しんぶん赤旗
小池晃書記局長の補選に敗北の言い訳

本日投開票が行われた衆議院補欠選挙で、東京10区の鈴木庸介候補と福岡6区の新井富美子候補は当選できませんでした。

 ご支持いただいた有権者の皆さま、野党の選挙協力を後押ししてくださった幅広い市民の皆さまに心からお礼申し上げます。野党統一候補勝利のために奮闘された支持者、後援会員、党員の皆さまに敬意を表します。

 日本共産党は、野党統一候補が安倍暴走政治と対決する「大義の旗」を掲げるとともに、野党が互いに信頼と敬意を通わせた「本気の共闘」に取り組んでこそ勝利できると訴え、そういう立場で努力してきました。選挙戦の全体を通じて、こうした点がつらぬかれたのかどうか、真剣な総括が必要だと考えます 

もっとはじけたこと言って笑わせて欲しかったが、わりとまじめな反省文である。まぁ普通に考えたら勝てない選挙なわけで敗北もしょうがないというばしょーがない。

とはいえ野党共闘の選挙戦は、他党の腰が引けていたり、そもそも組織的に脆弱でどうにもならんとかあって運動している主だった面々が共産党なわけで、現状共産党は損な役回りを演じている。

早ければ一月にあると言う総選挙で小選挙区共産党候補を何人か当選させたい立場からすれば今一生懸命恩を売っている段階と言えよう。しかし共産党ががんばって他党候補を応援しても勝てないとなると共産票は欲しいが既存支持者の票を失うのが怖い他党の連中は共産党に見切りをつけるだろう。

その意味でこの二選挙、勝てないまでも肉薄できればよかったのだが・・・この結果ではちょっと厳しいかな?