日本共産党が元気だ。共産党の勢いには相応の理由がある。例えば「政治とカネ」に対する毅然とした態度だ。舛添要一前都知事の「政治資金疑惑」では機関紙の赤旗が火付け役となった。国民の人気も高い。一方で政府・公安当局は「共産党は暴力革命を諦めていない」として破防法の監視対象から外していない。結党から創立94年を超えた共産党、その「躍進」と「不都合な過去」の真実に迫った。

著者は衆議院の公設秘書の経験のある方で田中角栄本などをこれまで出してこられた方。 惹句を見る限りはなんか退屈な感じがするが、帯にある隠された衝撃資料特別編集「日本共産党を読み解く14人のキーマン」が気になる。

それにしても産経のこれと紛らわしい。うろ覚えで買いに行ったら間違いそうである。区別のためにも、もう少し表紙デザインに工夫が欲しいね。