城繁幸たんの分析
簡単に言うと、共産党はサラリーマンの敵だということで有権者から嫌われたという趣旨だ。

よくメディアで「連合と共産党は歴史的に仲が悪いから共闘できないのだ」みたいなことが言われていますが、歴史とか全然関係ないです。体裁が悪いから言わないだけで、純粋に金の問題なんですね。

それと「連合が支援を渋ったのが敗因だ」という分析もありますが、連合という組織を全然理解していない的外れな意見でしょう。

連合というのは室町末期の幕府くらい力が弱い組織なので、トップダウンで何か動かす力はありません。

なので仮に連合会長が「野党共闘を支持する」と言ったとしても、トヨタ労組みたいに叛旗をひるがえす下部組織が続出し、実際の投票日には自公か維新に投票する組合員続出で結果は大して変わらなかったと思いますね。 

 ぼくちんは労働組合の幹部とかやったことないし、組合の雰囲気なるものを体験したこともないのでなんとも言えないのだが、読者諸兄はどんな感想を持たれるだろうか?