15日に千葉市内の千葉土建県本部会館で行われた、日本共産党千葉県労働者後援会主催の「労働者のつどい」での日本共産党の志位和夫議長の講演のなかから、労働運動にかかわる部分を紹介します。発表にあたって修正・加筆しています。

質問 実質賃金が下がり続けていますが、その一方で、長時間労働がまん延しています。私たち、建設労働者は、たたかいによって週休2日を勝ち取ってきているのですが、そのために賃金が下がってしまったという問題もあります。ズバリ、賃上げと時短を同時に実現することはできるのでしょうか。

資本は「二者択一」を迫ってくる――労働者は団結して両方を勝ち取ろう

 志位 たいへんに大事な質問です。ズバリ、賃上げと時短は両方できるし、両方を勝ち取らなければいけないと言いたいと思います。

 資本は、「賃上げか、時短か」――「二者択一」を迫ってきます。「賃金を上げてほしければたくさん働け」、「休みを増やしてほしいんだったら賃下げで我慢しろ」、こう言ってくるわけです。資本というのは強欲なものです。その罠(わな)に陥ってはならない。それに対して、労働者は、「賃上げも、時短も」という旗印を堂々とかかげて、団結したたたかいで勝ち取っていく必要があると思います





建設に限ったわけではないが、人手不足で給料は上がるし、休みも増やさないと人が来てくれなくなる。実際、建設コストもどかんと上がっているので客となってる一部業界は建てたくても建てられないと阿鼻叫喚の状態になってる。

人手不足で倒産する時代、どうやって人を集めてくるのかをテーマにした方がいいと思うよ。勤めている会社が倒産しても就職先はすぐ見つかるだろう。しかし何人も何十人も引き連れてる親方みたいな労働者の価値はムチャクチャ上がる。となると組合と言うよりも土建が派遣業として生きていく道も現実味を帯びてくる。そんな構想も立てられないところに若い人は来るかな?