山添盤石の情勢だが
今回、台風の目となっているのが、れいわ新撰組の山本太郎(6位)だ。昨年の衆院選比例東京でれいわは、約36万票しか獲得していなかった。

先ほども述べたが、参院東京選挙区は50万票が必要なのだ。その結果、当然下馬評も低く、無謀な挑戦に思われたが、自民党の情勢調査では、当落のボーダーにいる。5月調査から一気に数字を伸ばした。

もし私が共産党の幹部で、これからも政策的に共鳴し合う山本太郎の力が国会に必要だと思うなら、余裕のある10万票を山本に融通するだろう。山本を殺すも生かすも共産党にかかっているといっていい。野党共闘の真価が問われると言っていいだろう。「ボーダーラインにいる山本を当選させることができないで、何が野党共闘だ」と、真の共産党支持者こそ、立ち上がるべきなのではないのだろうか。 

そんな余裕はない(爆笑)