しんぶん赤旗
建国記念の日なので、それらしいことを書いているのだが 

戦後、紀元節は廃止されましたが、自民党政府が「建国記念の日」として復活させます。根拠のなさを指摘する歴史学者、ウソを教えることはできないと反対する教育者。歴史の過ちをくり返してはならない、の声は上がりつづけます 

日本の建国がいつかは、今でもよくわかっていないし、そんな国(というか地域)はいっぱいある。 中国など王朝の建国日はけっこうわかっているが、それでも夏の建国日などいまだにわからない。イタリアのローマも伝説でレムルスとロムルスが建国したとなっている以上のことはわかっていない。だいたい古い時代のことはわからないのだ。 それでもローマの建国記念日はちゃんとあるw  そしてどこまでホントかわからなくても、ちゃんと祝うw なのに

安倍首相は今年も“建国神話の日”を前にメッセージを出しました。「今日の我が国に至るまでの古(いにしえ)からの先人の努力に思いをはせ、さらなる国の発展を願う」と。彼のいう先人が何を指しているのかは分かりませんが、この国を建ててきたのは神話ではありません。無数の民の力です。 

なーんて非確定のことを平気で言う。そもそも世界を見渡せば、古代から地域の事情に応じて王政(家系で継承もあれば選挙で継承もある)もあれば多頭制もあれば民主制もあったわけで、最初から民主制だったところばかりじゃない。

にもかかわらすこうしたウソをヌケヌケと書くのはなぜなのか?
きっと歴史はねつ造するものだと思っているんだろうなぁ・・実際自分たちが党史でねつ造やってるからw。それもまだその時代を生きていた人がいるのにやっちやって反省がない。

だから共産党は本来教科書に口を出してはいけない党なのだ。

完訳 ギリシア・ローマ神話〈上〉 (角川文庫)
トマス ブルフィンチ
角川書店
2004-05