しんぶん赤旗

参院選の「1票の格差を是正するため」として、人口の少ない4県を二つに合区し、全体で定数を「10増10減」する自民党と4野党提出の公職選挙法改定案が参院本会議で24日、自民、維新などの賛成多数で可決されました。来週にも衆院で採決され成立する見通しです。

 同法案に日本共産党は反対しました。 

合区対象の4県選出の自民党参院議員6人全員が採決前に退席しました。 

これはなぁ・・・ 個人的にはこっちこそ「民主主義って何だ?」と問われる問題だと思うんだけども、良案はないなぁ。

いわゆる一票の格差の是正は確かに理屈の上では必要だろう。しかし人口の少ない県をひとまとめにして合区するのは単に数あわせをするだけで地域の事情などおかまいなし。それが正しいとは全く思えない。

それでなくても人口の少ない過疎県は割を食うことも多いわけだから、あえて「一票の格差是正はやるべきではない」とするのも少数意見の尊重としてあっていい態度だと思うんだけどね・・・・ということで、たまに共産党をほめてみるw