久しぶりに高野孟たんが共産党について語ったので採り上げる。
3月25日付「毎日新聞」電子版が、共産党のあり方を憂える内容の本を出版した2人の古参党員を同党が相次いで除名したことについて、「こうした強硬姿勢には党内から疑問の声も出て」いて「無党派だが共産党に投票してきた人たちが離れる」だろうとの見通しを報じている。
その通りで、この問題での志位執行部の対応の失敗のダメージは深刻だろう。志位らは「異論を許さない党だという批判は当たらない。党内で自由に意見を述べる権利は規約に明記されているのに、それをせずに党外で出版して批判したのはけしからん」と言うが、これは噴飯物である。
かつて共産党にいたとき、党の横暴をさんざん何とかしようと提言したのになしのつぶて。
そして結論はいつもの
「民主集中制」とは、党内で意見を述べる自由という「民主」がないわけではないが、上部はそれを無視し「決定」だと言って服従させる「集中」権限を専有しているという一風変わった独裁体制のことなのである。
かつて共産党にいたとき、党の横暴をさんざん何とかしようと提言したのになしのつぶて。
そして結論はいつもの
だから、「党内で自由に意見を述べる権利」があるのは、まあ、そうなのだろう。しかし、それに答えたりその提起に応じて討論を組織したりする義務が上部機関に課せられていないので、彼らは常にそれを黙殺する。だから異論のある党員は、外で出版するなどして「言論の自由」を行使せざるを得なくなるのである。