しんぶん赤旗
志位委員長の全国都道府県委員会報告。目につくところを抜粋 

そこで今日、この会議で意思統一したい中心点は、野党共闘の「様子見」に陥ることなく、全党がただちに臨戦態勢を確立し、当面の政治論戦の中心点をつかんで、「比例を軸」にした日本共産党躍進のために、ただちに全有権者を対象とした大量宣伝、対話・支持拡大に打って出る――ここにあります。わき目もふらず打って出て、日本共産党躍進の大波を全国でつくりだす。これが今日の会議の中心点です。そのことが共闘を成功させる最大の力にもなることを、まず強調したいと思います 

野党共闘の成否いかんによらず、以前のやり方で突き進めということ。選挙に関しては

第一は、「比例を軸に」を貫き、「全国は一つ」の立場で奮闘し、比例代表で「850万票、15%以上」の目標達成をめざし、日本共産党躍進の大波をつくりだすために、あらゆる力を注ごうということであります。比例ブロックごとに政治スローガンを明瞭にし、全国11のすべての比例ブロックで議席増を実現し、比例代表で第3党をめざすという目標をやりぬこうではありませんか。

第二に、小選挙区のたたかいでは、わが党が予定候補者を擁立している263の小選挙区のすべてで、事務所を構えることを含め、逡巡(しゅんじゅん)なく決断して選挙体制をつくり、比例選挙での党躍進と、小選挙区の勝利、野党共闘の成功を訴えて、いっせいに打って出ることを心から訴えます。 

野党共闘が実現すれば、小選挙区候補はこんなに要らない。野党共闘破綻を見据えた布陣を敷き、野党共闘前の選挙をやれと言うことだ。

もはや共産党は野党共闘破綻を前提にして動いている。