石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会が18歳以上の市民を対象に集め、中山義隆市長に提出した陸自配備反対署名1万4022筆について石垣市は13日、現段階での精査状況を公表した。重複署名を除く1万2847筆のうち2000筆余りを選挙人名簿と照合した結果、約3分の1が同名簿と一致していないとし、約3分の2が同名簿と一致する場合の推測数を8500〜8600筆程度とした。井上美智子氏、友寄永三氏の一般質問で明らかにした。

 2000筆余りのチェックで同名簿と一致しなかった署名について、知念永一郎総務部長は「市外住民、18歳未満、住所氏名などの誤りなどが考えられる」と述べた。今後も作業を進め、一致する筆数を確定、公表する予定だが、一致しない筆数の内訳の公表も求められそうだ。

 井上氏は「市民の署名を何と思っているのか、市民の思いを精査するなど、とんでもない。何回も書いたのも市民の思い。市民の思いを受けとめ、市長は手続き開始了承を撤回して中止を求めるべきだ。市民の意思表示は署名しかない。数字うんぬんを言うなら、住民投票で市民の意思を問うべきだ」と主張。与党から「1万4000人の署名はまっ赤なウソ」などやじが飛んだ。 


名古屋の署名が話題だが、石垣島でもこうなのねw