いたる、とうとう復党を諦めたか？

付け加えると「役割を終えた政党」が再生するには、きちんと自覚的に「党じまい」をして、見苦しい姿を見せないようにすることが大事だと思います。歴史の進歩・発展には抗えません https://t.co/qvjHk67YRh

— 松崎いたる・板橋区 (@itallmatuzaki) August 23, 2024

いやね、


日本共産党 暗黒の百年史 [ 松崎いたる ]

のまえがき読むと、党に対して未練たらたらなんで、あり得ないことだがもし復党要請とかあったら喜んで復党すると思ってたんですよ。でも、さすがにもう諦めたかな？

Comments

[1. NAS]

暗黒の百年史は数年前にざっとは読みましたが、私怨を感じる主観的な記述が多く、中北先生の著作と比べると党研究としてのレベル、価値は格段に低いなと思いました。
こんなのが党史研究の最高傑作なわけがない。

[2. KM生@管理人様]

松粼氏は離党除籍時点で、鼻から復党の意思などなかったです。

[3. ハスカップ]

日本維新の会の専従でしたっけ？
戻る気さらさらナッシングだと思ってました。

[4. とーぼ]

神谷さんが語る松崎さんとのスタンスの違い。そもそも、どっちも理不尽なことされたとは思うんですよね。このスタンスとは裏腹に未練があるのは松崎さん、ないのは神谷さんじゃないかな。この党とたたかうには、神谷さんのようなスタンスでいたほうがいいというような裁判の結果が出てほしい。あるいは東郷さんのようにはっきり見切りをつける。

“松崎いたるさんが「共産党は役割を終えた」と述べたのに対して、私は「共産党には1.弱者を救う分厚いネットワーク 2.不正を追及する赤旗・国会・地方議員の集団 3.オルタナティブを提示する政策集団があり、かけがえのない役割がある。メンテナンスして頑張る時」と述べ違いも鮮明になりました。”
https://x.com/kamiyatakayuki1/status/1826771082634035560

[5. とーぼ]

松崎さんの本の「宮本も日共も「殺人」や「監禁致死」を否定し、いまなお日共は「戦時下の暗黒裁判でさえ、宮本らに『殺人』や『殺人未遂』の汚名をきせることはできず」（『日本共産党の八十年』）などと語っており、組織防衛のための自己主張を繰り返すばかりで、犠牲になっ た小畑への弔意すら拒みつづけている」。

「殺人」ではないは判決からも言えるでしょうけど、「監禁致死」でないことは判決からは言えないんですよね。で、鑑定の死因が「外傷性ショック死」でそれも否定する。ここで松崎さんは死因について迷宮に入っていくんですが、死因の特定は難しいんですけど、日本共産党の言い分はあまりに無理筋で、「外傷性ショック死」は妥当、適切なところかなと。当時の日本は憲法、法律とも、義務論が強く、作為、不作為の問題、つまり「殺意」が重視されたはずです。現在の憲法は功利主義的ですが、法律は義務論が根強いです。ですので現在でも「殺人」にはならない可能性がありますが、「監禁致死」であることには変わりませんし、今のほうがそこらへんの基準は厳しくなっているでしょうし、まごうことなき「監禁致死」になるんじゃないでしょうか。

[6. とーぼ]

>>5
「人殺し」なのか、「弾圧の被害者」なのか、真実がどちらにあるのかで選挙で投票する有権者の判断も大きくかわってこよう。このため、あらためて事件の経緯、真相が国会で問題にされたのである。

松崎いたる. 日本共産党暗黒の百年史 (p.75). 株式会社 飛鳥新社. Kindle 版.


「人殺し」かどうかについては、「殺意」はなかったと見られるので「殺人」ではないが、監禁（リンチはほぼ黒じゃないからなあ）で死に至らしめた。 「弾圧の被害者」という側面もあるでしょう。事実はこのあたりじゃないでしょうか。

[7. とーぼ]

（リンチはほぼ黒じゃないからなあ）は（（リンチはほぼ黒じゃないかなあ）でした

[8. KM生＠とーぼ様]

宮顕の1944年大審院(今でいう最高裁）確定判決は、
治安維持法違反・銃刀法違反（拳銃不法所持）・不法監禁・傷害致死・死体遺棄
以上です。このうち戦後消えたのは治安維持法違反だけで、再審請求で無罪とされない限り他は永遠に残ります。「暗黒裁判でさえ宮顕をさばけなかった」と日共は鬼の首でも取ったかのようにいうが、実際は殺人罪が適用されなかっただけだったのだ！

[9. とーぼ]

KM生様
>>8
荻野増治が査問にかけられ監禁こ。のままでは殺されると考え、逃走。荻野はに出頭、保護。荻野の供述により、宮本らのアジトが割り出される。アカハタでの「党規に基づき極刑をもって断罪する」によって、警視は、「極刑」という表現に注目し、荻野と同様のリンチが小畑・大泉に加えられ、場合によっては殺害されている可能性があるということで、捜査を開始したという流れです。殺意はあったとも考えられますが、宮本らが「殺意はなかった」ことを強く主張したことで、殺人は適用されなかったのではないでしょうか。日本共産党の裁判のたたかい方は、戦後もわりとこんな感じです。松川事件が無罪だったから白鳥事件がなかったわけではないのです。

[10. KM生＠とーぼ様]

速攻のご返信有難うございました。
１）要は宮顕に殺人罪が適用されなかったのは、正に宮顕の公判戦術の成功した結果です。しかし忘れてならないのは、当時の判事が公判廷で「日共に宣伝の機会を与えた」と批判されるくらいに宮顕に弁明の機会を与えたことです（この点は新日本出版社「宮本顕治公判記録」に詳しい）。本当に暗黒裁判だったなら、「初めに死刑の結論ありき」で形式的裁判で済ませたはずです。「3.15裁判」で徳球に弁明の機会を与えた宮城裁判長といい、当時の判事は良心的インテリゲンチャとして、日共党員にシンパシーを抱いていたのは確実です。
２）戦後においても米軍占領下の怪事件でさえ（わたすは松川事件はCICの犯罪、白鳥事件は日共の犯罪と思っています）、仙台高裁所長の門田裁判長は松川事件無罪判決を下した（結果家裁所長に左遷された）。白鳥事件は有罪だったが、最高裁は「疑わしきは被告人の利益に」と結論した。ある意味戦前の伝統は受継がれている。
３）しかし日共は、戦前においても戦後においても「最初に結論ありき」の査問である。こちらの方が余程「暗黒裁判」なのだ！しかも白鳥事件においては、村上国治を「抵抗の英雄」と持て囃しておきながら、最後は「分裂した一方の側の誤った方針を実践した」とディスポーザブルした。結果国治は焼身自殺した。

[11. とーぼ]

KM生様
>>10
ある警察襲撃事件は、日本共産党員らの殺害計画とその事件が結び付けられなかったことでの無罪判決なんですよね。「冤罪」としてかなり有名な事件ですが、まったくの清廉潔白ということではないんですよね。

[12. とーぼ]

>>11
戦後の事件です。無罪判決のものも、ていねいに見ていくと、まったくの清廉潔白なものはたぶん１つもないですよ。

[13. とーぼ]

宮本に戻って、人を殺したが、殺意があったかといえば、なかったと思われるという判決ですよね。

[14. KM生＠とーぼ様]

またまた速攻のご返信有難うございました。
あくまで無罪判決は「疑わしきは罰せず」であり、（真犯人が出ない限り）「疑いは晴れない」のであります。

[15. とーぼ]

KM生様
>>14
志位和夫は日本共産党の歴史を知っているんですかね。田村智子は知らないと思います。帝王学学ぶ期間もなかったし。宮本や不破は知っているゆえの暗い影がありました。志位の無邪気な感じ（最近は記者会見で水を飲むなど、暗い影はあるがそれは相次ぐスキャンダルによるものでしょう）を見るにつけ、知らないと思うんですね。党首以下、嘘を信じ込まされているのって非常に危険で、これも最近の相次ぐスキャンダルと無関係ではないと思うんですよね。

[16. KM生＠とーぼ様]

志位も田村も、真実の党史を見ずに神話を信じ込んでいるのでせう。だからこそ恥しげもなしに、「我党は結党以来暴力革命を訴えたことはない」という噓を（良心の仮借なしに）平然と言えるのでせう（＾＾）。

[17. 太宰ファン＠こいつら、もうあかんやろ]

皆様ご議論の戦前のスパイ査問事件、なんか、共産党のやり方、今の松竹除名、神谷除籍と共通しますよね。ってか、何も変わってない（笑）。

「疑わしくは罰する！」小畑は証拠もないのに。熊沢光子には罪もないのに。ちょっとでも疑われると、ケチが付くと、当然の如く党から排除、放擲される。もう、初めから判決も決まっている。。。誤審しほうだい、再審なんて、あるわけない。冷静に見ると、ものすごい人権無視だな。

こういうの、結局、党の規約は、党内のスパイや思想的に堕落した分子の摘発排除が目的で、敵＝反動勢力に囲まれた状況下での、戦時裁判的なもので、誤審があっても仕方ない、悪いのは反動勢力だ、というものだろうな。

こういう、強権圧政下での解放闘争、革命闘争をする組織の規約、ルールのままに、戦後も（反動勢力支配という点では戦前と区別ないとの世界観）その本質が、延長されてきたように思われる。

こういうの、日本国憲法下の日本社会に、もうすでに不適合になっていると思う。結局、党による、一方的な構成員の監視、処罰のようなやり方、「党は反動勢力に囲まれている、攻撃されている」という一方的な（狂った）世界観で合理化されるものではないのだ。

しかも、そういう規約、ルールのあぶない団体が、（圧政への抵抗勢力のつもりが）いつの間にか、そのまま支配勢力になる、という悪夢（中国、北朝鮮）も想定されるわけで。もうあかんやろ。

[18. とーぼ]

太宰ファン様
>>17
新日和見事件も、「双葉の芽のうちに摘み取った」を評価する意味合いとして党や民青で語り継いでいたわけですからね。恐ろしい人権感覚です。世間のモラルに合わないから最近は言わなくなっただけで、くさいものにふたをしているだけ、この本音はいまだに受け継がれていますよね。

[19. 太宰ファン]

>>18
とーぼ様

どうも。共産党は、自分たちが権力弾圧の被害者で、それに抗している、そのための党内処分は防衛的観点だ、という理屈と思いますが、いつまでも被害者ヅラして、やってることは、善意の市民（党員）への加害ですよね。何度も何度も。

そこのところに気づかなきゃ。

昔、職場で、弱い立場だったけど、上役の理不尽に正々堂々と抗議する人がいて、立派だと思ったけど、その人、後輩には実は暴君だった。。。それを見て、被害者でもところ変われば加害者になるわけで、謙虚さを忘れたらあかんと思いました。

[20. 寸劇の虚人@共産党の役割はあったのか？]

私は、この二人とは違う意見である。まず神谷氏のまだ３つの役割があるという主張であるが、それは共産党でなくても出来るだろう。というか、「共産党」という看板がこの３つの役割さえも妨げている、というのが実情ではないか。
また、松崎氏のいう「共産党の役割は終わった」というのも意味がわからない。共産党の役割って何？言うまでもなくそれは「日本において共産主義社会を実現する」ことである。
その役割が終わったってことは日本はすでに共産主義社会になったってこと？いや、そんなことはないでしょう。俗に「日本は最も成功した社会主義国である」とする論がありますが、社会構造としては厳然と資本主義国ですから、それはあくまで俗論でしょう。
もし共産党の役割が終わった、というならそれは武装闘争が失敗したした時点でしょう。つまり、コミンテルン流の革命はあくまで武装蜂起による権力奪取だからです。もちろんそれは民主主義国で議会制度もある日本では成功しなかった。それを見た宮本顕治が議会で多数を得て民主主義革命から社会主義革命への二段階革命論を打ち出して議会主義を唱えて一時はそれなりの支持も得た。それが党勢は半減したことを持って、松崎氏は「役割は終わった」というのだろうか？
私はそれは違うと思う。議会を通じて二段階で革命を成し遂げて共産主義社会に至る、という「役割」自体が間違っていたのである。「議会」にもいろいろあるが国民に選挙権が保障され、政権交代があり得る議会を持った社会では共産党が選挙でそこまでたどり着くことは不可能である。
つまり宮本が苦し紛れに打ち出した（宮本自身は国際派であり当初はソ連や中国の方針を支持していた）二段階革命論は実現不可能な論だったのである。まさに神谷氏のいう３つの役割を果たす上でも「共産党」の看板は邪魔であり、必要ないのがその証拠である。（続く）

[21. KM生＠とーぼ様]

度々突っ込み申し訳ございません。
たすかに日共旧規約には、
１．個人の利益を全体の利益の上においてはならない
２．党の決定は無条件に実行せねばならない
３．虚偽の報告をしてはならない
等々明らかに近代民主主義に反する前時代的秘密結社的条項がありますた。さすがにこれらは撤廃されますた。しかし問題は、「規約の裏にある精神が改善されたか」です。
２.３.はともかく、1.などは明らかに時と場合に寄るのであり、結果的に「全体の利益＝指導患部の利益」になるのであり、際限なく官僚主義を助長させるのであり〼。
何故「個人の利益と全体の利益」をアプリオリに対立させねばならないのか？
何故「個人の利益と全体の利益を調和させようとしない」のか？
そんなに患部は下部を信頼できないのか？
そんなに患部は（規約で官僚主義的規定に守られないと指導できない程）自信がないのか？

[22. 太宰ファン＠共産党の悪行の総決算]

話しは変わりますが、松竹氏が裁判に勝利し、最高裁判例として「部分社会論」が否定された暁には、新日和事件の被害者が、集団で被害弁償訴訟を起こすことは可能なんでしょうか。時効とかあるのかな？

私は、ぜひ訴訟を起こしてほしいと思う。ついでに白鳥事件被害者も。時効あるかな。。。。。部分社会論の論理に挫けて、被害を泣き寝入りした人っていっぱいいると思うぞ。

[23. 寸劇の虚人@共産党の役割りはあったのか？2]

>>20
朝鮮戦争を背景にした日本共産党の「武装闘争」は失敗して（ソ連や中国からすればそれは後方基地日本の内部撹乱であり、北朝鮮支持、コミンテルン的社会主義権擁護のためであった）、国民から支持を完全に失ったのである（衆議院議員35名から0へ）。
そうなれば、もはや議会主義をいうしかないし、それもいきなり社会主義革命ではなく民主主義革命をいうしかない。またソ連や中国の言いなりにはならない「自主独立」路線もまた当然であったのだ。まさに「革命幻想」、「社会主義共産主義幻想」である。8回大会当時多くの知識人や学者でさえも「武装闘争はダメだが議会主義なら革命は可能だ」と考えたのも当時としては頷けないこともないのではあるが…。
しかしである、まず民主主義革命を目指すなら目標はそれで良いではないか？それを次や段階の社会主義革命に結びつけて仕舞えば、当然民主主義革命に同意する国民でさえ実際的には共産党を支持しない（出来ない）からである。
ましてや最終目標が共産主義社会であれば支持しない人々が日本では多数派なのはものの道理である。
結局宮本、不破、志位、そして田村と続いてきた共産党は
その時々で「共闘条件」を提示してきたが看板が「共産党」である限り他の野党と手を繋ぐことは出来ず衰退するしかなかったのである。そして、その党組織は基本的には「武装闘争」のための組織であり、党内民主主義など無くて当然の組織なのである。
コミンテルン由来の共産党の役割とはあくまで「武装闘争」の司令部としてである。そうであれば日本共産党の役割はとうに終わっていたのである。（続く）

[24. とーぼ]

>>21 >>22
松崎さんの本、宮本査問事件について、共産党がどういう反論してたかを調べてあってそれはよかったんです。共産党関係は裁判なんかで、医師や弁護士など専門家に無理筋擁護させる傾向に最近気がついたんですが、国会でも沓脱タケ子とかにそれをやらせてました。なにより驚いたのは、正当化の証言は宮本に拠って立ってるのです。100年史でハウスキーパーについて宮本の証言で書いてましたが、客観性に乏しすぎることを、いまの時代になってもやっていて日本共産党こそが「歴史修正者」だなあとつくづく思いました。

[25. とーぼ]

>>24
民主集中制をやっている限り、この党は信用してはいけない

[26. 寸劇の虚人@共産党の役割はあったのか？3]

>>23
8回大会以降、共産党に「役割」があったと考える人（松崎氏も神谷氏も）は基本的自己矛盾の中にいるのである。
「民主主義革命」を二段階革命として「社会主義革命」と結びつけて仕舞えば「民主主義革命」も成し遂げられなくなる、つまり国民の支持は得られない、具体的には他の野党と「共闘」は出来ないからである。つまり入り口の「政権」にさえ参画出来ないからである。今の共産党はまさにそのもがきの中にいるのである。
仮にであるが、今の共産党が「社会主義」、「共産主義」という目標を完全に凍結したらどうであろうか？つまり「民主主義的課題」に限定するのである。そうなれば何故「共産党」であるのか？という自己矛盾におちいるのである。私は、宮本顕治が二段階革命のこの自己矛盾に気がついていたのかどうかはわからない。不破はどうだだったのか？しかし、志位は間違いなくこの矛盾に気がついているはずである。志位が最近「共産主義社会自由論」を強引に唱えているのは、それを主張しなければ「民主主義的課題」解決の党でいいではないか、という論に負けてしまうからである。すなわち目標としての「共産主義」否定論となり、「資本主義擁護」となるからである。
つまり、宮本から後継指名され、書記局長、党委員長、そして今は議長として「共産主義実現」を訴えてきた志位の人生の否定であり、多くの人を「騙し」てきたことがバレてしまうからである。だから最後まで騙し続けるための「共産主義社会自由論」なのである。
志位はある意味「共産主義社会自由論」を唱える事で、そう言った二段階革命論の矛盾をごまかして、新たな「党員選別」をしようとしているのではないか？と私は見ているのだが…。二段階革命論の矛盾に気がついた党員は辞める他ないのである。

[27. とーぼ]

KM生様
>>21

＞度々突っ込み申し訳ございません。

突っ込みというより異なる視点からの対話で気づきを得ることも多いので、まったく気にならないですよ。かなり深まっているんじゃないですか。

[28. 太宰ファン＠寸劇の虚人様]

>>20, 23, 26

確かに、いま日本に必要なのは、民主主義革命だけであり（必要ない、もう達成されているとの声もあるが）、二段階にしてそのあと社会主義革命だとする路線に初めから無理、嘘があった、で、民主主義革命に徹するのなら、もう、共産党の名もやめて民主主義党にして、党内でも民主主義を重視して、実践する、という方が、つじつまがあっていますね。

今のだと、本当は社会主義・共産主義にしたい、でも、国民はついてこない、そこで（要求レベルを下げて）一致しやすい民主主義革命にする、っての、もう、ハナからうそ・ペテンの匂いがし、共産党の参加する民主主義革命や民主連合政府は、本当は社会主義を目指す陰謀だから、参加しないよとなりますよね。今の野党共闘、それがそのまま起きている（笑）。

これ、綱領策定時には、ソ連・東欧は曲がりなりにも健在で、中国、北朝鮮に期待する国民も多かったという事情があるっ気がします。

だから、いま、もう、社会主義、共産主義に国民どころか党員も疑問符を持つようになっている以上、綱領を、民主主義革命だけをする、共産の名前は外す、などの改革をするのが当然と思いますよ。

すくなくとも、20世紀社会主義とは、きっぱり縁を切るということで。。。

[29. とーぼ]

問題

日本共産党、民主団体の言う「民主的」とはどういう意味なのでしょうか？

[30. 太宰ファン]

共産党が裏から手を回してヘゲモニーを握るということだと思います。
戦後一貫して、民主と称してやっていたのはそういうことで。学生自治会など、そういうことの練習をしていた。

[31. KM生＠とーぼ様]

＞民主的
現在の日本で行われているのは、国民の大多数を占める勤労者の為の政治ではなく、少数の支配者＝大資本本位の政治である。これを大多数の国民の為の政治に転換するという辺りでせうか。

[32. とーぼ]

>>31と称して、実際は>>30ですよね。

いま、とある民主団体で大問題になっています

[33. 寸劇の虚人@志位は何故「共産主義の魅力」を語るのか？]

>>26
これは私自身の経験であるが、もちろん二段階革命論を認めて入党したわけだなのだが、実際あの頃（1970年代中頃）、私は「社会主義日本」のイメージなど持つことは出来なかった。もちろん教育や医療が無償でであることや、誰でも希望の道へ進めることなどは想像はしていた。しかし、ソニーやトヨタなのど大企業がどうなるのか？日米安保体制から離脱したあとの軍備はどうなるのか？などは想像も付かなかった。というかでは国会で共産党がどのくらいの議席を持てば社会主義へ行けるのか？当時は社会党もあり、社会党と共産党で常時300名以上の議員を持たなければならないのか？で自民党や民社党が共産党のような規模に逆転するのか？公明党も当時はかなり社会主義色を出していたので社共公の三党連立か？などくらいまでしか想像は出来なかった。いや、それも当然である。当時社会主義といえば、ソ連や中国、北朝鮮であり、そんな国になることは私自身嫌だったし、他人にそんなことも言えないし言うはずもなかった。
つまり、当時二段階革命論を取っていた日本共産党だが、社会主義、共産主義の日本などは具体的課題などではなかったのである。つまり当時の入党者の多くは（私も）民主主義革命の段階くらいまでしかイメージできなかったのである。志位だってそうだろう。いやだからこそ入党出来たのだ。社会主義革命のことはまたその段階て考えましょう、というわけだ。宮本が第7回大会から8回大会までに直接社会主義革命論者を追い出した理由はここにあるのではないか？宮本の党建設が成功した理由はここにあるのだろう。
その宮本から後継指名された志位が何故宮本否定のような「共産主義社会の魅力」を語るのであろうか？（続く）

[34. 寸劇の虚人@志位は何故「共産主義の魅力」を語るのか？2]

>>33
志位が「共産主義社会の魅力＝自由な時間で能力全面発達論」を語る理由、それはやはり志位が追い込まれたからであろう。
自分自身もおそらく入党した時には社会主義、共産主義の日本など想像も付かなかったであろう。だが、あの頃は漠然とであるが、資本主義から社会主義への移行は人類社会発展の当然の道筋であるという一定の共通認識はあった、と思っているはずである。だからこそ今党の中核をなす
60代〜70代の人材が共産党には残ったのである。
それから、半世紀、社会主義の本家ソビエト連邦はソ連共産党の解体と共に滅びてしまった。ソビエトに支配された東欧社会主義国もソ連解体によって「解放」され資本主義化した。現存すること中国は大国にはなったが最早資本主義国であり人権弾圧も甚だしい。北朝鮮は「金王朝」であり、とても理想になど出来ない。　　
このような状況の中で志位は、それらの事実とは切り離してある意味純粋に「共産主義の魅力」があるはずだと考えたのではないだろうか？いくら二段階革命でやると言っても民主主義革命で止まってはならないのだ。だからゴールである「共産主義社会」にはこれだけの魅力があると理解させなければ党には入ってくれないし、入っても離脱する要因になると考えたのではないだろうか？
ゴールである「共産主義社会」の魅力に確信を持ってこそ二段階革命も意味があるし、さらには民主集中制でなければならないし、党首も公選ではなく前指導部の推薦制なのだ、と言いたいのだろう。つまり民主主義革命もさらにその後の社会主義革命においても共産党内では「自由」は存在しない、それを認めれば二段階革命を経てゴールの「共産主義社会」まではたどり着けないぞ！、だから党勢拡大あるのみ！と信じ込ませたいのだ。ずいぶんと回り道の作戦であるがもはやそうでもしないとダメなところまで志位は追い込まれているのである。

[35. KM生＠日共2段階革命論の原点]

１）戦前コミンテルンの「絶対主義国家においては民主主義の確立、植民地国家においては独立を社会主義革命に優先する。その段階を経て社会主義に向う」という後進国革命論が原点ですた。日本も「独立した帝国主義国ではあるが、絶対主義的天皇制という後進国的制度の打倒という民主主義革命が当面する課題である」とした３２年テーゼが方針とされたのです。
２）戦後５１年綱領はこうした戦前経験の下、「米帝占領下での武闘による民族民主革命」というものですた（宮顕は「分裂した一方の側が勝手に決めた文書で綱領ではない」としてきますた）。しかしその精神は受継いで、「絶対主義的天皇制は敗戦で亡くなったが、現在日本は米帝支配下の形式的独立国」として「米帝支配からの独立を目指す民族民主革命が当面する課題」としたのが６１年綱領ですた。むろん火炎瓶闘争の失敗は明らかだったので、「可能な限り平和的手段を追求する」としました。

[36. 寸劇の虚人@これは戦前の…。]

>>34
志位の頭の中では、「現実の社会主義の諸問題」は切り捨てたいのだろう。そして「純粋共産主義」の魅力論を語りたいのだ。だがこのような時代錯誤の戦術で党勢が回復するするはずもない。まさに志位の「空想的妄想的共産主義論」にしか過ぎないのだから。そして私はこの志位の動きを見てあることを推察してしまった。
そうこれは、戦前の福本和夫の福本イズムの再来ではないか！（名前も和夫で同じだ！）

https://kotobank.jp/word/%E7%A6%8F%E6%9C%AC%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%A0-865386

「理論闘争」の重視、マルクス主義の労働者階級への注入、そして何よりも有名なのは「結合の前の分離論」である。
志位の「共産主義社会自由論」はこの「結合の前の分離」を促進するのでないか？この論がわからぬものは党を去れ（分離）となっても致し方ない、というわけである。この論を支持出来る者だけで「結合」すればよし、というわけである。「共産主義の魅力」を語れる者でなければ「共産主義者」に有らず！としたいのだろう。
しかしこの福本イズムはコミンテルンから批判され、影響力を失うのである。もうコミンテルンはないから批判されることもないとたかを括っているのだろうか？
共産党は今、党をあげて、「共産主義社会は自由な時間を得て能力全面発達可能社会論」の宣伝に躍起のようである。
多様な議論を抑えてきた共産党内では、このようなまやかしの論が党幹部から出ると批判もなく党内で広められるのは世界各国での共産党の歴史で見られたことだ。これは21世紀の「福本イズム」、すなわち「志位イズム」となるのだろうか？分離させることにはなると思うが「結合」させる力はないだろう。
こうしてる間にも1日13.5人の高齢者党員が世を去っているのである。分離してたら党員いなくなっちゃうよ！

[37. KM生@党首のマスターベーションの犠牲者]

読みもしない（読むに値しない）志位の駄本を義理購入させられる下部党員専従。しかも（心にもない）翼賛毒後感想まで強要される。

[38. 寸劇の虚人@志位の妄想本]

>>37
鈴木元氏からは党首として「無能」宣告を受けた志位。とりあえず党委員長は田村と交代して、様々な批判の矢面からは逃れた。その田村にも党大会で大山県議の発言にパワハラ発言させて、党改革派に妥協するな、と釘を刺した。
そんな志位の頭は、もはや現実拒否なのではないだろうか。
現存したソ連を始めとする社会主義の様々な悪行にも目をつぶり、また今も共産党が独裁する中国や北朝鮮の現実も見たくない。また国内ではやれどもやれども党勢拡大は進まず党勢は半減してしまった。そんな現実は全て見ないことにしたのではないだろうか。
あるのは志位の頭の中だけにある「美しき共産主義社会」である。高度に発達した生産力を基に、人々はわずかな労働で生きていくのに十分な資金を手にして、さらに多くの自由な時間を手にして、本人の希望する能力開発に取り組むことが出来るのである、なんて「美しき共産主義社会」を妄想しているのである。
ああ、なんとも無惨な党首の現実逃避である。それを本にして党員に売りつける。読了率を調べて感想文を書かせて、忠誠度をチェックする。これが共産党という政党で行われている現実である。
コミンテルン由来の共産党の末路なのであろう。武装闘争の失敗。宮本という独裁者による反対派の追放。その後継者による更なる失敗の連鎖、そして物言う者の追放。
そして党全体が現実逃避を起こしてやがて消滅するのであろう。
松竹氏は裁判までして党に戻ろうとしている。神谷氏もまたまだ党には役割があるとしている。残念だが、私はこの党にはもはやるべきことがあるとは思えない。あるとするならこの党を終わらせることである。
志位の妄想本始め共産党関係の書籍類が資源ごみとして役に立つ以外には何もないのである。

[39. とーぼ]

極端のトップダウンのオピニオンにトップダウンのオピニオンで対峙してもかみあわなくて、今の日本社会の流れであるエビデンスのあるボトムアップで見ていかないと、そういう意味では神谷さんも松崎さんも頭のよい人ではあるので、なにを言ってるのかをよく理解することも大事なのかなと思います。

[40. とーぼ]

極端なトップダウンのオピニオンとは日本共産党ですが、鈴木元さんのタワマンの告発に、市田さんが「私のタワマンは、小さなタワマンでタワマンとは言わない。だから鈴木は反共デマ攻撃」みたいなことを言っていました。バカじゃないかと思ったんですが、宮本査問事件の国会論戦を見てると、市田さんがバカというよりは、あれが日本共産党のエリートのありかたなんだと思ったのです。なので、日本共産党って思っている以上に頭はよくない。

[41. とーぼ]

30年くらい前までは、学問の世界でもトップダウンのオピニオンが主流でした。私もその影響が強いのですが、エビデンスのあるボトムアップを身につけないと、時代から取り残されます。これは日本共産党だけではなく左派全体の課題です。

[42. cattt]

寸劇の虚人様

面白いです。
私も寸劇の虚人様の考えに同感です。
　1989年から始まる東欧革命・ソ連崩壊で、マルクス主義・共産主義の実験は失敗に終わった段階で、私も共産党に見切りをつけました。革命はもはや無理。いや革命は不要だと思いました。
　社会主義も無理。可能な機能するような社会主義経済モデルを誰も提示することもなかったし（おそらく研究者も無理と分かって研究をやめたのかも）。議会制民主主義はすでに実現しているから、なぜ「民主主義革命」が必要なのか？結局、共産党の参加する政府が成立すれば（特にその政府の主導権を共産党が握っていれば）、その政府を「革命の政府」と呼ぶのかも知れない。共産党が国家権力を取れば、それが革命なのだろう。
　しかし、議会制民主主義の下で、どうやって政権を維持するのだろうか？考えれば数々の難問が出てくる。選挙に負ければ下野するし、手がけた改革もひっくり返される。経済的混乱が生じたら手ひどく批判され、極小勢力に落とされるかも知れない。
　議会制民主主義の下では、共産党の政策のような劇的変化を伴う改革は無理だろう。
　というわけで、もはや資本主義の枠内での改良路線しか残されていない、と考えるべきであり、日本共産党も、東欧革命・ソ連崩壊の時点で共産党の看板を下ろすべきだったのだ。
紙谷氏が言う共産党の持つ「3つのリソース」についても、「共産党の看板がそれを邪魔している」というご指摘ですが、私もそう思います。
　「共産主義と自由」などと現実の世界から遊離した議論にふけり、それを「武器」に宣伝・拡大に打って出る、などという方針で「大運動」なるものをやっていますが、本人たちも成功するとは思っていないようにも見受けられます。
　総選挙も近いし、おそらく敗北するでしょう。そして近いうちに国会に1議席程度の極小ミニ政党になってしまうのでしょう。

[43. 寸劇の虚人@cattt様]

>>42
cattt様のおっしゃることに私も全く同意いたします。
おっしゃる通り、1992年のソ連崩壊を以ってして共産党は解党すべきであったのです。それが宮本の「腰を抜かすな！」の一言で持ち堪えてしまった。さらに野坂のスキャンダルが出た時はさすがに終わるだろうと思ったがこれも誤魔化しで乗り越えた。まさにこの党は宮本による宮本の党だったのだと思いますねえ。
しかし、別スレッドにも書きましたが、共産党の「役割」は武装闘争が失敗に終わった時に終わったのです。日本共産党はやはりコミンテルンが生みの親ですから、本来議会主義による「革命」など幻想に過ぎなかったのです。
しかし、そこに宮本顕治が武装闘争否定、二段階革命論で共産党を衣替えした、ように見せかけたのです。
私は長い間、国際派だった宮本が議会主義へのイニシアティブを取り、自主独立を主張したことに違和感を感じていましたが、その答えが出たように思います。
それは生粋のスターリニストの宮本（だから国際派だった）は議会主義と二段階革命論で党の看板を新たに塗り替えたように見せながら、このコミンテルン由来の共産党の生き残りを図ったのです。そしてそれは80年代初頭までは有効かと思われた。宮本にとっても思わぬ成功だったのかもしれない。
しかし、1992年がやって来たのです。そうやって振り返ってみると宮本が党内権力を握った1961年から1992年までの約30年間はなんだったのか？私はそれは本来党改革がなされるべき時間だったと理解しました。そのためには最低限党内言論の自由が保障されなければならなかった。ことごとく追い出しましたからねえ。もはや党に自己改革の意思もノウハウもありません。終わるのみです。志位は共産党終焉を飾るピエロに過ぎないのです。

[44. とーぼ]

松崎さんのいうとおり

“共産党構文の特徴
「明白に」「明らかに」が多用されますが、「証明されている」という意味ではなく、証明や説明を省略する（もしくは証明・説明できない）時に使用される共産党用語です。”
https://x.com/itallmatuzaki/status/1827194498163880210

[45. 来た]

いたるさん、アピールしていないですご、今は維新に党籍ありますよ。だから離党当初はわからないが、2年くらい前から戻らない覚悟でしょう。

[46. busayo_dic@管理人]

>>45
いたるが維新にいることを最初にすっぱ抜いたのは当blogだったと思いますけど、例の著書が出る時には維新にいたはず。なので二年くらい前はまだ戻りたい気満々だったと考えたほうがよさそうです。