なお、私の自宅には拙著『円高と円安の経済学』の在庫が100冊程度(印税の現物支給分)、あります。ご購入いただけるなら、1冊代金1800円(郵送代と消費税、振込手数料はこちら持ち)でお送りいたします。詳しくは下記のHP参照。https://t.co/faEVLNTz48
— 今田真人(経済ジャーナリスト・脱原発) (@masatoimada2) May 2, 2020
大宰ファン氏より
不破哲が日本企業の中国進出を応援、産業空洞化を促進、反対者の言論を弾圧、ほとんど中国のスパイ!綱領にまで「小細工」(「日本独占資本の帝国主義的対外進出に反対」という文を綱領から削除)
驚愕です。以下、元赤旗記者・今田真人氏twitterよりhttps://twitter.com/masatoimada2
====================================
赤旗記者時代、産業空洞化の大きな原因が為替問題にあると考えるようになった。外国人労働者は低賃金で人権侵害が横行する日本にあえて働きに来て、賃金を母国の家族に送れば、それが何十倍もの価値の母国貨幣に化ける。これこそが、日本の大企業が、正規労働者をリストラし、大量の外国人労働者を懸命に受け入れようとした原因。
この為替構造の下、社会主義を名乗る中国が2000年代初頭、外国企業の進出を受け入れる政策に大転換。日本の大企業などは中国への進出ラッシュを始めた。日本企業は、中国で生産した生産物を日本に逆輸入すれば、日本国内で中国からの外国人労働者を雇うのと同じ効果がある。
日本大企業の中国への進出と、日本の産業空洞化は、この為替構造の下で裏表の関係。中国の労働者にとっては、日系企業の賃金は自国企業より格段に高い。進出日本企業も「安い労働力」を使って製品をつくり、日本国内への逆輸入で大儲けできる。損をしたのは日本の労働者だけ。
日本の大企業の中国進出が本格化し始めた頃、2004年の日本共産党23回大会が開かれ、綱領が改定された。「日本独占資本の帝国主義的対外進出に反対」という文を綱領から削除し、中国を念頭に、途上国への日本企業の進出を事実上後押しする方針に転換したのである。
忘れられないのは、不破哲三著『北京の五日間』(2002年)だ。「赤旗」連載を本にしたものだが、「中国市場での立ち遅れは、日本でも大問題になりつつある」と、不破氏が中国側に、日本の大企業は中国進出を積極的に推進すべきとの主張を展開。綱領改定の伏線である。
この時期から産業空洞化に反対する共産党系「大衆団体」の担当者に、共産党本部から圧力がかかり始めた。私が書いた日本企業の中国進出やその為替構造を告発する赤旗記事が、掲載後、編集局長を通じ、不破氏から意味不明な非難が来たり、掲載前に問答無用で撤回させられる事件も起きた。
それでも「産業空洞化」を告発する記事を書き続けたのは、大企業の中国進出についていけない下請中小業者の苦しみ、大企業の国内生産拠点の廃止などによる大量の労働者の失業、日本商社の中国への「開発輸入」で苦しむ農家の惨状が横行していたからである。党の変質が耐えられなかった。
悪戦苦闘の末、依願退職をしたのが東北大震災の直後。余震に備えた宿直の連続など、最悪の体調もあったが、それでも余暇を利用して書き上げた『円高と円安の経済学』の原稿を世に出したいという思いが勝った。退職1年後、出版にこぎつけた。
諸悪の根源であった、中国を「社会主義をめざす国」とする綱領の規定が、今年1月の党大会で削除された。しかし、この規定によってゆがめられたのは、中国に対するリアルな見方だけではない。日本共産党の「国民が主人公」という立党の精神すらゆがめられた。いまからでもいい、真剣な総括が必要だ。
産業空洞化問題を批判することは当時の綱領で「社会主義をめざす国」と位置付けていた中国の外資導入政策を批判することになり、綱領路線から逸脱する、との「批判」を受けた。「日本改革を永遠のかなたに棚上げするもの」という文句が、私の著私の著書の原稿に投げつけられた党の「検閲官」の言葉である。
===========================
松竹氏自身、著書やブログで明かされたように、不破哲の、?中国・北朝鮮をめぐる暴走、?安保・自衛隊政策の迷走の被害者だったし、先般は、?不破哲の「エンゲルス批判」から「新資本論編集」にいたるボケ老人の暴挙へも批判的なことを書かれたいたぞ。?経済政策をめぐる今田氏の批判も、?〜?同様に重大な問題だな。ネタがありすぎるぞ!
今田氏のtwitterは、衝撃だった。
ここまでだったとは。どうりで、共産党は、円高是正や国内産業振興のリフレ策、反緊縮策に冷たいはずや。日本企業の海外(中国)進出、空洞化は歴史の必然、我慢しろ、資本主義が悪いんや、社会主義中国の経済発展を応援してろ、って感じだな。もう、ほとんど役立たずの亡国政党ではないか。
今田氏の本は「かもがわ出版」だが、ここは、同社の松竹氏に「不破哲の誤りを総括する本」の編集を期待したいな。
松竹氏自身、著書やブログで明かされたように、不破哲の、?中国・北朝鮮をめぐる暴走、?安保・自衛隊政策の迷走の被害者だったし、先般は、?不破哲の「エンゲルス批判」から「新資本論編集」にいたるボケ老人の暴挙へも批判的なことを書かれたいたぞ。?経済政策をめぐる今田氏の批判も、?〜?同様に重大な問題だな。ネタがありすぎるぞ!