市民連合
「立憲4党と語る、これからの日本」という特集の日本共産党編
インタビューアーは津田大介たんと元シールズ東海の岡歩美たん 。共産党からは小池晃と吉良よし子。

ページの作り方はとてもキレなものの、たいした内容を言ってるわけではないし、むしろ津田氏の問いかけを上手にかわしているところが目立つが、重要なのはここだろう。

小池 安倍政権があれだけひどいことをやっているのに、支持率が下がらない。その最大の理由は、安倍政権に代わるイメージを、野党が示せていないことにあると思います。野党が責任をもって安倍政権とは違う政治の選択肢があるのだということを、野党共闘によって見せていく必要がある。いろいろな問題を、市民とたたかいながら、学び合いながら、政策を作るということができ始めていると感じています。

うんうん、殊勝な心がけだ。ところがだぁ

津田 共産党は高い理想を掲げられていると思います。その理想は素晴らしいのですが、一方で、「財源は足りるのか?」「現実にはできないのでは?」と考える有権者がたくさんいます。安保法制も、沖縄基地の問題も「現実をみろ」という形で追認してしまう。どうすればそういう人たちに届くのでしょうか?

小池 決して届いていないわけではないと思います。実際に、問題が目の前に突きつけられたときには選挙で結果がでています。例えば沖縄では、選挙で新基地建設反対の明確な民意が示され、沖縄県選出の自民党議員は1人もいなくなりました。福島でも自民党の現職大臣が落選しています。
安倍政権はありとあらゆる手段で嘘とごまかしをやっています。それが通用しなくなったところでは、野党が勝っているのです。僕らの課題はそのごまかしをあばくこと。まだ届いていないというのは、伝えきれていないということです。

そう、共産党の主張は届いている。そして届いているがゆえに「現実を見ろ」と言われているのだ。

 やらねばならないのは届いたから支持される政策である。「現実を見ろ」といわれる政策しか出してこないから支持されないのである。