河原井卓(かわらい・たく)さんが入党したのは102歳のときでした。
中略
これまで4冊の自伝を世に出し、40回を数える講演とともに戦争の悲惨を伝えてきました。そして党の一員に。「これでわが人生は完成だ」▼河原井さんは先日108歳の生涯を閉じました。長男の忠男さんによれば、亡くなる直前まで戦争の話をしていたといいます。「赤旗」を隅から隅まで読み、話すこと、書くことが好きで命が尽きるまで社会や政治とかかわってきたと。

 102歳で入党して活動していたと言うのもすこいが、そこまでの情熱を持っていた人がなぜ102歳になるまで入党していなかったのか、謎である。

九十八歳。戦いやまず日は暮れず
佐藤 愛子
小学館
2021-08-06