しんぶん赤旗

小渕優子前経済産業相をめぐる政治資金疑惑は30日、東京地検特捜部が小渕氏元秘書の折田謙一郎前群馬県中之条町長(66)の自宅などへの強制捜査に着手したことで、いっそう重大な局面を迎えました。


次々と乱脈ぶりが明らかになる小渕氏の政治資金。なかでも特捜部が関心をもっているとみられるのが、関係政治団体の政治資金収支報告書に記載された東京・明治座の観劇会の収入と支出の大きな差額です。2010年、11年の収入は742万円にたいし支出は3384万円。2642万円もの差額があるのです。

 さらに12年は観劇会を実施したにもかかわらず、収支報告書に収入も支出もまったく記載されていません。

これをきっかけに、日本共産党にも強制調査が入らないのはおかしいなぁ。。。ぼくちん大阪の日本共産党の政治資金収支報告書を何年分か見たことあるけど、前進座の観劇の収入も支出も書かれているの見たことないぞw


おそらく、こういった収支は日本共産党の後援会に書かれているのだろう。

日本共産党後援会は、党と支持者が協力して選挙戦をたたかう基本的組織です。党支部に対応する単位後援会と、労働者、女性、業者、青年など各階層・分野・運動組織にそってつくられる後援会があります。

 後援会の目的と任務は、(1)日常的に日本共産党の支持を広げる、(2)選挙で日本共産党の議員、候補者への支持を広げることです。そのために、党組織が後援会に出向いて党の政策、方針をよく説明して活動への協力を訴え、学習会へ講師を派遣するなど後援会員のみなさんが確信をもって日本共産党の支持を広げられるよう具体的な援助をすることを重視しています。


はい、どう見ても内容は公職選挙法上の政治団体と一緒なのですから、日本共産党の後援会を政治団体として扱えばあら不思議。日本共産党も同じ穴のむじなだとなってしまいますw