用が増えるとは限らない時代に入りつつある現状認識を持たねばならない。

なぜこんな時代になったかを考えるべきだ。日本企業のグローバル展開など以前からやっている。外国での売上構成比が半分以上ある会社なんて珍しくも何ともなかった。だからむかしから円高局面になると日本中が慌てたのだ。そんな時代でも、日本企業が外国人を主に採るなんてことはなかった。なのに今なぜこんなことになったのか?

識者は、大学生の数が増えすぎたことを指摘するが、確かにそれも理由のひとつだろう。しかしそれ以上に問題なのは、外国人の方が安くて優秀な人材が採れるという判断が企業の方にあるのだろうと思う。大学一年、二年の人はがんばって勉強しよう。

それと間違いなく言えることをひとつ。
この程度の質問で心強いなんて思っているような大学生を欲しがる会社?はあかつき印刷か新日本出版社、日本共産党くらいだから、そのへんを全力でアタックすること。それでだめなら

志位質問?そんなもん関係ない。自分の道は自分で切り開くのだ!

と考えを完全に変えること
。そうすれば東大や早稲田あたりだとまだ目はあるはずだ。

日本共産党の尖閣諸島問題に関する見解

世間では漁船だ捕・船長逮捕事件の時に赤旗が沈黙していたため、尖閣諸島問題に日本共産党はスルーだと言われているため、掲載した記事であろう。

尖閣諸島は日本領であり、中国や台湾の領有権の主張は認められないと言う立場。しかしチベット問題同様話し合いで解決しようとする姿勢。話し合うなら、自ら率先して不破志位が訪中などして解決する気はないのが見え見え。

ここでガンと是々非々の姿勢を中国政府に見せたら、日本共産党を見直す人も出てくると思うんだが・・・。

当然選挙も勝ちやすくなるしね・・・

一昨年の池内さおりタンの主張



親からアカと言われた。そんなことをするために東京にやったんじゃないと言われて。
親にも応援して欲しかった。それで電話をかけ続けた。

言いたいことを言える自由を勝ち取ったのは多喜二なんですよ・・・(中略)と一生懸命説明した。今では熱烈なファンになってくれている。

はぁ・・・タマが良いからあんまり文句を言いたくないというか、共産党指導部の罪の重さを再確認するのだが、一つわかったことがある。

こんな二十代の女の子が言うなら、共産党の主張も耳を傾ける人はいるだろう。でも同じことを共産党に多い高齢党員が言ったらもうバカにされるしかないよなと

日本共産党活動ページ

「党と赤旗の役割に確信もち、全ての支部が読者三割増へ抜本的な活動強化を」という檄文なのだが

率直にいって党勢拡大のとりくみは一部の支部、グループ、一部の党員、議員の活動にとどまっており、全党あげての本格的な活動にはまだなっていません。三月も半ばを過ぎようとしている今・・・
以下略

蟹工船ブームは共産党ブームではなかった。党員はどんどん増えてますは大嘘だった。そりゃ嫌になるよな。

選挙結果は比例三議席はほぼ確定だろう。注目点は東京選挙区の小池晃がどうなるかだけ。その東京が二月の減紙数の1/3を占めていると来たもんだ。

100日後の誌面が見えてくるようだ。
「三議席を守りきりました」って。

衆議院が本日解散するが二日前の市田発言

衆院解散が2日後にせまった19日、日本共産党の市田忠義書記局長は、政治討論番組に相次いで出席し、総選挙に臨む姿勢について「日本の進路が問われる選挙だ。日本共産党の躍進で、自公政治に決定的な審判をくだす選挙にしたい」と表明しました。

市田氏は「(総選挙では)自公政治に真正面から立ち向かってきた日本共産党の躍進で、文字通り自公政治を終えんさせる立場でがんばる」


いやぁ、審判とか民主党が言うんならわかるんですよ。どう見てもボロ負けが見えている、都議選でも自公以上に決定的な審判を受けた政党の代表が言うと冗談に聞こえるのは気のせいでしょうかw?

今年は多忙ゆえ、年末年始の更新はお休みしようかと思っていたのですが、たけし先生、ぼくちんに休息を与えたくないようでつw

今年一年のわが党の国会論戦と、職場・地域・学園での支部や党員の奮闘は、その仕事を大きく前進させ、日本の政治を大きく動かしてきた一年だったと誇りをもって申し上げることができると思います。参議院選挙直後に「新しい政治のプロセスのはじまり」と私たちが語った時には「議席を減らしていながら、また、負け惜しみを言うのか」というような「雑音」も聞こえてきましたが、1年たって、この一年間が、国民の声が政治を動かす「新しい政治プロセス」の始まりだったことを否定する人はいないでしょう。

自公同様、大きく議席を減らしていたくせに、自公政治はノーの審判が下り、自分たちには「新しいプロセス」などと勝ったようなことほざくからから笑われるんだがw
だいたい新しい政治プロセスなんて、もう志位タンも言ってないでしょうw?

それにしても驚いたのは、ここ!

そういう活動を通じて選挙勝利の要である「強く大きな党の建設」という点でも、全党の総力をあげてとりくみ、府下各地の奮闘で前進をかちとりつつあります。これはまだ現在進行形の活動ですが党としては28年ぶりに党員・「しんぶん赤旗」読者ともに増やして、この2008年を終え新しい年を迎えつつあります。そして、日本に新しい歴史をひらく「総選挙の年」2009年の幕開けも、いよいよ目前です

共産党を応援する台風が吹いた2008年、つい一週間ほど前に増勢か後退がギリギリと言っていた水準しか増えていない共産党員と赤旗。そしてこれが28年ぶりの成果だって!?

よくこんな恥さらしなこと、臆面もなく自慢できるな....さすがわ宮本岳志せんせいでつwww

自衛隊で、出て行く部隊を裸で見送る「儀式」をセクハラ・いじめ体質と報道。

門衛こそいませんが、自衛隊施設のいわば玄関口で起きた不祥事です。自衛隊員の集団による不適切な行為が許される場ではありません

 想起されるのは、海上自衛隊の特殊部隊「特別警備隊」での異動する隊員を死に追いやった「集団リンチ」事件です。自衛隊は「自発的な送別行事」といいわけしました。

そういう問題ではないだろうw
いや、一部若手の自衛官が裸を「強制」されたというなら問題だが、こういうこと好きでやる馬鹿もけっこういるからねぇ。しかもここ、教育施設のようだし。

この手の馬鹿をやる者は、男子校にいた人なら一度は見たことがあるはず。裸で大声で叫びながら廊下を走って笑われて喜ぶような奴ねw
女の目がないと、こういうことをやって喜ぶ馬鹿は、どこの男子校にもいるもんよ。

学校なんだから、大目に見ろよw

自衛隊装備品の後年度負担に文句をつける赤旗。

後年度負担とは、艦船のように発注してから取得するまで複数年かかるものを購入する場合、最初から複数年度の契約にして、翌年度以降も支払いを続けるもの、というのが防衛省の説明です。

 最初の年は契約だけで見かけは少ない予算を計上しても、翌年以降、何年にもわたって予算を先取りすることになります。予算の「単年度主義」という原則を掘り崩すことにもなります

 例えば、イージス艦を守る護衛艦二隻の調達額は千四百五十一億円ですが、来年度の支払いは二億円で残りは後年度の負担に回されます。それでも護衛艦調達の目的は達成されるのです。

 見過ごせないのは、後年度負担の仕組みを悪用して、軍備を拡大し、戦争態勢づくりの予算を長年にわたって確保する仕組みがつくられていることです。初年度は少ないとはいっても、来年度の新規の後年度負担額は一兆七千四百一億円にのぼります。これは軍事予算のあらゆる分野で後年度負担の仕組みが使われているためです。

へ〜そんな方法で高額な武器を買っているとは知らなかったけど、要は分割払いなわけだ。それがダメだということは、日本共産党の支払いはいつもニコニコ一括払いということだねw?

それと、防衛費の内訳を見てみると面白いですねぇ。赤旗の言う後年度負担を防衛省は歳出化経費と呼んでいるようですが、その比率は1/3くらい。あとは人件・糧食費と一般物件費でつね。

いったいどこが軍事予算のあらゆる分野ですかw?

そうそう、専従の人件費すら遅配欠配で次年度以降繰越、場合によっては踏み倒す政党がありましたな。こんな政党、日本共産党は絶対に許しませんよねw?

志位タン、トヨタの幹部相手に頑張ってるね。

志位氏は、内需を低迷させたのは政治の責任とともに、大企業の企業行動に大きな問題があると指摘するとともに、豊田章一郎名誉会長が、終戦直後、経営危機のなかで雇用を維持するために事業を広げようとカマボコづくりの修業を行ったことにもふれて、「トヨタがその社会的責任を深く自覚して、大量解雇を中止・撤回するよう重ねて求める」とのべました。

うんうん、悪くないが、もう一押ししたいところ。
たとえば、雇用の維持の手法としてワークシェアリングがあるが、導入は難しい。それなりに収入があっても住宅ローンだ、子供の学費だと金が要る家庭ではけっこうキツキツで金を回していることも多い。ワークシェアリングによる賃金の減少は、そうした家庭には受け入れがたいだろう。

ならば、たとえばこんな相談を持ちかけてみても良いのだ。

「ところでさらに状況が悪くなったら正社員のクビも切るんですか?」
「・・・・」
「現在我が党ではワークシェアリングによる雇用維持はできないかと検討しておるのですが、どう思われます?できないとおっしゃるなら、理由をお伺いしたい。たとえば子供の学費が問題になるとおっしゃるなら、学費無料化を政策をこれまで以上に強く推進しなければなりませんから」

とかね...いや〜タチわるいね、ぼくちんw

韓国の中央日報が、日本共産党の党員増について報道している。当blogの読者には「何を今さら」の感が強いと思うが、それにしても続報がありませんね

記事のタイトル通り「不況で日本共産党入党者が日々増加」しているなら、リーマンショック後の今ごろ今年の新規入党者は2万人を超えていても不思議じゃない。

もし今も順調に増えていたなら、続報があると思うのは気のせいかなw?

追記
本日の日刊紙によると、志位、市田署名の四面記事において12月の党勢拡大は運動の規模・速度は、全党的には、党員も日刊紙・日曜版読者も増勢か後退かのぎりぎりという状況にあり(以下略)とのこと。

不況で党員が増えるなら、この12月は急増しなきゃならないわけだが...

史上初と言われる経団連と日本共産党との会談。

記事の通り、話し合いは平行線に終わっているが、ま、最初はこんなもんだろう。

今後失業率がどれほど上がるのかわからないが、どれだけセーフティネットが整備できるのか?当blogの一部常連さんも言っておられるが、経団連が失業者対策として何ができるのかをもっと詰めていかなければならないだろう。その際に、共産党がどんな提案ができるのかがポイントだ。

その点で、御手洗冨士夫会長あての要求書はいい線を行っている。

日本経団連の初代会長である奥田碩氏は、かつて「不景気だからといって、簡単に解雇に踏み切る企業は、働く人の信頼をなくすに違いない。そして、いずれ人手が足りなくなったときには、優秀な人材を引き止めておけず、競争力を失うことになる」、「仮に現在、人が余っているというのなら、その人材を使って新しいビジネスに生かす努力をしてこそ、経営者というものです。それもできないようでは、経営者の名に値しません」(「経営者よ、クビ切りするなら切腹せよ」)とのべています。

もちろん経団連としては、ここで言う「解雇」とは正社員のことだと言うだろう。それは正しい。もともと仕事が無くなった時らに、容易に減らせるから非正規労働者を雇ったのだ。

これまでは、派遣先で解雇されても行く当てがあった。しかし、今はないのだから、これまでと同様のやり方は通用しない。

日本を揺るがしている大量の失業者の発生に対し、経団連はどんな対策を取るべきなのか。何もしない、国が面倒見りゃ良いでは通らない。もちろん国もやらなきゃならないだろう。だからと言って、経団連がなにもしなくていいことにはならない。

次に経団連に行く時は、そのあたりを突っ込む材料を用意して臨むべきだと思ふ。

しんぶん赤旗日刊紙が素晴らしい(だから買って読めw)という記事。

高くて面白くないから、党員ですら日曜版はとっても日刊紙を取ってくれないんだからさ、読者にどうすれば魅力的な新聞になるのか提案してもらった方がいいと思うが....。

実際には、
「何度か(購読を)やめようと思ったことがありましたが、」
「経済的な事情もあり、そろそろ新聞をお休みしようかなと思っていたところだった」

読者を引き止めろ!という党中央の指令なんだろうけどw


ゆきとどいた教育を求める全国署名」(教育全国署名)の集約集会が十二日、東京都内でありましたというニュース

 知事が私学助成削減などを行おうとしていることから結成された「大阪の高校生に笑顔をくださいの会」の高校生たちは、運動のなかで実現した知事との懇談で、「自己責任が原則。(いやなら)日本を出るしかない」「義務教育までの力があれば(いい)」などと発言する知事と高校生とのやりとりを映像も交えて紹介し、「私たちは有権者でないが主権者。それが分かったのも、高校で勉強できたから。もっと勉強しようと思う」と語りました。東京の大東学園高校の高校生も私学助成を求める運動に生徒が先頭に立っていることをのべました。

あ〜もしもし?国民主権について中学校で学ばなかったかなw?

 全国父母懇・すすめる会代表の清元美幸さんがあいさつ。全教の中村尚史さんが基調報告し、署名運動が一九八九年の開始から二十年目を迎え、高校生の自主的なとりくみもすすみ、大きな成果を生んでいることを強調。貧困と格差が広がるなか、お金の心配なく学べる日本めざしていっそう署名を広げようと呼びかけました。

 集約集会は、全教や全国私教連、全国私学父母懇連絡会などでつくる「ゆきとどいた教育をすすめる会」が主催。集会後、財務省前で行動しました。

だいたいこの会場に来ている高校生の団体は「大阪の高校生(以下略」だけのようなんですが、自主的な取り組みねぇ……自主的とは革新懇に組織され、共産党の言うことを真似ることでしょうかw

障害者の雇用率が日本は低いというニュース。

最近は読んでないのでよく知らないのだが、昔は日経新聞の求人欄に障害者雇用の募集が出る前後に、こうしたニュースが流れるのが常であった。実際、法定雇用率を満たしている事業者は少ないのが現実だろう。

だからといって高橋ちず子たんの言うことが正しいとは思わない。

中小企業が障害者を雇用できるよう助成金制度を手厚くすること、特に大企業において、障害に起因する差別をなくし、『雇用しないことは恥ずべきこと』という考え方の土壌作りを期待する」と求めました。

障害者雇用に積極的に取り組んでいる会社も少ないながらもあるんだが...そういう会社の事例を集めて、どのような方策をとれば身障者が健常者同様の仕事ができるのか勉強して欲しいんだよね。

助成金の増額なんて、アホでも言えるんだからさ。


学習・党活動のページ
「全党員が日刊紙を読もう」と「浜野副委員長に聞く」とする記事。
いつもの内容だが

少々経済的に困難であっても、何かを節約したり、やりくりしてでも日刊紙を購読しようという自覚

を党員が持つことだ大事だとか....「一カ月、二ヶ月」でいいからと言われて付き合いで短期だけ購読する期限読者が党員にも少なくないとも書かれている。幽霊党員も四人に一人いると言われているにそりゃ無理よ。

そんなことより、党員の払う党費やしんぶん赤旗購読料を累進課金をしたらどうか?
所得の高い不破、浜野など幹部会役員は、党費を年収の半分、しんぶん赤旗購読料は年間28万円(通常の10倍)とか。もちろん、党費もしんぶん赤旗購読料も収入額が下がると累進率は下がる。

多少事務が煩雑になるが、金持ちからもっと取れとするのは日本共産党の党是であるから問題はない。もちろん、ワーキングプア党員に対する減免措置は継続だ。

そんな党決定がでると、不破哲三から先に幹部会を降りて離党したりしてw


日本ブサヨ党のぶさよでいっく委員長は四日の会見で、前日に党決定された二〇〇九年度日本共産党の基本方針について問われ、「破綻(はたん)し、ボロボロになった旗にしがみついているようなもの」だと批判しました。

 党決定は、専従党員の給与遅配欠配を毎年拡大することを放置する「すべては不破哲三のために」と党費を払えない党員増による地区委員会の負担を「維持」しつつ、「(経済)状況を無視してとにかくしんぶん赤旗を拡大せよ」としています。

 ぶさよでいっく氏は、党の現方針がもう続けられなくなっていると認めながら、撤廃するといえない日本共産党の態度を批判。「これまでの『しんぶん赤旗拡大』による財政再建路線がいよいよ破綻したことが明らかになった。破綻したが、ボロボロになった旗にしがみついており、これを捨てるに捨てられない状況だ」と述べました。

 ぶさよでいっく氏はさらに、この破綻の原因について「党中央委員会に対する無批判自体が間違っていた」と強調。敗北の責任を問われない幹部会幹部と、宮本たけしのような候補者擁立の二つを「聖域」にしたまま、無理な寄付を募り、入党者の夢をを崩し続け、勝てない選挙に熱中してきたやり方がゆきづまったのが現状だ、と述べました。

 ぶさよでっぃく氏は、「二つの聖域」にメスを入れ、幹部会幹部の責任を拡充し、基本方針を党員の暮らし中心に改革するという方向での根本的転換が必要だが、指導部にはその見識も立場もないと述べました。

また、会見を終えたぶさよでっぃく氏は「旗を例えに出したら、突っ込まれることくらい分からんのか、このボロ旗が!」とぼやいて会場を後にしました。

ポスドクなど若手の院卒が食えない件

千葉大学名誉教授の三輪定宣氏は、一九九〇年代の政府の大学院拡充政策によって大学院学生を急増させたが、修学・進路保障を伴わないので当事者に大きなし わ寄せをもたらしたと発言。さらに科学技術政策で、任期後の待遇などの手当をしないまま「ポストドクター等一万人計画」などを推し進め、国の政策が問題を 深刻化させていると指摘。博士課程卒業者の就職率が50%台で、留年や失業者、非正規就職者の累積などをあげ、「若手研究者の研究生活・雇用保障は自助努 力でなく」、国の責任で制度的に改善を、とのべました

実際、ぼくちんも大学院拡充の際、もう働いていたけど、大学院に行ってもいいなと思っていた。幸い、当時持っていた株が投資額の四倍くらいになっていて、売れば下宿しても2年分の学費と生活費くらいは捻出できた。

でもやめた。理由は大学院を出たあとの進路が不透明だったからだ。政策として大学院卒が増えるが、主な就職先である大学は少子化で減っていくのは確実な情勢だったわけで、こりゃ卒業しても仕事がないぞと...実際はあったけど、気がついた時にはもう遅いw

ま、それはともかく大学院に行くくらいの知性の持ち主なら、みんなその程度のことは分かって行っているはず。最悪自分が就職できなくなることもあると覚悟して大学院に行ったはずなのだ。

いわゆる派遣労働者の苦境と、ポスドクなどの研究者の違いはここにある。就職口がなくてやむなく派遣と、自ら食えなくなる可能性を知った上で飛び込んでいった者を同列に見るのはいかがなものか?

自動車会社が配当を三円削減すれば非正規雇用は守れるとする記事。

まだ今年はいい。来年はもっとひどいことになると予想されるのにこんな記事を臆面もなく書くとは....。せめて回復基調になってから書くなら、まだわからんでもないんだけどね。

党に安易にカネを出す党員が多すぎるから、こんな記事を書く記者を作ってしまったんじゃないかと思うな...。経済感覚なさすぎ。


経済時評・・・まぁ、ひどい。いちいち引用するのもバカらしいから一部だけ。

しかし、GMの経営不振の背景には、短期的な利益を追求し、経営者と株主への利益配分を最優先する米国流経営の行き詰まりがあります。そのために、 欧州や日本、中国、インドなどの新興国も加わった激しい新車開発競争に敗北したのです。著名な自動車産業アナリストのマリアン・ケラーは、すでに『GM帝 国の崩壊』(原著は一九八九年)のなかで、巨大化したGM経営の病根を指摘しています。

新車の開発にビッグスリーは後れを取ってはいない。技術的に劣ってもいない。ホンダの可変シリンダーシステム同様の技術だって持っている。燃費も悪くない。

問題は世界で売れる車、特に小型車を作れなかったことにある。日本車が売れ始めた第二次オイルショック直後に、GMはそのことに気がついていた。そんな時にアメリカで流行していたのが、ポーターの経営戦略だったのがつまづきの始まり。

競争優位の戦略?いかに高業績を持続させるか
競争優位の戦略?いかに高業績を持続させるか


日本車の強かった小型車に殴り込みをかけ、小型車も作れるメーカーに脱皮すべき時に、「選択と集中」戦略をとり、自分たちの強い大型車市場に逃げ込んだ。そこを日本や欧州のメーカーが20年かけて蚕食しているところにサブプライムショックががやってきた・・・。

GMが小型車を作ってこなかったわけではない。しかし、力を入れてこなかったのは確かだ。キャバリエに至ってはトヨタが売ろうと懸命になっていたのに、日本側がGMの熱意が足りないとこぼしていたくらいである。

個人的には、ポルシェ(フォルクスワーゲンを傘下に持つ)やトヨタあたりが買収するくらいしか救済策がなさそうな気もする(小型車が作れなければ、どうせ未来はないから)

ついでに指摘しておこう。

 GMが開発・発展させたモデルチェンジなどのマーケティング手法、投資収益率などの会計手法、分権化などの組織手法などは、今日にいたるまで、大企業の 経営手法の模範として定着してきました。P・F・ドラッカーがGMを調査して書いた『会社という概念』、A・D・チャンドラーがGMとフォードを比較した 『競争の戦略』、GMの経営者だったA・P・スローンの『GMとともに』などは、経営学の古典的著作になっています。

間違えるなよ....「GMとフォードの比較」も笑止千万。チャンドラーの本に出てくるのは、デュポン、GM、スタンダードオイル、シアーズローバック。「競争の戦略」にはありとあらゆると言っていいほどたくさんの会社のことが載っている。GMとフォードの比較なんてあったって1ページ分くらいのはず。(確認のため読み返していないけどね)
組織は戦略に従う
組織は戦略に従う

海上自衛隊の弾道ミサイル迎撃試験が失敗したニュースを“壮大なムダ遣い”と報道。

弾道ミサイルを撃ち落とすのが困難なのは以前から分かっていることで、実験を重ねて技術を確立して行くしかない。トライ&エラーをムダ遣いと言うなら、ほとんどの自然科学の実験はムダ遣いと言うことになる。アホか...

自衛隊はミサイル迎撃試験の結果を生かし、次の実験をする時にはもう少し技術に厚みを持たせているだろうし、いずれは迎撃できる技術を得るだろう。

それに較べて日本共産党は何度も同じ路線をくり返し、それゆえ何年にもわたって議席と赤旗を減らし続けている。

何度失敗したら分かるんでしょうねぇ....



トヨタに非正社員の正社員化を求める記事なのだが

トヨタの連結子会社レベルで非正社員の正社員化をしても、レンゴーと比較して、経営になんの問題もないことは、経営指標が示しています。トヨタグ ループ全体の内部留保は十三兆九千億円です。社員(三十一万六千人)一人当たり内部留保は四千四百万円です。レンゴーの四倍近くです。派遣・期間社員など 非正社員(八万七千人)全員を正社員化しても、社員(四十万三千人)一人当たり内部留保は三千四百五十万円もあります。経営が危うくなる危ぐはまったくあ りません

1年でこれだけ食いつぶすなら、間違いなく危ういだろ……。あほとしか言いようがない。

株価下落で、公的年金が大損している件。日本共産党の見解

小池氏は、「十兆円近い損失が出ようとしているのに、厚労省は次回の年金再計算で二〇〇四年時点で想定した利回りを上回る設定をしている。あまりに 甘い見通しだ」と指摘。アメリカなどでは年金の株式運用をしていないことを示し、「国民の貴重な財産である公的年金資金を、株式などでリスク運用すること を考え直すときだ」と求めました。

アメリカで 有力な機関投資家というと、年金基金を抜くことはあり得ないが……、それはそれとして株式=リスクが高いとは、少しは勉強して欲しい。敵を知らず、己も知らないで勝てるか!

ヘッジファンドの活躍で印象が悪くなってる「ヘッジ」という言葉、金融の世界では「リスクへッジ=保険繋ぎ」は、もともと安全性の高い運用方法をさす言葉だ。

いわゆる「片張り(一社、ないしは一業種に賭ける)」では危険でも、両建てその他の投資のテクニックを使って安全性を高める方法は存在するわけで、近年は特にその方法が多様化している....それを悪用したのがヘッジファンドだったりもするが。

たとえば、オプション取引。うまく使えば、株価が思惑通りに動いている時はほぼそのまま。思惑が外れても損失を最小限に抑えることもできるわけだが、そうした手法を使っても大損こいたと言うなら話は分かる。

しかし、株価に運用成績が比例するようなら、運用する者が馬鹿なだけのこと。そうした検証もせずに、株は危険なんて言うだけならアホでもできる……だから小池晃にも言えるわけだw

大暴落の日、ネット証券に今なら儲かるかも?と、大量の新規客の問い合わせがきたと言うニュースにぼくちん驚いたのだが、とても心強く思った。素人投資家も、バブルの時と違って勉強しているのだ。

日本共産党が素人投資家より劣る金融知識しか持ってない
。それでは信用されないよ。少なくとも頭のよい人たちからは・・・

昨年9月以降、日本共産党の入党者が12000人を超えたニュース

日本共産党への新規入党の申し込みが、昨年九月の第五回中央委員会総会以降十月末までに一万二千人となりました。二〇〇六年一月の第二十四回党大会から昨年秋までのペースの二倍に引きあがっています。

 「若者を使い捨てにする社会のあり方を変えたい」という青年の入党が続くなかで、十代から三十代が新規入党の約三割を占めています。千葉県では 「農業をたてなおすには、政治を変えないと」と農民が入党しました。六十代、七十代以上の人たちも、後期高齢者医療制度に怒り、「こんな冷酷な政治は許せ ない」など、老若男女を問わず広く入党しています。

新規党員数はさんざ話題にしてきたので、今回は年齢構成比に注目。

18歳から39歳までの入党者が約3600人
40歳以降が約8400人

新入党員ですら高齢化が進んでいるのは明白ですが、志位質問や蟹工船ブームがあった1年で、比較的若い入党者が3600人。たったこれだけと見るべきか、たくさん若者が入ったと見るべきなのか?

それから新入党員がしんぶん赤旗日刊紙をどれだけ購読しているのかも興味があるな...1割以下だったりしてw


学習・党活動のページ
昨日開かれた全国機関紙部長会議の話題。岩井徹也機関紙活動部長は

全党的に拡大の規模が9月から落ちたこと。日刊紙で後退したことを軽視しないことが会議を開いた動機であるとのべました。

一昨日の報道から、二日でこれだ。



党本部に「しんぶん赤旗」購読申込が相次いでいるとのニュース。学習・党活動のページの「主張」にも、10月は党員数も赤旗購読者数も前進の見通しとある。

11月総選挙の見込みで頑張ったのだろうが、解散がいつになるのか分からない、下手すると任期満了までやるかも知れない状況下、いつまで増勢が続けられるか?

期限読者は、おそらく年末までは持つまい・・・引き続き、見守りたいw



最近の赤旗には、ふだん馬鹿にしているマスコミから採り上げられたとはしゃぐ記事が多いが、これでうち止めになりそうな気配

蟹工船ブームが落ち着いて、趣味の雑誌にまで採り上げられたからそう思うだけなのだけど、正直なところ企画に困って載せたようなところがあるような気がする。

だっていくら月刊誌としても、採り上げるのが遅すぎ。今は、雑誌が絶不調だから何か新しいネタがとおもって食らいついただけと見た。それでも共産党の話題を扱って売れたら次があるが……次はあるかなw?



親が国民健康保険料を払わないため、無保険状態になっている子供が3万3千人いるというニュース

親が保険料を払わないから子供も無保険というのは、確かに問題がある。かといって、家族単位ではなく個人単位で徴収&保険を行うとしても、子供に保険料支払い能力はないから意味がない。
なるほど、そう言うことがあるのかと久しぶりに赤旗報道に感心した。

しかし、もう一踏ん張り足りない。「どうすべきか?」がない。もっともこの記事、提案なしの記事として書かれたのかも知れないが、たとえば、子供の医療費は親の保険料支払いの有無に関わらず保険が適用される、あるいは子供の医療無料にすべきみたいな政策提案が欲しいところ。

....それにしても、この記事、内容に比して損してるなと思う。いわゆる赤旗文体で書かれているため、よく読めば良質の記事なのに怪しさがつきまとう。解説を書いている宮沢毅タンには、自分の文体で書いてみることを勧めたいというか、デスクはもっと多くの文体を認めろと言いたい。

いつ読んでも同じ内容、同じ文体が赤旗の魅力を奪っていることにデスクは気がつくべきである。

22時追記
共産党、やるじゃん...

学習・党活動のページ

日本共産党と『赤旗』が光るとき 今月の党勢拡大の前進・飛躍へ 思い切って力をつくそう」というタイトルの文書を掲載。

内容もタイトル通りだがこんな文句が...

「10月まで」などの“期限読者”に、選挙勝利のために引き続き購読して欲しいことを丁寧に語り、継続を訴えることを重視しましょう。

期限読者とは、この場合、「総選挙まででいいから」と一時しのぎに拡大した、短期間で購読が停止される読者のことである。党中央委員会は総選挙までに赤旗を購読者を増やしたら、その人たちが投票してくれると考えているので「総選挙まででいいから」という泣き落としで読者を増やす。

そんな文句で10月まで取ってくれていた読者がかなりいるのだろう。それが10月総選挙の目算が狂って、選挙前の減紙を恐れて、こんな文句が書かれるのだ。

おや、その前にこんな文句が....

マスメディアの日本共産党の党拡大についての報道が、国会やテレビでの党の代表の論戦、宣伝活動と重なり、「赤旗」購読や入党の申し出が各地で生まれています。

いやはや、むなしい大本営発表だこと。

近畿のページ
新日本婦人の会(新婦人)大阪府本部が、橋下知事と高校生の懇談での発言を採り上げて「教育を受ける権利を奪う発言だ」として抗議・要望書を知事宛に提出!

でもって「高校生の声に誠実に答えず」云々と続くが、書面を提出するだけでなく、抗議行動をやりましょう!。署名を集めたり、府庁前で「橋下知事は、教育の権利を奪うな〜」とかやりましょう。革新懇も民商も民医連も総決起しましょう!

すると.....あ、民青・共産党の仕業だとばれてしまうwww

ところで、橋下知事VS高校生の会見ビデオを発見。最後の憲法89条のお話は初めて知った....KY氏が何を言っているのか、やっと理解できたw

昨日の赤旗

麻生総理の高級飲食店通いについて、志位タン曰く

「国民がこんなに暮らしで苦しんでいるときに内閣総理大臣がとるべき行動としては、倫理的節度を超えている」

と指摘したとか。もちろん、日本共産党内で院政を敷く赤い貴族、不破哲三の総額4000万円だったかな?の年収に比して寄付額がやたら少ないのは、党幹部として倫理的節度の範囲内らしく、何も言わない。

下々の専従は「人間らしくくらしたい」と言っても誰も反論できないほど低収入に苦しんでいることも多いのに....ねぇ。


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