ごめんなさい。カジノがパチンコより健全だとは思いません。これまで禁じられて来た民間賭博です。シンガポールでも多くの人が苦しんでいます。パチンコあかんというあなたの気持ちは受け止めます。ならばこれ以上新たな賭博を増やすのをやめさせませんか。どちらが先かということではありません。 https://t.co/eA1kPXL23l
— 清水ただし (@tadashishimizu) February 9, 2019
この件についての白瀬屋たんのコメント
少し、経済にも関係するかどうかな内容ですが、カジノとパチンコをめぐり、リツイートが増加中、コメントがやや荒れ気味です。
そうなる理由はよくわかる。清水ただしは、共産党の中では有能な方だし、たぶん、性格的にはいい奴だと思う。漫才師を目指していて相当努力もしていたんだろう。しかも挫折して共産党に転じて国会議員にもなるという希有の経験を持っている。
人生、挫折も幸運もあるものことを身をもって知っている。その意味で、能力があるのに不遇をかこつ人たちのカウンセラーとかやると、彼の良いところが出るんじゃないかと思ったりもするのだけど、政治家としては、冷たい言い方かも知れないが、あまり向いていない。それがよくわかるのがこのツイートだ。
かつて日本共産党は、それほど人数がいないのに、権力からものすごく恐れられていた。なぜなら、日本人の中でも賢く、実践力のある人たちほど共産主義を学び、しかも打算抜きに革命のために身を投じ、場合によっては犯罪者として断罪されることも厭わなかった。実際、共産党を離れた人で別の分野で大きな業績を残した人のリストを作ると、たいていの人は驚くだろう。
翻って、今はどうか?かつてのような頭がよく、しかも革命のために命を懸けるようなタイプの人はまず見つからない。いわんや、革命のためなら犯罪者の汚名をかぶってもかまわないなんて人もみかけない。せいぜい清水ただし程度の、弱者の気持ちに寄り添うことはできても、弱者のために戦えるほどの才能も気概もない者しかいない。
いや、清水ただしはいい奴だと思うよ。でも政治の世界に必要なたちの悪さ・・・たとえば宮本顕治のような(人間としては侮蔑せざるを得ないが)権力闘争もできてマーケティングもわかるようなタイプの人材じゃない。そして、今の共産党の若手には、そんなタイプの人しかいない。