しんぶん赤旗
日本共産党は20日、党本部で第3回中央委員会総会を開きました。志位和夫委員長が、(1)総選挙の結果と教訓、次期国政選挙の目標(2)当面する日本共産党の政治任務(3)いっせい地方選挙の躍進をかちとるための方針―を主題に幹部会報告を行いました。このなかで総選挙の結果と教訓をふまえ、次期国政選挙の目標を比例代表選挙で「850万票、得票率15%以上」とし、いっせい地方選挙をこの新たな目標の達成に向かう第一歩の選挙と位置づけ、躍進のために全力をあげようとよびかけました。討論では22人が発言し、全員一致で幹部会報告と結語を採択しました 

ということで、従来の650万票より目標が上がりました。志位たんの幹部会報告によると党勢は

同時に、党の自力の問題は、引き続き私たちの活動の最大の弱点であります。私たちは、今回の総選挙を、2012年総選挙時比で、党費納入党員数は97・3%、「しんぶん赤旗」日刊紙読者は92・7%、日曜版読者は92・5%でたたかいました。

で、実勢は

同時に、「やるべきことをやりぬく」点でどうだったか。ポスターの張り出しは6〜7割台、2回の「しんぶん赤旗」号外の配布は8割台でした。対話と支持拡大は、公示から投票日前日までのとりくみの規模は、前回総選挙比で1・1〜1・2倍と広がりました。その内容も全体としてかみ合った温かい対話となりました。ただ、支持拡大目標比での到達点は57・3%でした。全党と後援会のみなさんの大奮闘がありましたが、「やるべきこと」を残したことも事実であります。

と、 次期国政選挙では党員の高齢化によってもっとポスター貼りなんかのマンパワーは落ちるわけで、そうした危機感はいっせい地方選を前にして今回はあまり言いたくないのか、赤旗拡大は「党員は全員読もう」程度で青年分野の取組みについては全く言及がない


党員はしばらくの間いっせい地方選に集中して取り組め。ここで勝てたら次にやる党勢拡大の大運動も上手く回るって感じかな?