自民党の「裏金」と「2千万円支給」問題をスクープした共産党の機関紙「赤旗」。その強みと課題は何か。高千穂大学の五野井郁夫教授に聞いた。AERA 2024年12月2日号より。
中略
ただ、自らの組織である共産党に対してはどうかと言えば、疑問に感じる点もあります。

 例えば昨年、共産党は党首公選制を著書で主張した党員を除名しました。赤旗は「規約と綱領からの逸脱は明らか」と題した論評を掲載しましたが、説明が足りていたかと言えばそうは思えません。党の中では一貫性のある主張なのでしょうが、赤旗読者には党員以外もいます。そうした人たちにもわかるよう説明する必要があります。

 また、共産党指導部のパワハラ的体質などを問題視した大学教授に対し、赤旗は反論記事を載せました。私は、その教授の考えも赤旗で掲載し対話してはどうかと赤旗の記者らに提案しましたが、まだ実現していません。

 赤旗も「新聞」としての機能を持つ以上、人々に開かれた存在でなければいけないはず。しかも今回の赤旗砲によって、赤旗はパブリックメディアであることが広く知られました。異論は認めないのではなく、認めた上で再反論する。そのぐらいの「懐の深さ」を見せられれば党のイメージも改善することでしょう

いくら落ちたりとは言え、しばき隊・五野井ごときに論評されるほど日本共産党は安い存在ではないわw