社会主義が注目されても、期待は別のところに行く。

いまこそ「社会主義」　混迷する世界を読み解く補助線 (朝日新書)

的場　昭弘

朝日新聞出版

2020-12-11

こちらの記事で知ったが、記事を読む限り隔靴痛痒ポイ感じがする。実際は違うのかも知れないが、そんなことよりも社会主義が注目されても共産党を含む野党の支持は広がらないことであるw
 

とはいえ実際には資本主義の限界を感じて別の経済の行き方を考える中に、社会主義的な要素をもつ未来を見る人はいる。
中でも注目されているのはこの人ですね。赤旗には出てこないでしょうけど、白井聡なんかよりよほど若者に響いていますね、特に優秀な人たちの。

ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

山口 周

プレジデント社

2020-12-21

 

Comments

[1. 広太郎]

若者を狙って気候変動やLGBTをグッと前に出したけど響かない。社会主義が注目を浴びても、そもそも共産党が眼中にないんだと思います。

[2. KM生＠広太郎様]

資本主義の行詰り、しかしオルターナティブは？
最近マルクスは注目されているが、しかしその担い手は白井聡・松尾匡等々非日共系ばかり。最早党員教授もほぼ皆無。最早日共は、科学的社会主義さえ語れなくなった（＾＾）。

[3. 太宰ファン＠みんな不破哲のせい]

>>最早日共は、科学的社会主義さえ語れなくなった

まさにそうです。ソ連・東欧崩壊後、発達した資本主義での社会主義を独創的に考えるチャンスはあった。しかるに、不破哲が、こともあろうに北朝鮮、中国に接近し、マジに社会主義とは縁もゆかりもない「20世紀社会主義路線」の存続に希望を託すという、最低最悪の選択をした。日本共産党のこの「失われた20年」は、もう致命的。

[4. 広太郎]

2>
資本主義の強さは、自由な市場取引を通じて企業・個人の技術革新や創意工夫にあり、また非営利などの異質な生産活動を認める包容力と思ってます。
これを乗り越える方式は、社会主義世界政府のような妄想しか思い浮かびません。