作家・漫画評論家の神谷貴行氏が、自身を除籍・解雇した日本共産党と同党の福岡県委員会に対し、地位の確認と損害賠償を求めている裁判で18日、第4回口頭弁論期日が東京地裁で開かれた。
この日は被告である共産党側が意見陳述を行った。期日後、神谷氏側が都内で会見。原告・神谷氏の「労働者性」が争点となった。
神谷氏は共産党側の主張に対し、志位和夫議長の著書『Q&A いま『資本論』がおもしろい』(新日本出版社)を引用しつつ、次のように反論した。
「これは現在志位議長を筆頭に党幹部から党員へ、学習のために読むよう勧められている本です。
同書では労働者の定義について『企業または事業所に労働を提供し、賃金を支払われてる人は全て労働者になります』『現行法では労働者として扱われていない働き方をされている人も全て労働者です』と説明しています。
ですが、裁判で党は私の労働者性を否定するような内容の書面を提出しており、『本の内容を読み直した方がいいのではないか』と言いたくなりましたし、あきれました」(神谷氏)

いつもの共産党らしい二枚舌で草w