しんぶん赤旗

日本共産党の小池晃書記局長は26日の記者会見で、政府が海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」を、短距離離陸・垂直着陸が可能な米軍F35Bステルス戦闘機を搭載できる空母に改修する方向で検討に入ったとの報道(「読売」26日付朝刊)について問われ、「これまで政府が『憲法上許されない』と明言してきた攻撃型空母の保有に踏み出すものだ。米軍と肩を並べて戦争に突き進む大軍拡の道は絶対に許さない」と表明しました。

中略

さらに、安倍政権が長距離巡航ミサイルを導入しようとしていることや、空母保有を来年といわれる防衛計画大綱見直しに盛り込むとの観測に触れ「まさに歯止めなき軍拡の道を進みつつある。米軍と肩を並べて海外に打って出て戦争に突き進むような大軍拡は絶対に許さないという立場で臨む」と述べました

 
あ〜もしもし?
米国と肩を並べる大軍拡って、やろうとしても不可能ですよ。空母なんか常時運用しようとしたらメンテナンスや故障のことを考えれば最低三隻必要だというのは良く知られていますが、そんなことできているのは世界広しといえどもアメリカしかありません。

日本の場合、ヘリ搭載護衛艦(空母じゃない 笑)が三隻以上あるわけで、この点では問題ないのですが、そのうち一隻改修なんて、ものすごく貧乏くさいんですけど?F35B積んでもせいぜい10機ですよ?長距離巡航ミサイルも数少ないし、カネがないのは寂しいですね。

まぁ歯止めなき軍拡というならば、フル規格空母三隻くらいはないとダメですね。でもそんなことカネがなくて事実上無理だから、情けないことにヘリ搭載護衛艦を改修なんてみみっちいこと考えてるわけです。

はっきり言います。共産党がご自慢の野党外交で北朝鮮問題を解決できたら、こんな出費はする必要はありません!我々も安心してミサイルも空母も必要ないと言えるようになるんです。というわけで、口先だけ平和唱えてないで、頑張りましょう。

そして山口二郎の鼻をあかしてやりましょうw