読売新聞

 民進党の蓮舫代表代行は3日、岡田代表の任期満了に伴う党代表選(9月2日告示、15日投開票)に立候補する意向を固めた。


 5日にも記者会見して発表する。蓮舫氏周辺が明らかにした。

 蓮舫氏は3日、共産党を含む野党共闘路線の見直しを求めている細野豪志・元環境相と国会内で会談し、今後の党運営の方向性について協議した。蓮舫氏は会談後、記者団に「次の衆院選にどういう態勢で臨むかは、おおむね一致した」と述べ、路線を見直す可能性を示唆した

 党代表選の争点には、岡田氏の敷いた野党共闘路線を継続するかどうかが浮上している。主流派は執行部の一員である蓮舫氏は路線を維持すると見ているが、執行部と距離を置く保守系の一部は蓮舫氏による路線転換に期待を寄せている。

 党代表選には長島昭久・元防衛副大臣が立候補の意向を表明している。 

野党共闘に思ったほどの効果がなく、 共産党と組むことのイメージ悪化を鑑みれば野党共闘の見直しは当然視野に入ってくる。民進党としては最後のタマとも言える蓮舫を先頭に立てれば土井たか子ブームのごとくしばらくはやっていけると踏んだのかもしれない。蓮舫ブームが続いている間に党勢を建て直す・・・そんなシナリオを描いているように思える。

そうなると共産党は、社民や山本太郎とんとやらとかと野党共闘を続けても以前同様のポジションに戻るしかなくなる。前原と穀田がまたいがみ合う「平時」に逆戻りだ。

それでも、一生懸命よいしょして支えたSEALDs界隈の十代、二十代の若者が大挙して民青や共産党に入ってくれればそれなりに成果があったと見ることもできるが、おそらくそれはないだろう。そうなると、次に見えてくるのは


1、民進党再生により再び参議院で三人ね衆議院で8人程度しか当選者を出せない長期低落に逆戻り。
2.民進党が再生に失敗し、取りあえず全国区で影響力をもつ野党は共産党だけになって反自民票が共産党に流れてくる

のどちらかだろう。もっとも、財政的に持ちこたえることができればの話だがw