しんぶん赤旗
日本共産党の小池晃書記局長は6日の国会内での記者会見で、自民党推薦の候補が大差で敗れた東京・千代田区長選(5日投開票)についての受け止めを問われて、「長年の自民党・公明党主導の都政に対する都民の深い不信感・怒りがあらわれた結果だと思う」と述べ、都政の焦点となっている築地市場の豊洲移転に関しても「歴代都知事の責任問題を含めた徹底追及が重要になってきている」と話しました。

千代田区長選の衝撃は大きなものがあるが、同じ小池でも日本共産党の小池には焦りが見えます。普通に考えて、都議選では小池旋風が吹くでしょうし、小池新党の候補者のせいで共産党の議席が激減する可能性が一気に高まり、共産党の言う「第三の躍進」がストップする危機に陥りました。

前回ビリ当選やビリから二番目だった、新宿、文京、江東、品川、世田谷、中野、豊島、北、板橋、葛飾、江戸川、北多摩第一の12選挙区がヤバそうですね。ということは最悪5議席に後退のおそれがあるわけです。

実際には小池新党が全ての選挙区に候補者を立てられるかどうか未知数ですし、ここまでひどい負け方はしないでしょうが、相当やられるのは覚悟しないといけないでしょう。