昨日の赤旗
愛媛県の公立高校でこのほど、生徒がデモや集会などの政治活動に参加する際に、「許可・届出」制を導入するなどの校則改訂の動きがあることがわかりました。愛媛県教育委員会(県教委)が校則の“ひな型”まで示して、各学校長に改訂を指示していました。 (野村説)
中略
そこでは、海外旅行やキャンプ・登山等に行く場合と同様に、「選挙運動や政治的活動への参加」の場合にも「許可・届出」が必要だとし、「1週間前に保護者の許可を得て担任に届け出る」「18歳未満である場合には許可されない」「校内での選挙運動や政治的活動については、原則禁止」と付け加えています。

今ごろこの記事に気がつくぼくちんも馬鹿なのだが、 それはそれとして、共産党がいかにアレなのかをこの記事は象徴している。


もともと高校生の政治活動は自由である。生徒会の活動なんか。意識はされていないだろうが純然たる政治活動だ。それを禁止する学校はない。にもかかわらず高校生の「政治活動」が原則禁止とされていたのは、1969年に高校生の大反乱があったからだ。要するにここでいう政治活動の禁止とはロックアウトや授業ボイコットなどの実力行使を言う。 だから校内での活動を禁止するのは学校としては当然だ・・・しかし生徒が従うかどうかは別問題である。

で、校外の活動も規制はしないが、どんなことやるのか知りたいのは当然だろう。で、生徒がそれはいかんと思うなら、生徒会が主体となって校則を変えるのが筋というもの。

で、最後に出ている大平喜信トカイウ衆議院議員のこの発言は、アホですか?

 文科省は昨年10月、高校生の政治活動を制限・禁止するという新たな通知を出しました。届け出制はこの通知を具体化したものです。実施されれば、「いつ、どこで、何に」と、学校に主催者なども含めて伝えることが強要され、高校生の内心の自由が根本から脅かされます

規制を緩和したのに、なにこれ?しかも届け出したら内心の自由が脅かされるって何?じゃ共産党はデモの届け出するとき内心の自由を脅かされているのかw?アホかw!

自分たちが高校生を使っていろいろやりたいからこういうことを言うのだろうが、そういうのを認めると在特会支持の学生が学内でビラまいたりするのを認めなければならなくなるのをわかっているのか、お・ま・え・ら・は・?

批判するのは自由だが、衆議院議員なら、もう少しマシなことを言え!