しんぶん赤旗

政府が北朝鮮の「脅威」を口実に導入を進めているミサイル防衛網に関し、防衛省が対応能力の課題として“すべての弾道ミサイルの迎撃は困難”と分析していたことが分かりました。日本共産党の穀田恵二議員が6日の衆院外務委員会で同省提出の内部文書を示し明らかにしました。「ミサイル防衛」の限界は以前から指摘されていましたが、防衛省の公文書に明記されているのが判明したのは初めて。

 穀田氏は、昨年12月6日の「統合機動防衛力構築委員会」で使われた「事務連絡」と題する赤い表紙の「秘」指定文書を示し、「弾道ミサイル防衛について 課題」と記された項に北朝鮮から「飽和攻撃を受けた場合、全ての弾道ミサイルを迎撃することは困難」「ロフテッド(通常よりも高い角度で打ち上げる)軌道への対処能力が限定的」との記載があると指摘しました。 

飽和攻撃って何だと調べたら、要は相手の防衛能力を超えた時間あたりの量で攻撃すること。 たとえば10本のミサイルを同時に迎撃できる防衛力を持っていても、15本同時に撃ってこられたら、対処できない5本には無防備となる・・・あたりまえだろw

 ロフティッド軌道の場合も同様。できないならこれからできるようになるだけのこと。だから当面どうすればいいのか、できるものを開発するのか、撃たれる前に先制攻撃して撃てないようにするのか、そもそ相手は何本ミサイル持っているのかなど議論すべきところに「ほうら、できないだろ〜」とか、国会議員の態度とは思えないw

せめて、当たり前のことを鬼のクビ取ったように言わないようにしてくれませんか?見ていて恥ずかしいですwww