キョンキョン赤旗日曜版登場で、当方に何通もメールがw

キョンキョンが渡辺えりさんと紙上オンライン対談。

日本では、政治のことを口にすると、すぐに「何派だ」と言われ、みんな口をつぐんできた。こんな世の中にしたのは、私も含めて、自分たちのせいでもあると、多くの人が気づいた気がする。

この対談、必読！#しんぶん赤旗https://t.co/PQIkBm2mPa pic.twitter.com/VjyqhzaWjZ

— カクサン部長 (@kakusanbuchoo) May 27, 2020

小泉今日子たんが赤旗日曜版に出たことで、当方に悲嘆のメールが続々とw
たぶんみなさんキョンキョンの黄金時代のファンだった方じゃないかと想像するけど、けっこうなインパクトがあったようだ。

でも、これでキョンキョンが昔、赤旗読んでなかったことがわかりました。

お二人の若い頃、反対者に〜派、〜主義者とか最も多くのレッテルを貼るメジャーな新聞が赤旗でした。にもかかかわらずこうした対談に２人が出るのは、昔は政治に無関心だったのでしょうね。 https://t.co/Xi2bJsWUP3

— nippon-reguration (@NReguration) May 28, 2020

Comments

[1. boshi]

小泉今日子が代々木派として比例で出馬すれば、、、、、、、

赤旗V字復活間違いなし！

と妄想中　w

[2. にそ]

>>2
フフッ……笑いました。やは
り小泉今日子の影響力のへ
んりんを垣間見ましたね。
バカにしておりました。し
ばらくROMった方がいいな
あとまで私、考えてるしま
いました。これからも彼女
らの動きを見ていきましょう
ね、皆様。

とまぁ、影響力は往年のファンである人生の先輩の皆さんだけで
結局未来は無い、というオチかと思うと
なかなか強烈なコメントですね…。

まあ小泉さんだけなだとなんなんで、一応渡辺えりさんの方も…。
とは言え渡辺えりさんは九条の会入ってるし、地元もまあまあ近いので全然驚かないんですけれどもね。

(すみません。ちょっと遊びすぎました。やはり慣れない事をするとダメですね、失礼しました。)

[3. ハスカップ]

平壌運転ですが一応

https://twitter.com/sis_sis/status/1266194297201688576
https://twitter.com/knakano1970/status/1266107080743632896
https://twitter.com/andnothinghurt5/status/1266120863914450944
https://twitter.com/andnothinghurt5/status/1266122133643464705

[4. さと]

話は変わりますが
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-05-29/2020052901_02_1.html
中国に抗議できるようになったのはいい事だが、中国国内の人権抑圧にも抗議してほしい。

[5. 太宰ファン]

>>中国国内の人権抑圧にも抗議してほしい。

「私どもは、こんな国と政党を、つい最近まで、社会主義に進みつつある国と、肯定的に評価してしまいました。かかる愚行を、国民と党員の皆様に（不破に成り代わり）深くお詫びいたします」

ってコメントもつけてほしいな。

[6. さと@太宰ファン様]

太宰ファン様のおっしゃる通りですね。「どうしてそんな愚行を行なってしまったか」の弁明もほしいです。

[7. 太宰ファン＠情けない動揺分子＝不破]

さと様

どうも。不破哲三氏の「自主独立路線」が結局、偽物で、本心は、ずうっと「世界の社会主義勢力」がやがて世界の主流になる、その方向（中国、北朝鮮、ベネズエラ他）と日本共産党も連帯すべき、という、若い頃からの妄信があり、トンデモの路線修正（中国、北朝鮮（朝鮮総連）との友好・連帯復活、中国等を綱領で評価）を、2000年代に行ってしまったのだと思います。

ソ連・東欧崩壊を目の当たりにして、（内心すごく）動揺し、若い頃のスターリン盲信、中国革命・北朝鮮建国に感激した精神が復活し、それらを「なんとか理屈をつけて」肯定的に評価し、連帯することで、「安心の境地」に至りたかったのかと。

ということは、不破哲は、他国で社会主義を目指す国々がないと、自分たちに自信が持てない、心細くなる、「情けない動揺分子」に過ぎなかったってことだな。

[8. 太宰ファン＠もっと大事なこと]

不破哲が、中国を評価した理由は、（彼の本に書いてあるが）中国は、市場経済を導入しているが、国家権力や経済の主要部分は、社会主義を目指す勢力（共産党）が握っているからだ、というおかしな理屈だ。そこには、人権保障や自由や民主主義の観点はまるでないのだ。

要するに、スターリン型の社会主義（共産党が国家権力、生産手段を握る）の骨格があればいいっていう理屈。なんだ、これ？要するに、不破哲も（反対しなかった）今の共産党幹部も、社会主義観が、基本、スターリンのままってことだ。マジに呆れた集団だ。

そもそも、社会主義は資本主義が発達しつくさないと議論できないわけで、スターリン型の、「社会主義勢力が国家や経済を握るってやり方」は、遅れた国が生産力を上げるための開発独裁型の国家資本主義でしかない（社会主義と縁もゆかりもない）ってのは、マル経の世界でも、常識だ。

ようするに、不破哲と日本共産党員の頭の中身、社会主義観は、スターリンの世界からほとんど出ていないって醜状だ。呆れ果てるな。

[9. さと@太宰ファン様]

そういえば 中国共産党との関係「正常」化の後、野党外交といって浮かれて各国に行っていたのを思い出しますね。

[10. 太宰ファン＠さと様]

そうですね、ご指摘の通り、もう一つの理由＝「不破哲の野心」、というのがありましたね。

[11. KF]

＞社会主義は資本主義が発達しつくさないと議論できない

これは、マルクスが言ったというだけの話ですよね。

[12. 太宰ファン]

マルクスは「生産力史観」です。資本主義の生産力が発展しつくさないと議論できません。そこには、実際の生産力とその主体としての労働者の文化的民主的発達が前提で、グローバリゼーションも前提です。社会主義の生産関係も、それらの存在が前提です。

しかし、スターリンとその取り巻きは、未発達の生産力状態でも、生産関係を（当時の人の頭で）社会主義と見なせるもの（強固な国家権力で強制的に労働者を生産に縛り付ける）を作れば社会主義になるという謬論（デマ）を唱えました。

「マルクスが言ったというだけ」、といわれますが、マルクス、エンゲルスの全著作に貫かれた考えで、私は正しいと考えています。レーニンもそのつもりだった。

そんなこと（生産力の発展が前提ということ）、証明されてないじゃないか、と言われるのかもしれませんが、少なくとも「スターリン流の社会主義がダメであること」は、もう、立派に証明されています。

[13. 広太郎]

「あまちゃん」共演でした。不倫しまくりの低俗な二人にご立派なことを言われてもね。

[14. 太宰ファン＠追記]

（なんども同じこと書いてますが）私が書いているのは、日本共産党が、マルクス、エンゲルスの科学的社会主義の発展と称して、実際は、スターリンの謬論（デマ）にドップリつかって、トンデモの理論を唱えていることを批判しています。そもそもの、マルクス、エンゲルスの理論に価値がないとお考えの人を相手に、それ（理論の正しさ）を、証明、説得しようという立場ではありません。

[15. KF]

＞マルクス、エンゲルスの全著作に貫かれた考えで、私は正しいと考えています。

私は、根底から誤っていると考えています。我々が将来実現すべき社会主義を考える際に、マルクス理論は忘れるべきです。

松尾匡氏がやっているように、マルクスが着目した「疎外」という現象をいかに克服するかを、現代に生きる私たち自身が考えることが、社会主義につながると思います。マスルクは、被支配階級が支配階級を打倒することで、「疎外」が克服できると考えました。これはもちろん、根本的な誤りです。

＞「スターリン流の社会主義がダメであること」は、もう、立派に証明されています。

これはもちろんです。ただし、スターリン流の社会主義がダメだったということは、マスクルが思い描いた社会主義への道筋や条件が正しいということの、何らの証明にもなりません。むしろ、マルクスの誤った社会主義への道筋を無理やり実現しようとした結果が、ソ連の現実となって顕れたと見るべきでしょう。

マルクスの理論の一部を歪曲して無理やり実践したからスターリンが悪い、のではありません。スターリンによって簡単に歪曲され悪利用されるような、ダメな理論を作ってしまったマルクスの罪は、極めて大きいと思います。

もちろん、マルクスには悪意はなく、抑圧された労働者を支配から解放するための理論の構築に生涯を懸けたマルクスの情熱は、称賛こそすれ、決して非難するつもりはありません。ただし、彼の理論の誤り（独裁者に易々と悪利用されてしまう脆弱性）は、徹底的に検証され、批判されるべきです。

また、スターリンよりマルクスの方が悪い、のでもありません。スターリンは独裁者であり、マルクス理論を悪利用し、マルクスの意志に反して、人民を支配から解放するどころか抑圧した極悪人であるという評価は、マルクスの理論の誤りによって、寸分も軽減されないことは、言うまでもありません。

[16. KF]

（何度も同じことを書いていますが）、私がこの場を借りて書いているのは、日本共産党が、マルクスが追求した「支配からの解放」の旗印を創立当初から現在に至るまで「不屈の精神」で掲げつつも、かつてはスターリン主義にドップリ浸かって頼り切り、今ではようやくスターリン主義からはほぼ脱却したのはいいが、今度はマルクス・エンゲルスの理論そのものに立ち戻ってしまい、相変わらずドップリ浸かって頼り切っているために、マルクス理論のあらゆる誤り（「支配階級の打倒」という内容だけでなく、非科学性、理論理性、反立憲民主性、傲慢さなどの思考態度をも含む）の悪影響をもろに受け、党自身が発展できないだけでなく、日本の政界に混乱をもたらしているという状況を、批判するためです。「スターリンの誤り」と「マルクス・エンゲルスの誤り」という二つの全然別の問題を区別できていない人を相手に、何とかわかってもらおうと苦悶している立場です。

[17. 太宰ファン]

>>我々が将来実現すべき社会主義を考える際に、マルクス理論は忘れるべきです。松尾匡氏がやっているように、マルクスが着目した「疎外」という現象をいかに克服するかを、現代に生きる私たち自身が考えることが、社会主義につながると思います。

松尾さんは「マルクス理論を忘れるべき」ってアホなこと言ってないよ。だって彼、マルクス主義者なんだから。暴論だな。

マルクス全部正しいとは私も思わない。その後の経験や研究でダメなところもわかってきたから「いいとこ取り」でいいと思いますよ。松尾さんの立場でもある。

>>マルクスの理論の一部を歪曲して無理やり実践したからスターリンが悪い、のではありません。スターリンによって簡単に歪曲され悪利用されるような、ダメな理論を作ってしまったマルクスの罪は、極めて大きいと思います。

これも暴論。なんで悪用した奴を攻めずに悪用されたものを攻めるの？

スターリンの謬論は、実際にレーニン時代から本来のマルクス理論を知っているブハーリンはじめ当時の理論家を次々に処刑し、ミーチンみたいな「全体主義」的なイデオローグで締め付けて、当時の危うい権力支配を合理化し、思想・言論の統制で国民を縛り付け、さらにコミンテルンで輸出して、衛星国（ソ連の防波堤）をきづくためのもの。

ヨーロッパでも日本でも、コミンテルン一派以外は、当初からスターリン理論はマルクスではないとの批判の潮流があったよ。マルクスを歪めてない者たちもいたんだよ！

だいたい、日本の場合、そもそも文献の入るのが遅かったから（あるいは発禁）、ソ連のスターリンやミーチンに毒された理論をマルクスのものだと信じていたものがものすごく多いの。それをきちんと峻別して、ははっきりさせようってのが、中村静治さんや私の立場。それを、いちいち口挟まれてもかなわんな。

[18. 太宰ファン＠KFさま]

>>かつてはスターリン主義にドップリ浸かって頼り切り、今ではようやくスターリン主義からはほぼ脱却したのはいいが、今度はマルクス・エンゲルスの理論そのものに立ち戻ってしまい

これも、とんでもない間違いだな。不破哲・日共のどこが本来のマルクス、エンゲルスに立ち戻っているんだよ。

社会主義の本質の所で、スターリンの謬論に縛られているから、中国を社会主義と言ったり、北朝鮮や中国と関係復活したりするんだよ。

いま、上（No.8）に書いたじゃないか。何度、書いたらわかってくれるのかな。あーあ。

[19. 太宰ファン＠追記]

>>「スターリンの誤り」と「マルクス・エンゲルスの誤り」

スターリンの誤りは、マルクス理論の曲解、矮小化、捻じ曲げだ。

例えば、「資本主義の矛盾」である「搾取」について、マルクスの見方は、弁証法的な「矛盾」だから、「発展の原動力」という意味だ。資本主義の役割（生産力の飛躍的発展）も人類史に必要不可欠なものとみているのだ。

しかるに、スターリンと追随する共産党は、「あってはならない、両立しないもの」という意味にとっているから、目に見える搾取や資本主義的なものを攻撃し、禁止するという愚行を犯す。

あるいは、史的唯物論的な「社会の土台」が生産力と（それと不可分の）生産関係であるのに、生産力を除外し、ロシアのような生産力の遅れた国でも、「生産関係」を社会主義的に見えるもの（強大な国家権力で生産手段を握り、国民を強制的に働かせる）に変えれば、社会主義ができるというトンデモの謬論の下に、全体主義国家を築いたのだ。

ソ連や東欧の科学的社会主義の国定教科書を見てみると、見事に「社会の土台」から「生産力」が除外され、「生産関係」だけが記されている。日本のかつてのマル経の教科書もみんあそうだった（中村静治さんの本に見事な一覧表あり）。

これにより、ソ連の独裁政権は合理化され、中国、北朝鮮もそれに習い、日本共産党もその立場から、一途に国家権力奪取を目指しているのだ。見事にスターリンの誤りに従っているぞ。

こういう誤りを指摘することはとっても大事だと私は考えています。

[20. 太宰ファン＠追記２]

前にも書いたけど、ミーチンが唱えたミーチン（スターリン）哲学は、マルクス理論とかけ離れた、全体主義の国民洗脳の哲学で、あらゆる思想・芸術・学術をブルジョア的とプロレタリア的に峻別し、前者に対する闘争を呼びかけ、反対するもの、躊躇するものに厳しい批判がくわえられ、学者、芸術家がどんどん逮捕され、処刑された。

これが出てきた1930年台から、物理学者や生物学者（遺伝学者）の弾圧の様子は、以前紹介した金山氏や藤岡氏の本に詳しい。レーニンは、そういう俊別に反対しており、マルクスの立場とも異なる。

こういう、ミーチン哲学的な見方が、いかに特異なものであるかということ。しかるに、日本共産党員は、戦前にミーチン哲学を真正のマルクス主義と信じていたため、学術研究においてもプロレタリア科学とブルジョア科学の峻別と、後者への闘争をまじめに行い、ルイセンコ騒動や井尻正二のプレトテクトニクス反対の地団研騒動を引き起こしたのだ。宮本顕治の文学理論なるものもこれとそっくり。

こういう、ガチガチの考え方、今も日本共産党の党風として残っているぞ。それは、マルクス起源ではなく、スターリン、ミーチンによる奇態な理論であることを理解しないといけないというのが私の意見だ。

[21. 太宰ファン＠追記３]

不破哲がスターリンを批判したから、日本共産党はスターリンの誤りから脱しているというのは、実に皮相な見方で、「自分たちがマルクス理論だ、科学的社会主義だと信じてきた内容が、実はスターリンによる歪曲だった」ということが、いっぱいあるのだ。

上に書いた「資本主義の矛盾」の話（資本主義の歴史的役割や搾取をどう考えるかの話）、生産力と生産関係の話、ミーチン哲学の話（ブルジョア的vsプロレタリア的の話）等々は、その典型例だ。私自身、中村静治さんの本を読むまでは全く気が付かなかった。不破哲は、そのことに気が付いていないから、平気で中国を社会主義と見なしたり、中国や北朝鮮に接近したってことだ。

[22. 太宰ファン＠追記４]

日本のルイセンコ騒動に関連して、今、「武谷三男の生物学思想」伊藤康彦著を読んでいますが、なかなか興味深いです。

メインは武谷三男がなぜルイセンコ支持に嵌まったか、誤りを何故認めなかったかなんだけど、併せて、日本共産党関係者が、如何にルイセンコ支持に嵌まり、誤りがわかった後も、如何に往生際の悪い（卑怯な）態度をとったかが、実に詳しく乗っている（笑）。。。（後日詳しく書評をアマレビュに書くつもり）

ま、日本共産党員が、出鱈目なルイセンコ支持に嵌まった理由は、ソ連で、これこそが「プロレタリア科学」とされ、従来の遺伝学は「ブルジョア科学」とされていたからで、詳細を確かめもせずにルイセンコ支持に回る党関係の研究者・哲学者の姿は、実に奇態だ。

なぜ、ルイセンコ支持に回ったか。なぜ、素直に誤りを認めないか。それは、すべて、（彼らの考えていた）マルクス主義の権威を守るためだった。唯物弁証法と整合する（かに見える）ルイセンコ理論を広め、それを証明することがマルクス主義とソ連の権威を高めるということ。誤りは（権威に関わるから）決して認めない。なかったことにする。

あれ？そういうのって、今の日本共産党の態度と一緒だぞ（笑）。

つまり、無謬主義、何よりも権威を大事にする思想、それは、マルクス主義と縁もゆかりもない、スターリン主義（ミーチン哲学）だったってことだ。だって、レーニンのころまではいろんな理論・意見を闘わせ自己批判・相互批判ありだったのに、スターリン（ミーチン哲学）以降は、党の無謬性が極めて重んじられ、自由な批判が禁じられたのだ。

ここにも、日本共産党の醜悪な態度（鉄面皮）の源泉が、マルクスというよりも、スターリン（ミーチン哲学）にあることがわかるな。

[23. KM生＠科学的社会主義]

現在資本論を読んでいます。以下私の問題意識
１）マルエンは、既に変革の武器としての有効性がないのは旧社会主義国の失敗で証明されているが、分析の武器としての有効性は失われていない。
２）マルエン時代のパリコンミューンの失敗に対し、レーニンは前衛党組織で対処して社会主義革命を成功させた。しかし日を置かずして亡くなり、スターリンが後継した。むろんその結果は皆知っている（＾＾）。
３）むしろ問題は、レーニンは正しかったがスターリンが歪めたのか。、或いはレーニン自身が誤っていてそれをスターリンが拡大させたのか（私は後者を取るが）。またレーニンの後継者は、スターリンかトロツキーか（私はトロツキーだったらスターリンよりはましだったとは思うが、しかし大差はなかったと思う）。
４）最後に。マルエンレーニンも時代の子であり、（今日的に見れば）歴史的限界があったのは明らか。だからといって、（何処かの老人の戯言のように）「我こそは21世紀の世界にマルエンレーニンを適用発展させた」などと誇大妄想してよいのか（＾＾）。

[24. KM生＠管理人様へ質問]

スレとは関係ない話題で恐縮ですが、現在問題になっている韓国の「従軍慰安婦支援団体の不正乱脈経理問題」を赤旗はどう扱っているのでせうか？

[25. 広太郎]

資本制は必然的に滅び、階級・搾取なき共産制社会に移行じゃないですかね。
共産党が最終的に目指してるのも、資本、市場、商品・貨幣の廃絶だと思ってます。

が、ソ連の逆転の歴史的経緯をかんたんに説明できないし、なぜ共産制は資本VS労働者以外、すべての階級が消滅してるのか、頭が混乱してよくわかりません。

[26. ハスカップ]

エントリーと関係ない話題ですが、

実録・淡路島５人殺害事件（７）無期懲役 示現舎
https://jigensha.info/2020/05/27/hiratatsu-7/

この事件の被告が共産党の志位委員長に送ったメールが載っているので、趣味者の方なら見た方が。

[27. 太宰ファン]

>>25
マルクス主義は「生産力史観」です。生産力の発展とそれに照応した生産関係、さらに上部構造たる国家、各種イデオロギー。質的に新しい社会構成体（社会主義・共産主義）は、資本主義による生産力が発達しつくすことが前提。

階級が止揚されるのも「生産力の無限の発展」が前提。階級支配は人間を何らかの強制で労働に縛り付け、（限られた）生産物の分配・管理を専制的に行うためのもの。生産力が無限に発展すれば、それら強制力（労働、生産物の分配・支配）が不要になるためです。

一方「階級闘争史観」というのもある。マルクスの書いた片言をとりだすと、そう解釈してしまう面もある（それがマルクスの欠点）。スターリンとか不破哲がそう、（本来は生産力の発展があってそうなるのだが）階級闘争で労働者側が勝利して、強制的に社会主義（的に見える）生産関係、社会を作ってしまえばいいじゃないか、その下で生産力を発展させればいい、という見方。

しかし、労働者も育ってない段階での革命というものは、社会主義革命とは見なせず、普通の国で資本家（イノベーター）が担う役割を共産党（エリート集団）が担うというもの、当然、労働・生産物の管理（強制）を国家（共産党＝資本家と同じ）が担う国家資本主義。普通の資本主義国で階級支配がなくならないのと同じく、共産党（＝資本家）の支配も自然にはなくなりません。そういう国家では、国民を洗脳して、自分たち（共産党）の階級支配を隠蔽、正当化する。

本来、階級闘争は、「生産力史観」での生産力と生産関係の矛盾の一つの局時的な発現形態（階級対立が先鋭化しない時期もある）。階級闘争を異常に強調し、それが社会発展の原動力と主張するのがスターリン（不破哲）。不破哲の「空想から科学へ」のエンゲルス批判の要点です。

[28. 太宰ファン＠追記]

>>27
すいません、階級支配について、労働の強制、生産物の管理・分配で、生産力の発展でそれらが不要になると書きましたが、一番大事な「搾取」が抜けていました。搾取は、剰余労働を生産手段（生産力）に変えること。

生産力の発展が必要な社会（資本主義まで）では、「搾取」により生産力を不断に発展させる必要があり、労働と生産物の管理・強制（階級支配）が不可欠。資本家間の競争（生産力を上げないと倒産）で搾取が強制されます。ソ連など、国家資本主義でも、国家間の競争で「搾取」による生産力増強が行われます（ただ、北朝鮮の例を見ると、搾取は、生産力の発展には使われず、不合理な階級支配の維持のために使われるような異常事態）。

階級支配の終焉は、生産力の無限の発展で、生産力発展のための「搾取」は必要なくなるということかと思います。

[29. デンじゃが]

うわー！　皆さんお勉強されているんですね。私は「古本屋通信さん」を読ませていたただいていた者ですが、あちらは今年になってからは何も書いてくださらないので、最近、こちらへ引っ越しました。よろしく、お願いします。ところで、

＞マルクスは「生産力史観」です。資本主義の生産力が発展しつくさないと議論できません。そこには、実際の生産力とその主体としての労働者の文化的民主的発達が前提で、グローバリゼーションも前提です。社会主義の生産関係も、それらの存在が前提です。

しかし、スターリンとその取り巻きは、未発達の生産力状態でも、生産関係を（当時の人の頭で）社会主義と見なせるもの（強固な国家権力で強制的に労働者を生産に縛り付ける）を作れば社会主義になるという謬論（デマ）を唱えました。（太宰さん）

不破さんの例の最新の資本論の講演を聞くと、「生産力が発達すれば、資本主義は必然的に社会主義に移行するという考え方は、マルクスの考えを引き継いだエンゲルスの間違いであった、その場合、資本主義は社会主義には移行せず、改良を加えながら永遠に続く」と言う風に言っておられたと受け取ったが、上の太宰さんの仰っていることは、これと関係しますか？
（よく分からないのです、私、めちゃ理論に弱いので、外れていたらゴメンなさい。）

[30. 太宰ファン＠デンじゃがさん]

>>不破さんの例の最新の資本論の講演を聞くと、「生産力が発達すれば、資本主義は必然的に社会主義に移行するという考え方は、マルクスの考えを引き継いだエンゲルスの間違いであった、

どうも。不破哲、正体を現しましたね！
そのとおり、ずっぽしです。まじに、マルクス理論を「生産力史観」と解釈するか、「階級闘争史観」と解釈するかです。
前者が正しく、後者はスターリン的偏向です。

不破哲が、エンゲルスの「空想から科学へ」に文句をつけています。それは、資本主義の矛盾は、その土台のところにある搾取の仕組みであるというエンゲルスに対して、不破哲は「階級闘争」が矛盾であると文句を言っています。

これは、不破哲の誤りで、詳しくは、以下の本に誤りの指摘があります：「空想から科学へ』と資本主義の基本矛盾 ー難読箇所をどう読むかー」川上則道著

[31. 太宰ファン＠続き]

>>その場合、資本主義は社会主義には移行せず、改良を加えながら永遠に続く

生産力が発展し、労働者が充分に成長し、グローバル化が進んで、資本主義よりも次の社会構成体の方が好ましいと世界の人が考えるようになったら社会主義にすればいいのです。

不破哲は、すぐにでも革命を起こして社会主義にしなけりゃならないと言っているわけですね。資本主義は、搾取が酷いので、「一刻も早くやめさせよう」という立場かな。これこそが、スターリンの唱えていた、資本主義＝絶対悪、堕落、道徳的腐敗
という世界観です。狂っていますよ。

搾取にしても、各種、自由や生活、文化も含めて、おかしな強制を伴う社会主義にするくらいなら、資本主義の改良を重ねていく方がベターです。その方が賢い選択です。不破哲、もう、害悪でしかないな。

[32. デンじゃが]

＞不破哲は、すぐにでも革命を起こして社会主義にしなけりゃならないと言っているわけですね。資本主義は、搾取が酷いので、「一刻も早くやめさせよう」という立場かな。これこそが、スターリンの唱えていた、資本主義＝絶対悪、堕落、道徳的腐敗
という世界観です。狂っていますよ。（太宰さん）

そうですか、ご教授ありがとうございます。何しろ、そういう考え方に接したのは、今回が初めてでしたので、ちょっと、戸惑っています。もう少し、勉強させてください。

[33. 太宰ファン＠デンじゃが様]

どうも。また改めて書こうと思いますが（くどくてすまん）、マルクス、エンゲルスは、資本主義の役割（機械制大工業で、前時代に比べて効率的で苦痛の少ない「搾取」）により、生産力が飛躍的に増大すること、それにより、生産を担う労働者も成長することが、社会主義の前提と考えました。

資本主義の搾取は犯罪だから「すぐやめさせろ、取り締まれ、社会主義にしろ」などと言っているのは、スターリンだけです（その追随者が北朝鮮、中国、不破哲）。

だいたい、ロシア革命、ツァーリの帝国を打倒して権力取っただけで、ブルジョアにとってかわったものではなく、生産力（機械制大工業）も主体（労働者の数、成長レベル）も、ほとんど無い段階です。そういう国が、社会主義建設とか名乗れないはず。社会主義を宣言し、強権政治を敷くこと自体が、マルクス、エンゲルスへの背信です。出鱈目です。

スターリンは、そういう出鱈目がばれるのを本能的に恐れ、権力の正当性をアピールするため、自分たちの革命、社会主義と称する強権国家の建設をマルクス理論の正統な発展と僭称し、マルクス理論を自分らに都合がいいように歪めたのです。

搾取は犯罪だ、すぐに取り締まれ、だから今すぐ条件が許せば革命だ、という国際運動にしていったわけ。日本共産党（不破哲）、そのペテンに嵌まったままです。嗚呼。

バカですね。

[34. KM生＠未完のレーニン]

白井聡　未完のレーニン　2007
読破しますた。
当時30歳でこれだけ書けるとは、・・・
恐らく現在の日共の若手で、これだけレーニン論を書ける人は皆無でせう（＾＾）。
革命前のレーニンの代表的著書「何をなすべきか」と、革命さなかの「国家と革命」に焦点を当てて、（発刊当時の「社会主義は終わった」との風潮に抗した）レーニンを描き出そうとした労作である。
レーニンが目指したものは何だったのか？少なくとも旧社会主義国ではなかった筈である。その意味で、（革命のさなかに倒れた）「未完のレーニン」と題したのであろう。著者の資本論に関する入門書と合せて、レーニン入門書として最適であり、ご一読をお勧めする。

[35. 石田政司改め反共・反米支露・反晋三]

タイトルとは途中から全く関係無い内容になったものの、皆様、特に、太宰ファン様とKM生様の素晴らしい考察と深い究明に、非常に感銘を受けながら拝読させていただいたことに感謝

[36. KM生＠石田政司様]

速攻の過分なご返信有難うございますた。敢て注文付けるなら、是非反米支露に朝を付けて下さいませ（＾＾）。

[37. KM生＠石田政司様（追伸）]

韓も付加えて貰ってもよいかも知れないが、文在寅政権も短命かも知れないし、そしたらまともになるかも（＾＾）。

[38. 太宰ファン＠石田政司様]

どうも。私は、学生時代に入党しましたが、ソ連・東欧崩壊、中国・北朝鮮の惨状、不破哲の中国・朝鮮総連への接近、萩原氏除籍等の様を見て、党をやめました。ソ連崩壊以降、20世紀社会主義は何だったのかを考え、いろいろ本を読みました（後述）。素人ですが私なりに学んで考えた結論は以下：

(1)マルクス・エンゲルスの学説を貫く本質は「生産力史観」。
(2)その観点で「20世紀社会主義国」を見ると、それらは「国家資本主義」（日本の明治政府or戦前の国家総動員体制、ナチス、軍事政権下の韓国・フィリピンとか）。これらは崩壊して普通の資本主義国になることが歴史の発展。

(3)スターリンらは、自分たちがマルクス・エンゲルスの理論の正統な後継と唱え、理論の歪曲、謬論（デマ）を創出（例えば「生産力史観」の隠蔽、歪曲）。

(4)日本共産党は、創設時からスターリンの歪曲、謬論にドップリつかり、それらをマルクス理論と思い込んでいる（広範で根が深い、綱領や規約、資本主義観、世界観etc.）。

初期に読んだ本は以下です：
「資本主義以前の「社会主義」と資本主義後の社会主義」大月1992、大西広
「ソ連の「社会主義」とは何だったのか」大月1996、大谷禎之介、大西広、松尾匡、山口正之ほか
「現代世界とマルクス主義の再生」大月1992、中村静治
「エンゲルス賛歌」、「経済学者の任務」、「資本論と論議」信山社1994~1996、中村静治

生産力史観と20世紀社会主義の本質について、いろいろ書かれてあります（最近、中国を異様に支持している大西広さんの最近のお考えには疑問です）。中村さんは、お亡くなりになりましたが、技術論を専門とされるマル経学者で、早くからスターリンのデマを批判されていました。この人の著書は、スターリンに毒された日本のマル経学者の誤りを、原典も掘り下げて深く丁寧に批判するもので、面白いです。共産党系学者も容赦なく批判。

[39. 太宰ファン＠追記]

追記ですが、こうした本を読んで初めて知ったことが多く、心底驚きました。

というのは、マルクス、エンゲルスの理論に立ち返って、スターリンや日本共産党を批判する本とか論文とか、あまりないのです。

あるとすれば、トロツキストというか新左翼側の論説ですが、これらは、一国社会主義や暴力革命路線放棄を批判するのがもっぱらで、激烈な党派闘争などふくめて、新左翼は、私には「スターリンよりもスターリン的」に見えます。

ということで、マルクス、エンゲルスの生産力史観とスターリンのペテン、日本共産党の誤りを多くの人に知ってほしいな。

[40. 広太郎]

＞太宰ファンさん
大西センセーは自然発生的な資本主義とちがい、社会主義は設計思想に基づき創り上げることなので、プロ独＆株式所有の国家管理で、それが可能との想いがあるんじゃないですかね。
わたし的には、中国でマルクスの復活はありえない。

[41. 太宰ファン＠広太郎さま]

大西先生の時局的なニュースについての発言に、ついていけなくなりました。ずいぶんと中国にあまいように感じられます。ああいう巨大な共産党（巨大な資本主義的・帝国主義的発展の利益マル抱え）の独裁下で、まともな社会発展は考えようがない気がします。それが社会主義と呼べるか呼べないかなど、議論しても意味がない気がします。