しんぶん赤旗
潮流

アメリカのトランプ政権が環太平洋連携協定(TPP)からの離脱を決めたのを受け、日本の通商交渉が矛盾を深めています。安倍晋三政権は、トランプ政権に復帰を働きかけてもうまくいかず、アメリカを除く11カ国でまず発効させようとしましたが、思惑通り進みません。2国間交渉で自国の「利益第一」を目指すトランプ政権は、TPPの中身を土台に、日本の輸入拡大を求め、日米2国だけで「自由貿易協定(FTA)」を結ぼうと言い出しています。安倍政権がTPPをきっぱり断念し、主権を尊重した公正・平等の貿易・投資のルール確立が急務です

 
日本共産党は日本の政治をずっと「アメリカのいいなり」と言ってきました。TPPも同様です。しかし、アメリカがTPPに参加しないよと言っているにもかかわらず、参加しろと働き掛けているのを赤旗が認めています。

すなわち、日本は自分の意志でTPPに参加し、アメリカにももう一度加盟しろといってるわけで、全然アメリカのいいなりじゃありません。

真実を報道すると標榜しているはずの赤旗がいう「アメリカのいいなり」が全くの間違いであるのが明らかになっているのに、どういうわけか赤旗は誤報を訂正しませんw

そしてこれからも日米にかかわる政治問題では、常に日本は「アメリカのいいなり」だと言い続けるのでしょう。そんな新聞にカネ払う価値あります?