ということで全文掲載する。週刊金曜日(12月18日(1068)号)の編集後記

全文無断掲載は著作権法上問題があるが、金曜日としても弁明を広く伝えたいだろうから、文句は出ないだろうとして掲載する。

▼『しんぶん赤旗』日曜版の山本豊彦編集長が9日、「謝罪をしたい」と弊社に来られました。単行本『1★9★3★7』の著者、辺見庸さんのインタビューを直前に取りやめた件に関してです。
 簡単に経緯を説明しますと、同紙から11月12日、弊社を通してインタビュー依頼があり、担当編集者が辺見さんと日程を調整し、翌13日に「17日で確定した」と伝えました。ところが約1時間後、同紙より「インタビューを取りやめたい」と連絡がありました。不可解な対応に編集者が理由を聞いたところ「年内の紙面が埋まってしまった」との返事。「来年でも構わない」と伝えると、「新刊紹介は刊行から2カ月が原則なので無理」という返答でした。弊社としては納得ができず、ただちに平井編集長が同紙担当者に電話で抗議しましたが、「スケジュールの問題で私のミス。大変、申し訳ない」の一点張りでした。
 このたび弊社を訪れた山本編集長からも、私と平井に「『金曜日』と辺見さんに対して非礼をお詫びしたい」と謝罪がありました。ただ理由に違和感があったので、「辺見さんがブログでSEALDs(シールズ)批判をしたことに関係があるのか」と質しました。山本編集長は「本紙が(政治的に)辺見さんを拒否することはありえない」と話し、11月15日付の日曜版をもってこられました。書評欄に『時代の正体――権力はかくも暴走する』が掲載されています。『神奈川新聞』が15人の識者の声をまとめたもので、確かに辺見さんの発言を取り上げています。これをもって疑念が解消されたわけではありませんが、同紙の辺見さんに対する今後の姿勢をみていきたいと思います。また、「直接、辺見さんに謝罪をすべきでは」とお伝えしたものの、前向きな返事をもらえませんでした。
 この問題に関し「『週刊金曜日』は共産党を批判できないのではないか」という疑問の声がありますが、弊誌は特定の政党や組織・団体への批判をタブー視したことも、することも断固としてありません。改めて読者のみなさまにお伝えしたいと思います。 (北村肇) 

赤旗としても、問題にされてアチャーってところだろうが、辺見氏に直接謝罪しないところからすると反省は絶対にしてないなw

まぁ良いんじゃないですか?こうやって日本共産党が味方をなくしていく姿が可視化されてwww