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以前、 志位たんのツイッターでちきりんタンと対談してのが出ていたのだが、これってちきりんタンにとってデメリットが大きいと予想していたわけだが、悪いことに予想が当たってしまいましたがなw

前半の牽強付会なマーケティングの話は、三分くらいの理はあるのでよしとしよう。

志位委員長は、学生時代に党員になった後、35才で書記局長(自民党の幹事長にあたるポジション)に抜擢され、46才で党のトップである党委員長になられてます。
これもすごいでしょ。完全な実力主義なんですよ、日本共産党って。
成果さえ出せば若くても抜擢し、トップにまでつける。まるでベンチャー企業か外資系企業みたいですよね。しかも志位委員長は既に 14年間もトップの座にあるけど、党内では多選禁止とか、長期独裁政権反対とか、意味不明な議論は一切でてきません。

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志位たんが大出世したのは、
宮本顕治の息子の家庭教師をしていたのと、いわゆる伊里一智事件で党大会に宮顕やめろと言おうした東大代議員を規約無視で力ずくで排除したから。要するに独裁者にひたすら尽くし、少数意見をベリヤのごとく潰した、たちの悪いゴマすり野郎だったからですね。共産党ウォッチャーの間では常識レベルの知識でつ。
それが証拠に、普通の共産党内での出世の基準となる党員拡大やや赤旗拡大でずば抜けた成績を出したなんて評判は濃い共産趣味者が集まることの多いこのblog内でも聞いたことがありませんw。委員長になってからの選挙も後退に次ぐ後退で、はじめて勝てたのが昨年だったという。。。どこが実力主義なんでしょう?いや、独裁者へのゴマすりの実力主義だとおっしゃるのなら、否定はいたしませんw

それと民主集中制についても、ご存じないようですね。

日本共産党がすごいのは、理屈で建前を維持しながらも、現実を見失わないマーケット感覚を持ち合わせてることです。
たとえば彼らは、「大企業は内部留保を取り崩して非正規雇用の人を正社員にすべし」みたいな(私には全く理解できない)ことを言うんだけど、こういう言い方をするのには、ちゃんと理由があったんです。(この点、詳しくは 本日発売の週刊プレイボ-イ 2015年 2/16 号 をご覧ください) 


ここも突っ込みたいのだが、志位たんが何を言ったのかわからない・・・あした、プレイボーイ買ってこようw
 
 で、たぶん明日これの続きを書くが、ちきりんタンは薄い世界でキレの良いことを書くのが得意技なんだから、共産趣味みたいな濃い世界で同じことをやっちゃいけないよ。この世界はちきりんタンの言うとおりやたらややこしい理屈をこねくり回すのが好きな連中が多い。しかしそれだけに下手なことを言ったら袋だたきになることもあるのよん。

もともと頭のいい人なんだから、もちっと理論武装してから共産党に触れた方がいいと思うよんw