たぶん、このときの演説だと思うが、その時松竹たんについて伊藤岳が語ったことがアホ丸出しw

そこに目をつけたのが今の権力側なんですね。共産党の中にいる松竹伸幸という人の主張に目をつけて本を出さないか、雑誌のインタビューに応じないか、いろいろ攻勢をかけていたことが明らかになりました。彼はそれに応じて本を出しました。彼のブログなんか見ますと、完全に権力の側に取り込まれちゃっているんです。利用されている。敵権力は党の内部でもこういうことを言っている人がいる、という事を外に漏らして、いかにも共産党が時代遅れだと言うようなことを醸し出そうとした。それにまんまと乗せられた。これが松竹問題の真相だと思うんですね。 

松竹たんは出版社の編集長(ついこの間降りたっけ?)で、本出すのが仕事ですw 当然売らなきゃなりませんから、インタビューの要請があったりしたら渡りに船。

つーかね、今でも毎日200冊以上本は出てるわけ。インタビューしてもらえるようになるには、よほど話題にならないと相手にされない。岳たんから見たら権力の側の自民党などの国会議員とか、自分の泊付けに本書いたりするけど、ベストセラーになってるの見たことある?

政治家の本でベストセラーになるのは、ぱっと思いつくのは石破茂たんとか、今だと安倍晋三たんとか、話題性がある場合だけで、これらは出版社が出してくれと頼んでくる。不破たんだって、一般の出版社から出すときは、おそらくそうだ。

そんでもって、いくら大物政治家の話題性がある本でも、売れなきゃ店から取っ払われて、たとえば百田尚樹の本にとって代わられる。松竹本、鈴木本は、多くの人の興味関心、あるいは琴線に触れる内容を持っているから売れるし、インタビューの依頼も来るのだ。権力側が売ろうとして売れるほど、出版の世界は甘くないんだよ。 


安倍晋三 回顧録
尾山宏
中央公論新社
2023-02-08