党史を知らない共産党員が増えたなぁ

共産党の元議長である野坂参三氏は国会で、憲法9条に反対しているじゃないですか。
国会議事録ぐらい読んだら？ pic.twitter.com/Rbt2d0I2SG

— boshi (@wild7hibawild7) March 26, 2021

Comments

[1. 太宰ファン＠カルトに純化＝痴呆化]

共産党、かつては社会党の非武装中立を批判し、9条も変えて自主防衛って言っていたのに。いつのまにか「9条」完全実現派。

かつての共産党の自主防衛の理屈は、非同盟中立の日本を作っても「米軍が攻めてくる」みたいな話だった。ってことは「米帝の危険性」については、今は主張を変えたわけだ。確かに、反米のために日本にも軍隊が必要なんて言えないよな。中国・北朝鮮に備えるために必要っていう話にしかならん。でも、それは避けたい（泣）。

っていうことで、9条完全実現＝非武装中立・平和を、社会主義と同じく、究極の人類の目標でしょ、正しいでしょ、ってことで、掲げることにしたのかな。

時間軸が「突然」ずれているのだが。共産党は、今の現実の問題解決の具体的政策（経済政策、安全保障政策）を出すのを放棄し、将来の社会主義社会や「軍隊のない9条完全実現の社会」という大目標だけを掲げて強調し、そのために共産党を増やして、と訴える戦略（カルトに純化）に変えたように見える。

少なくとも、90年代までは、今現実の問題解決がメインのはずだったのにな。でも、その道筋が怪しくなってきた。考えてみれば、経済政策なんて「無い」。せいぜい、社会主義に近いような？ことを適当に言っていくしかない。安全保障政策だって、中国・北朝鮮の軍事脅迫という、結党以来の未曽有の「想定外の現象」に何も考えられなくなっている。完全思考停止。

生き残り戦略としてのカルトへの純化。確かに、もう、カルトに純化した方が、阿呆を集めやすくなる。現実的なエネルギー政策など議論するより、反原発、悪いのは資本主義だ、ってとなえてりゃ楽だ。国民の多くの支持を得るよりも、確実に数％はいる馬鹿を集めた方がいいのだ。共産党のカルト化（痴呆化）戦略、大笑いだ。堕ちるところまで堕ちているぞ。

[2. TAMO2]

日本共産党が「本当は改憲派」だったことは、1980年代は左翼の常識で、ガチの護憲派は社会党くらいでした。新左翼も改憲派でした。

共産党の論理の歴史については、松竹信幸氏の「改憲的護憲論」に詳しいです。

[3. TAMO2]

あ、松竹伸幸氏でした。

[4. 山田案山子]

党歴５０年前後の党員でも“永世中立“とか“原発絶対反対“は昔っからの党の原理・原則と頭から思い込んでいるのが多いのにはビックリする。それは社会党のとか、第三の科学の火はどうなったとか言っても理解不能。
小学５年の時だったと思うが、”ソ連が実験した原爆の放射能の雨が降ってるから、あんたら悪そうはあの雨で頭を洗って来ない！“と言われたことを思い出す。

[5. 太宰ファン＠宗教化する共産党]

具体的な民主連合政府の政策でなくて、実現性の怪しい「究極の正義」（9条完全実施＝非武装中立、原発全廃、社会主義、etc）を掲げ、（国民の多数の支持獲得は放棄し）、どうやって実現するのと問われれば、それを信じる人（党員、党支持者、読者）が一人でも増えれば、それに近づくんですと、党勢拡大（信者拡大）に邁進する集団って、ほとんど、宗教団体ではないのか。

だって、9条完全実施や社会主義の具体的手順や仕組み、計画は「無い」、信じる人が増えればいいって、現実には北朝鮮化（国民全員に党を信じさせる）とおなじじゃんか。

信じる人を増やすのが手段（＝目的）って、少なくとも、科学的社会主義じゃないぞ。

実際には、なにも対策が見いだせない、苦しい現実（例えば、中国、北朝鮮への安保・自衛隊政策を、どうしたらよいか混迷）を精緻に考えることを放棄し、究極の正義の実現（観念世界）に、党員（信者）の心を持っていくのだな。

電車で男にぶつかられて、女性差別だ、政治が悪いって叫ぶ、主観的観念論の世界に生きる池内某、今の宗教共産党にぴったりだな。

[6. 風の便り@太宰ファン様へ。]

>>5
何でもかんでも揚げ足をとって女性差別や自民党政治に結びつけようとする被害妄想にも見えます。アホらしい。

[7. 風の便り]

宮本顕治氏の著作を読んだことがない党員も多そう。

[8. KM生＠風の便り様]

＞宮本顕治氏の著作を読んだことがない党員も多そう。
新日本出版社は、今や不破の私的出版社。宮顕ら過去の患部の著作も、大部分は絶版。（以前にも言ったように）不破の著作何ぞ、社会科学関係の学会では全く相手にもされない。現役の患部で、著書を出せるような能力のある者はいない。第一党員が本を読まなくなった。恐らく不破が昇天すれば、新日本出版社も倒産するんじゃないか（＾＾）？新日本出版社の経営は、党員の（読みもしない）義理購読によってのみ支えられている。

　 　

[9. 太宰ファン＠風の便り様]

>>何でもかんでも揚げ足をとって女性差別や自民党政治に結びつけようとする被害妄想にも見えます。

そうですよねえ。社会正義の実現を求めるのはいいと思うんだけど、なんか、その社会正義の「次元」がどんどん矮小なものになっていて。。。電車で突き飛ばされた、政治が悪い、って。。。（泣）

もっと、非正規のこととか、財務省の財政破綻デマとか、緊縮脳に縛られた政治家への怒りとか、竹中がしゃしゃり出てきてまたぞろ「生産性」だとか抜かしてる様への怒りだとかなら共感できるけど。まそんなことには怒ってないのか、池内よ。

[10. KM正＠]

＞小学５年の時だったと思うが、”ソ連が実験した原爆の放射能の雨が降ってる

[11. KM生＠山田の案山子様]

失礼。上記１０．は操作ミスですた（＾＾）。
ソ同盟の大気中核実験は１９６１年。小生はまだ小学１年ですたから、小学５年だった貴方は１９５０年生れですか？
まだ中ソ論争は公然化せず、日ソ両党関係も蜜月時代だった。よって日共は、（先日も話題になった）「ソ連からの小児麻痺ワクチン輸入」や「ソ連核実験は、米帝の脅迫下でのやむを得ない防衛的なもの」という立場だった。
あの年の流行語大賞は「５０メガトン・死の灰」。「雨を浴びると禿になる」と言われたものですた（それだけ国民の反ソ感情も強かった）。

[12. TAMO2]

とある高名なマル経学者が「不破氏は査読付き論文を出したらどうだ？」と強烈な一言を言ってましたw

要は、学会での不破氏の評価はその程度なのです。

[13. KM生＠TAMO2様]

何度も言うように、
学会発表して討論に晒され、学会誌に投稿して査読を経て掲載されない限り、「学会で認められた」などとは到底言えない！

[14. 太宰ファン＠TAMO2様、KM生様]

そうですよね。不破哲が自分で正しいと信じている「新発見」なるもの（エンゲルスが気付いていない、マルクスの恐慌論の転換、自分は気づいたと主張）、堂々と発表すりゃいいのに。

それをやらずに、自分の勝手な理屈に基づいて、「それに気づかないエンゲルスは信用できない」と、資本論「新編集」なるものを、党の権力で刊行するっての、政治の学問への乱暴な介入と思うぞ。

ま、発表しても、先般の谷野勝明先生の論文のように、不破哲、フルボッコだろうがな。

[15. KM生＠被除名者には時効はないのか]

１）元プロ野球選手の場合
昨今（多分）刑期満了した清原和博氏がメディアに登場。かつては、江夏豊氏などもそうだった。一般論としては、「刑事犯は刑期満了すれば贖罪したことに成り、（再犯しない限り、実際一般人には難しいが）社会復帰は可能」である。
２）日共被除名者その他現党指導部から否定的に扱われている者
時効なく全人格を否定される。党在籍時の業績もすべて否定される。野坂・袴田のように、党に都合の悪い過去のことに対しては、死して尚罪を被せられる。徳球の様に、死後70年近く経っても（党首として在籍した当時の否定的事件の）全責任を転嫁される。

[16. 太宰ファン＠反憲法、反人権のカルト集団]

>>15
KM生様のご指摘、大事な問題と思います。

結局、スターリン時代の「階級敵や裏切り者は処刑」「党の歴史から抹殺」（いなかったことにされるか、悪の権化と永遠に糾弾される）という価値観、方式のままだと思います。

死してもなお、永遠に鞭打たねばならない、というカルト宗教論理ですね。

リンチ事件の小畑について、確たる証拠はないし、少なくとも共産党査問中の傷害致死なんだから、遺族に詫びるべきところ、いまだに詫びていませんね。（もちろん、階級敵として意図的に殺した白鳥警部遺族にも詫びていない）

伊藤律、スパイ・裏切り者として、中共に引き渡して、処刑されることを期待していたようだが、獄中に何十年も閉じ込められていた。共産党側から、本人の健康や人権への問い合わせ・配慮は皆無。むしろ、中共の方が、伊藤律を気の毒がって、帰国時にかなりのお金を援助してくれたそうな（ご子息の著書による）。

スターリン時代の鉄則は、現在の除名者、除籍者についても、「村八分にして一切の付き合いを断つ」、「付き合いがあることがわかると党に批判される」、「離婚を勧める」、「生きている人として扱わない（赤旗報道でも存在を無視されるなど）」などで、今も生きていますね。

結局、日本国憲法や、万国人権宣言よりも、「共産党の階級闘争の論理」が優先する、反憲法・反人権のカルト集団、ってことでしょう。北朝鮮、中国を笑えない。

[17. 風の便り@太宰ファン様へ。]

>>9
返信していただいてありがとうございます。低処遇労働者と生活困窮者は2000年代以降増え続け、昨年のコロナ禍で飲食業経営者や接客業の女性労働者や文化的な職業につく労働者までに拡大してます。低処遇だった介護関係労働者だけでなく比較的高収入の医療関係労働者も職を続けられなくなるなど大変です。

「竹中平蔵氏は政権に関わるな！軍事費を社会保障に回せ！無駄な事業はやめて生活保障と労働者の生活を守れ！東京五輪はは中止を！」というSNSの訴えならわかりますが。

最近の日本共産党関係者の何人かは左派プチプル層に目を向けた活動を行ってきたので、池内氏のような言動が出たのだと思います。

[18. KM生＠新中国対日文化工作]

現在自宅で（古文書漁りが趣味の私が後生大事にとっておいた）小学生時代（61‐67年）の蔵書整理中です。
１）講談社
野間社長は（62年当時国交のなかった）「新中国」へ招待された。私の手許にある（62年当時の）「少年少女新世界文学全集」には「中国少数民族民話」が、「少年マガジン」には「チベット封建遺制による理不尽な残虐行為」が、それぞれ描かれている。
２）今日的総括
今日のチベット・ウィグル・台湾を見れば、「新中国になれば少数民族問題は解決される」などというのは全くのブラックジョークに過ぎなかった（＾＾）。しかし同時に、（62年当時の日本の進歩的文化人の中にあった贖罪意識にたくみに付込んで）新中国は（しかも日本の将来を担う少年少女向け雑誌出版社を優先して）彼等を招待した。そして新中国にとって都合の良い部分のみ宣伝して、結果的に（翻訳版権優先も含めて）「新中国礼賛記事」を掲載させた。改めて「中共の戦略的したたかさ」を実感させられます。

[19. KM生＠追伸]

１）この１９６２年という年
中国では、毛沢東による「大躍進」の後遺症でまだ餓死者が続出していた。そのときに、「西側の友人達」に大盤振舞いをしていたのだ！
２）さすがに日共も、
「スターリンや毛沢東は、民主集中制が産出したのではなく、民主集中制の恣意的運用の結果であった」「あんなものは本当の社会主義ではなかった」とはいっても、
「本当の民主集中制ではないから、誤った。本当の民主集中制に徹すれば、過ちはなかった」とは言えない（＾＾）。