UAゼンセン、政権構想に共産党を除外せよと通達

UAゼンセンは傘下組織に、国民・立憲統合構想について全国組織に基本歓迎との趣旨の通達を出した。
その中で、基本自分たちは労働組合なので政党の動きには口を出さないとは言いつつ国民民主党を支持しているとした上で、政権構想に共産党は入れるなと提起。 
UAゼンセンの言う通りに新党が動くなら、野党共闘は名実ともに崩壊する。 

Comments

[1. KM生＠ 管理人様]

１）最早連合系労組に政党を指導する力はないですよ。何故なら、連合・全労連共に「大企業・公務員正規労働者の既得権擁護団体」に過ぎないのであり、必然的に労組員の高齢化・政治的影響力の低下は顕著だからです。立民・国民共に小選挙区で自公に対抗する力はない。日共票に期待するしかない。
２）むしろ次回衆院選台風の目は、維新と（東京パラ五輪実施と、この直前の都議選勝利が前提ではあるが）小池の新党結成・国政復帰でせう。

[2. ハスカップ]

総評の引き回しで社会党が弱体化したの知ってるはずなのに、この通達ですか？

[3. KM生＠ハスカップ様]

１）旧社会党解体の主因は、総評の引回しと言ふよりは、むしろ総評→連合への吸収による労働団体再編（この過程で日共系は統一労組懇→全労連へと分裂した）でせう。
２）８０年代後半〜９０年代前半の労働団体・反共野党再編も、旧ソ連社会主義国崩壊による第2次大戦後冷戦構造＝東西対立の解消、デフレ基調による賃上げ要求の低下と組合員の労組への関心の低下、新自由主義の進行による非正規雇用の増大とこれに伴う労組の組織率の低下等々複合的要因の絡みの結果でせう。
３）ゼンセンにとっては、日共系合同繊維は不倶戴天の敵（特に繊維関連の和服等伝統産業労働者の多い京都などでは）ですから、「日共との選挙共闘」何ぞ、絶対に許すわけにはいかないのでせうな（＾＾）。

[4. にそ]

>>1
すみません、ちょっと連合に関しては仕事の関係で情報が少しあるのでお話させていただきます

連合の「正規労働者の既得権益擁護団体」というイメージによって組織率が低下してるってのは確か正しいんですけれども
ゼンセンの幹部は結構危機感持ってるのか
非正規やら外国人労働者やらを取り込もうと必死にやってるようで
確か某定食屋の労組を作ったとか
去年辺りうちの県のゼンセン幹部が自慢してたのを聞いてしまったことがあります
まあゼンセン幹部ってリアリスト傾向があるのか、一応前述みたいな事をして数は何とかやろうとしているようで
それに伴ってか結構傲岸不遜な奴もいるみたいで
だからそんな偉そうな事が言えるのかなと
個人的に思いました
(ただ、そのゼンセン出身の逢見さん(現連合会長代行、元事務局長)は志位さんと同じく企業で働いたことないので、彼は違うかも。)

[5. 名無し者@にそ様へ]

>>4
2000年代後半に連合会長を勤めた高木剛氏はゼンセン同盟出身だったと思います。彼は反貧困運動にも熱心で「反貧困フェスタ」に顔を出して派遣ユニオンの関根書記長や首都圏青年ユニオンの河添書記長(当時)ともにシンポジウムに参加して河添氏らかから高木氏へ反貧困バッジを着けともらうなど良心的な方だったと思います。
今年に入って新型コロナの対策で東京都内のスーパーマーケットにゼンセン同盟の役員が実態調査に来てたのをNHKの朝のニュースで取り上げてました。

[6. にそ]

>>5
返信ありがとうございます
そういえばあの人、そうでしたね
あの人パフォーマンス染みてたり、今の連合の院政云々の疑惑とかもあって
私はあんまり良いイメージがなかったんですけれども
でもスキャンダラスな関根氏とか結構評判がアレな河添氏とかと一緒に会見して
バッジ付けてもらってた動画は見たことあるんですよね。
確かにそう考えれば、器はデカイ人ではあったのかも…