しんぶん赤旗

日本共産党の志位和夫委員長は26日、国会内で記者会見を行い、安倍晋三首相の所信表明演説についての感想を問われ、「自分にとって都合の悪いことは一切語らず、隠し通す。大変不誠実な内容だったと思います」と厳しく批判しました。

 志位氏は、安倍首相が演説で安保法制=戦争法に一切ふれなかったことについて、「安保法制は強行から1年、全面的な運用段階に入りつつあります。南スーダンでの発動ということもいま言われています。ところが今日の所信表明で、ただの一言も安保法制について語りませんでした。自分にとって都合の悪いことは一切語らず、隠し通す。大変不誠実な演説でした」と述べました。 

志位たんは議論が終わり、採決したら賛成が多くて反対は共産党ほか少なく、安保法政は成立したという事実を語らず、全面的な運用段階に入ったと言っているわけですね。 すなわち、すでに終わっている話をオレが蒸し返そうとしているのに無視するとは何事かと怒っているわけですね。お母さんに、おもちゃ買ってと売り場で泣き叫んでいる子供みたいですね。

おもちゃ買って〜と、子供がお母さんに訴えるのは悪いことじゃないですが、志位たんは天下の公党の党首であります。そんな立場の人が言うべきは、安保法制廃止を訴え、国会で多数決をとり賛成多数で廃案に追い込むことです。それができないからってこういう言い方をするのは、もはや自分語りでしかありませんなw