しんぶん赤旗
11月22日投票の大阪府知事選・市長選のダブル選挙まで1カ月を切りました。「オール大阪」と庶民の共同の力で「維新政治」に終止符を打つ、全国的な意義をもつ選挙です。日本共産党は「反維新」の一点で、5日告示の知事選では無所属の栗原貴子氏(自民党府議団政調会長)、8日告示の市長選では無所属、柳本顕氏(前自民党市議団幹事長)を自主的に支援し、勝利へ総力をあげます。

国政では維新と組んでも安倍自民党を政権から引きずり下ろそうとしているのに、大阪では自民と生んで維新を引きずり下ろそうと・・・みんな、あえて言わないけど、すごい野合ぶりでつw

それにしても大阪で大阪維新を潰したら当然国民連合政府はおろか選挙協力だって無理になる。維新東京組と組むにしても東京組だけなら社民党並みの力しかないわけで、選挙協力でそれなりの力になりそうなのは、もはや凋落した民主党しかなくなる。ましてや、それだけ寄り集まって負けたとなると共産党はともかく、他の野党の再起は相当難しくなろう。

そうなると残るのは共産党だけだと有権者が考えて共産党に支持が集まりムフフなんてシナリオを描いている人もいるかも知れないが、そううまくいくかどうか・・・

公明党と並ぶ嫌われ政党の自覚があればいいんだが、そうした自覚が全くない上に、こうした野合を嫌っている支持者がどれだけ共産党から離れるかも考慮には入っていないだろうからw

ちゃんと党大会で議決しないで中央が勝手に野合をすすめる怖さが、ここにある。