２月発売の共産党本について思う

名もなき後援会員たんが、２月に出る本を２冊みつけてコメントされている。未刊なので評価のしようがないが、個人的に思うことを書く。

日本人を赤く染めた共産党と日教組の歴史観を糾す: ガラクタ・ポンコツの思想 [単行本]

安濃 豊

展転社

2019-02-28

これはタイトルからして、うさんくさい。共産党とか日教組とか、対象がひとつならまだわかる。共産党と社会党が並べられているのもわかる。共産党と全教もわかる。
しかし共産党と日教組を並べるところで、これは買うべきではないね。 トンデモ本の類いだろう。過去の著作のタイトルを見ていても歴史の知識からして間違ってるし・・・

日本共産党の正体 [新書]

福冨 健一

新潮社

2019-02-15

 
こちらの本は買いかも知れない。 いくつかの政党職員をやりながら、自分で史料に当たってノンフィクション作品を何冊か上梓している人の本だから、そう外してはいないのではないかな？

Comments

[1. ＡＳＡ―ＹＡＳＵ]

みなさん　こんにちは、
スレで取り上げた２冊ですが、
後者（…の正体）は筆坂氏の新書との比較する意味で“買い”です、
尤も、僕個人的には図書館で予約しますたが。

[2. 被差別者の秦野真弓]

お久しぶりでございます。最近、私、家の鍵、盗まれて、泥棒にあったりなど、日本共産党どころではありませんでした。（家に、100万円隠してますが、それはとられずに、すみました）
あと、30分で、鍵業者がきて、複雑な錠前と交換していただけます
但、複雑な鍵にとりかえても、再び悪い奴等が、侵入することが、考えられます。その際は、銀行の貸金庫、活用いたします。防犯カメラつて約、9万円。フランス行き、断念します。

[3. ニャー助さん＠管理人ハン]

＞日本共産党の正体 [新書]
福冨 健一
紙屑やった！
民社党やないか！戦前の歴史は、またも、またまた、立花先生の「日本共産党の研究」の引用！
コピペ・切り貼り本や！
こんな三流本で反共キャンペーンを張るから代々木が、つけあがる！
管理人ハンが、ここの投稿を編集した方が、内容充実でっせ！

[4. busayo_dic@管理人]

>>3
実はついさっき、その本を読まれた方から感想がメールで送られてきましたが、同じ評価でしたね。

注文があったら日本共産党の実態を描く本を書くこともやぶさかではありませんが、今のところはありませんからねぇ。

ま、出すとするならばPHPが一番良さそうな・・・幸之助水道理論およびリーダーシップと共産主義の親和性はそれなりに高いと思ってますけど、そうした方向性で書くとなるとPHPでは抵抗があるでしょうし・・・・怖いモノ知らずのダイヤモンド社から出すのが一番いい本になるかもしけませんね。

[5. 太宰ファン＠新潮新書の共産党本、酷すぎ]

この本、中身スカスカですが、なんか「共産党の痛いところ」を全然、突いていない、実に奇妙で間抜けな本。不破の自伝とか好意的に引用していて、マジ「共産党よいしょ本」。この著者、隠れ党員か？

驚くのは、以下の話題に全く触れていないこと：

ソ連・東欧崩壊、北朝鮮の実態露呈、中国の資本主義化・帝国主義化、さらにベネズエラなど中南米の親社会主義政権の衰退で、社会主義・共産主義の展望が怪しくなっていること。
そういう混迷の中で、不破が中国共産党・北朝鮮との「なし崩し的関係修復」を図り、自主独立路線を事実上捨てたこと。
不破は、拉致は事実でないと国会で大仰に発言して大恥をかいたあげく、朝鮮総連・北朝鮮との関係修復活動を萩原遼氏に批判され、彼を除籍にしたこと。
自衛隊廃止のトンデモの主張が安倍改憲に利用され、自衛隊のイベントを妨害する運動が多くの国民の顰蹙を買っていること。
「白鳥事件」の関係者の証言をまとめ、調査した本、伊藤律の家族の本などが相次いで出版され、共産党が50年問題を全然清算していないこと、責任をごまかしてきたことが、日に日に明らかになってきていること。

こうした諸々で2000年以降、劇的に機関紙数、得票数が減っていること。党員の年齢構成も70代以上が大半となり、老人の自然減であと10~20年程度で「党勢が数分の一」になる危機にあること。

こうした危機感から、「真の野党路線」から「野党共闘路線」に大幅に舵を切ったが、旧民主の悪政（消費増税）を批判できず、よりによって「小沢」と仲よく共闘するなど、必ずしも党勢や支持の広がりに繋がっていないこと。

こういう、どうみても八方ふさがりの状況を書いていないんだから、酷過ぎるぞ！読者を馬鹿にしすぎってか、こいつが大馬鹿。

[6. ニャー助さん＠太宰ファン]

戦前の歴史は、立花先生の「日本共産党の研究」

70年代以降は、筆坂のオッサンの離党初期の著作集（最近は唯の保守のオッサンになってもうた！）

60年安保と70年安保を繋ぐ時代を分かりやすく解説した本に中々出会えん！
あの時代に代々木の躍進を生み出したカラクリが分かりづらい！

[7. 太宰ファン＠ニャー助さん]

＞60年安保と70年安保を繋ぐ時代

私も子供だったので後知恵ですが。60年代の若者が共産党に入る雰囲気と言うと例えば宮崎学「突破者」他、川上徹「査問」他、萩原遼「北朝鮮に消えた友と私の物語」（これは５０年代メインだが）とか。映画では、直接には共産党と関係しないけど「ガキ帝国」とか。

圧倒的に貧しい若者（在日含む）が多かったことが分かりますね。格差がマジにシャレにならん。（本の中身の詳細は忘れたけど）宮崎氏、川上氏は比較的裕福だけど、世の中の圧倒的な格差に感じ入り、不公平を無くしたいという思いが強かった様子が記憶にあります。当時（文革や中ソ紛争はあったにしても）ソ連、中国、北朝鮮に希望を感じる若者が多く、そういう国際的な運動と連帯する方向で共産党に入る人が多かったのではないかな。

[8. 例の「森口」ちゃんだが…【胃酸過多逆流】]

＞左翼老人 (扶桑社新書) 発売予定 – 2019/3/2
森口 朗 (著)
●若者を左翼に取り込んだ装置(歌声喫茶)(うたごえ運動)＜

…共産市長時代「市の歌をみんなで歌いましょおおお」
…非共産市長「市の歌を歌いましょう」日共系団塊市民「皆で歌うなんて、戦時中みたいで気持ち悪い」

…ま、いつもの事だが。

[9. KM生＠ 胃酸過多逆流様]

＞…共産市長時代「市の歌をみんなで歌いましょおおお」
…非共産市長「市の歌を歌いましょう」日共系団塊市民「皆で歌うなんて、戦時中みたいで気持ち悪い」

保守市政が病院統廃合すれば、（恐らく党員支持者が市民の声として登場して）「住民無視の暴挙」

革新市政や民医連が病院統廃合すれば、｛これまた党員支持者が住民代表として登場して）「住民の為の医療の発展」

毎度の猿芝居＝ご都合主義