辻慎一青年・学生委員会事務局長が報告に立ち、「コロナ危機を体験した若者が、新自由主義のもとで押し付けられてきた『自己責任論』の呪縛から解放され、政治や社会のあり方について真剣な模索・探求を始めているという2中総の指摘は、全国と中央が一体につくりだしてきたものであり、党がそれにこたえた活動をすることで大きな変化をつくることができる」と強調しました。

 民青が中心となった学生への食料支援活動は全国41都道府県157カ所に広がり、2万1千人以上が利用。開催のたびに利用者が増えています。

 辻氏は、「深刻なコロナ禍で人間らしいあたたかい連帯が求められている」と指摘。食料支援活動に参加した学生が民青に加盟し、入党する経験が各地で生まれており、青年・学生の真剣な模索にこたえれば、民青を発展させることができるとのべ、「全国で実らせよう」と訴えました。

 「特別期間」の具体化として(1)青年・学生の命と暮らしを守る活動(2)宣伝・対話を広げ、党員拡大、民青班再建・強化にとりくむ―の2点を提起。新入生の不安にこたえる活動や、資本主義の限界など知的関心にこたえたとりくみ、学費軽減、進路の要求のたたかいを進め、学生新歓の成功と学生党員拡大の前進を、とよびかけました。

 綱領と科学的社会主義の学習を重視し、「支部が主役」で1〜3月期に学生党員を抜本的に増やそうと力を込めて訴え、2中総決定の実践に青年・学生分野が立とうとのべました

民青の惨状を見ていると、11都道府県しか動けないのかな?