提案している中央委員会構成案のいくつかの特徴について説明します。
第1に、構成の内容ですが、
(1) 中央委員に推薦する同志は193人です。内訳は、
・ひきつづき中央委員に推薦する同志149人
・准中央委員から中央委員に推薦する同志28人
・直接中央委員に推薦する同志16人
(2) 准中央委員に推薦する同志は28人です。
・ひきつづき准中央委員に推薦する同志17人
・新たに准中央委員に推薦する同志11人です。 第2に、7中総で全中央役員から「自己の進退について」希望を出していただきました。40人を超える同志から、中央役員退任の希望が出されました。党の一貫した幹部政策の基本をふまえ、また、党中央・地方の党機関の現状を直視し、これらの同志とは、個別に面談し中央委員会構成の基本的立場を伝え、積極的に慰留しました。その結果、健康や家庭の条件などやむを得ない事情で、どうしても中央役員継続が困難な同志を除いて、一定の年齢に達している同志を含めて、多くの同志が退任希望を撤回し、中央役員としてひきつづき頑張る決意をしていただきました。
200人近い中央委委員のうち、約四人に一人が交代。準中央委員は三人に一人以上が交代する。多くの退任願いがあったのを、なんとか引き止めてこの数字になったようだ。
現実の数字で言うと交代する中央委員は44名。この中には引き止められなかった少ない退任希望者が含まれているということは、本来は70人くらい交代したい、交代させたい人がいたと見られる。
交代したい人の多くはおそらくは高齢で、引退したいといった希望だったのだと思うが、引退させてもらえないと言うのは人材不足が背景にあるのだろう。
党も若返りの必要性は感じているだろうが、いないものは交代させられないってことか。。。