田中悠の書評
日本共産党創立100周年の記念の年に、党建設の分野においてもその到達点が一冊の本にまとめられました。市田忠義副委員長が、2022年4月の中央党学校で行った「規約と党建設」の講義をもとに、志位和夫委員長の党創立100周年記念講演や直近の中央委員会総会決定もふまえて加筆し、仕上げられた『日本共産党の 規約と党建設 教室』です。
日本共産党創立100周年の記念の年に、党建設の分野においてもその到達点が一冊の本にまとめられました。市田忠義副委員長が、2022年4月の中央党学校で行った「規約と党建設」の講義をもとに、志位和夫委員長の党創立100周年記念講演や直近の中央委員会総会決定もふまえて加筆し、仕上げられた『日本共産党の 規約と党建設 教室』です。
中央委員会で党建設の任にあたっている一人として、本書の醍醐味(だいごみ)を紹介し、推薦のメッセージとしたいと思います。
一生を日本共産党に捧げ、その退潮を止められないが出世はしてきた元書記局長の遺言ですかね?
とくに圧巻だったのは“党員拡大論”です。「“入りそうな人だけ”“一度話して終わり”でなく、綱領をともに学び、党員としての生き方、思いを語り合う一回一回の働きかけを大切に」と、入党を働きかける姿勢が掘り下げられています。「『集い』を開くと、党機関が『何人集まったか、何人決意したか』と数しか聞かないとか、…内容も聞かずに話を終えてしまうのではだめだ」と、党員拡大の系統的努力の過程に光をあてる重要性も、心に染みるものでした。
言ってることは正しいが、本人、今でも党員拡大やってるんでしょうか?特別期間に何人党員増やしたのか、ぜひ発表してもらいたい党員は多いと思いますよw