ということで、週刊プレイボーイ買ってきたが、昨日ネタにしたこの部分
日本共産党がすごいのは、理屈で建前を維持しながらも、現実を見失わないマーケット感覚を持ち合わせてることです。
たとえば彼らは、「大企業は内部留保を取り崩して非正規雇用の人を正社員にすべし」みたいな(私には全く理解できない)ことを言うんだけど、こういう言い方をするのには、ちゃんと理由があったんです。(この点、詳しくは 本日発売の週刊プレイボ-イ 2015年 2/16 号 をご覧ください) 
 

内部留保を吐き出させるなんて言っていない。そうじゃなくて内部留保のごく一部を使えと言っているという、いつも共産党の台詞を聞いて納得しているに過ぎない。

ちきりんたんはも記事によればMBAホルダーだ。たぶんアメリカの一流どころに行っていたんだと思うけども、共産党の主張する「内部留保が何兆円」とかいう数字チェックしてないじゃん。

たとえば共産党はナンチャラ社には5000億の内部留保がある。その1%の50億で賃上げができるとか言っているのを検証していたらこんなことは言えない。共産党の言う内部留保の数字は労働総研なる自称シンクタンクが出しているが、そのナンチャラ社の財務諸表を一生懸命検証しても、財務の専門家すら労働総研がどんな基準で内部留保を規定しているのかわからないほど数字がデタラメ。

だからシャープやNECが血の出るリストラをしている最中ですら、これらの会社には何千億円の内部留保があってリストラどころか賃上げも可能だみたいなことを、これまで何年も言ってきたのだ。

素人が騙されるならまぁ仕方がない。 しかし、ちきりんタンまでこんな小細工に騙されちゃダメっしょ?こちとらお笑いblogやっていても、共産党が例に挙げた会社の財務諸表を詳細に分析するくらいはやってんだよ。