!氏から面白いテーマをいただいた。
最近人工知能関連の記事を読んでいたら共産主義2.0みたいな世界が可能なんじゃないかと思えてきます。AIが科学的手法で正しいと思われる選択肢を示したとき、党執行部や民主集中制はどういうふうに機能するんですかね。 


とても面白いテーマである。
 上記本を読むと、現状では使える分野は限られるが、新しい共産主義の構築もあり得ない話ではないだろうとは思う。

そういう前提で党執行部や民主集中制について考えた場合、おそらく今とは似ても似つかぬものになるだろうとは想像できる。少なくとも、現体制は確実に不適の判断を下されるだろう。だって現状うまくいってないんだものw。

とはいえ、AIが出す結論は、自由主義を基調とした、案外ごく普通の民主制に落ち着くのかも知れない。何のかんのといっても国民全体が実力に応じた力を発揮でき、最適な環境で働き相応に豊かに食っていければいいのであって、それを実現するのが自由主義的な民主制ではないかと思うからだ。

ただし、それは万人にとってホワイトの職場環境が居心地がいいということにはならない。


これ、電子書籍でしか出てないが、一部で多いに話題になった本で、完全に残業ゼロを実現したIT企業で起こったことが面白い。いわゆるブラック労働は、一部の従業員が求めていて、残業ゼロの職場を作ったら、そういう人は居心地が悪くなって辞めていくのだ。

ブラック労働を求める労働者たちもいる。そうした現実を鑑みれば、人によって最適な職場をどう「配分」していくのか、あたりが共産主義2.0の糸口になるのかもしれないと思ってみたりもする。