月刊Hanada 2019年 10月号 [雑誌]
月刊Hanada 2019年 10月号 [雑誌]

以前から言っていた、スクープ・文在寅に朝鮮労働党党員疑惑と題する記事がやはり興味深い。

一言で言えば、現職の韓国大統領やソウル市長が北朝鮮のスパイだってことなのだから。日本共産党に例えれば、野坂だけでなく宮本もスパイだったくらいの衝撃度があるだろう。

その根拠は、韓国にいる朝鮮労働党の地下党員からもたらされたもので、金正恩への「誓詞文」に名前が載っている。載っているのは文在寅だけてなく、韓国の政治家や著名人、団体など40にも及ぶ。

とはいえ、韓国の国家保安法は、反国家団体にかかわったものには死刑を含む重罪が課せられるので、流出しても言い逃れが出来るように名前の字を変えている。

ソウル市長朴元淳や文在寅大統領らは、はもともと左翼学生で逮捕歴もある北朝鮮シンパだし、韓国内ではそれほど驚きはないと言うが、こういうことを報道できるかどうかは別問題である。「誓詞文」を託した人たちは、韓国で報道できないから日本側に託したのである。