日本共産党の正体 (新潮新書)
福冨 健一
新潮社
2019-02-14


産経新聞
高須克弥院長が読む「日本共産党の正体」福冨健一著
著者は複数の政党の職員として長らく共産党研究に携わってきた。それだけに共産主義の生い立ちからその本質に至るまでの解説は、抑制的な筆致と相まってすごみを感じさせるほどの説得力を持つ。ほとんどの主要先進国で共産党所属の国会議員が存在しない事実にさりげなく触れる一方で、日本に共産党が定着した理由は「共産主義について多くの人が無関心なこと」と手厳しい。それは最近の日本共産党が推し進める、大衆迎合的な“ソフト化路線”に隠された彼らの本質を見抜いているからに他ならない

この本、ぼくちん未読だが、信頼できる共産党オチャーが「読むんじゃなかった(レベルが低い)」と言ってたので買うのをやめた本である。

高須たんの書評、昔の共産党かぶれの先生が
毎日、僕らに共産主義のイデオロギーを熱心に教えたのは、抑留中に赤化されていたからだ
というのは、いわゆる徳田要請問題に関係する話題だが、こういうのがあったから高須たんは反共になったとわかる点で興味深い。しかしこれは本の内容ではない。

書評の部分、特に赤字のトコ読むと、ああ、やっぱり知り合いの共産党オチャーの言うことは正しかったと思う。無関心だったら「大衆迎合的な“ソフト化路線”に隠された彼らの本質を見抜いている」なんいあり得ない。関心がなきゃ見抜くなんて出来ないから。

似たようなテーマの本は、某大手出版社で鋭意執筆進行中だと何年か前に聞いているが、まだ出ていないところから察するにポシャったのかも知れない。どこかから依頼がある時のために、ぼつぼつ書いとこうかねぇ・・・。