産経新聞・高木圭一のここだけの話

日本共産党が党勢拡大に向けて全党に号令をかけた党創立92周年をめぐる「躍進月間」(5月15日〜7月31日)で、「空前の前進」(党関係者)を果たした。集団的自衛権の行使容認はじめ安倍政権の政策をことごとく「反動的暴走」と決めつけ、それにブレーキをかけようと喧伝(けんでん)するキャンペーンが奏効したとみられる。しかし裏を返せば、党勢拡大を続けるには同党がいう「暴走」を安倍政権に続けてもらわなければ困るわけだ。

 ということで、共産党が空前の躍進をしたという誤報(笑)と、躍進するには安倍タンが暴走してくれないと困るという記事。

蟹工船ブームあたりから、共産党の党員数増は何度も「空前」に増えたはずなのに、実際は幽霊党員を減らしたら40万人から30万程度まで減り、赤旗も躍進月間のような党勢拡大運動をやっているうちは増えるが、その後は拡大運動前よりも減らすのが習い性となっている。その勢い、まるで半沢直樹が党勢削減のために活躍しているんじゃないかと思うくらいであるw

実際には安倍タンが暴走しようがしまいが、共産党は党勢拡大運動中は党員も赤旗も増やすしも、運動が終われば赤旗は運動前より減らすし、党員も多くが未結集になるんだよん。

いや、共産党になくなってもらうと話題がなくなるから一生懸命支援しているのかも知れないがw