しんぶん赤旗
 「世界に誇る日本のアニメ文化だが、制作現場の労働条件はきわめて劣悪だ」。日本共産党の田村智子議員は24日の参院文教科学委員会で、アニメーション制作現場の深刻な実態を告発。 

ということでいつものパターンなのだが、 他の業界は別としても、アニメ業界はみんないっせいに辞めた方がいいと思う。

アニメ業界の労働環境が最悪なのは今に始まったわけではなくアニメ草創期(一説には手塚治虫が安くやりすぎたのが理由だとか)からアニメーターが食えないのは問題になっていて、バブルの時期すらほとんど改善されなかった。

そうなる理由は、安くこき使っても夢を持つアニメーター予備軍がたくさんいて人の確保が容易にできたからだろう。すきやのように、みんな労働の過酷さに耐えかねて、いっせいに辞めるとかしないとこの状況はます改善はしないのではないか?。

よってこれは政治からの解決は難しいと思うんだな・・・アニメ製作会社がブラックだなんてあんまり言われないし・・・共産党としては、待遇改善を提案するしかないのもわかるけども、やるならアニメ制作会社はワタミ以上のブラックとかやるべきではないかな?

ま、先陣切ってアニメ業界批判するほどの度胸があればの話は別だけど?

追記
この件で田村智子と守谷知氏という方が噛みつかれたようでつ。 

田村智子
「進撃の巨人」がテレビアニメで放映されてすぐに、総作画監督が「アニメーター急募」とTwitterで発信して、ファンに衝撃をあたえた。映像制作者の労働条件の改善なくして、世界に誇るアニメ文化の発展はない!——今日の参議院文教科学委員会での私の質問のしめの言葉です。

映画(アニメを含む)は、制作者の権利がとても脆弱だと、著作権法の改正法案審議の過程で思い知らされました。
「A1−Pictures」というアニメ制作会社で正社員として働いていたアニメーターの自殺は過労によるうつ病が原因と、今年4月11日、新宿労働基準監督署が労災認定。報道では、彼のカルテには「月600時間労働」とも書かれていたとのこと。
下村大臣も、こうした問題には真摯な答弁。実態をふまえて、適正な賃金になるよう努力が必要と認めました。...
クールジャパンの柱としてアニメ産業を位置づけていながら、一番の支え手たちが使いつぶされることがあってはなりません。業界全体の労働条件の改善に行政サイドの働きかけが必要です。

 

 問題には真摯な答弁。実態をふまえて、適正な賃金になるよう努力が必要と認めました。...

クールジャパンの柱としてアニメ産業を位置づけていながら、一番の支え手たちが使いつぶされることがあってはなりません。業界全体の労働条件の改善に行政サイドの働きかけが必要です。


追記

手塚治虫さんをモデルにしたドラマが昨年だったか放映されて、作画のスタッフが泊まり込んで仕事をする場面がありましたました。

テレビアニメの創成期、しかも妥協を許さずクオリティを求めた手塚さんのもとで、労働条件は厳しかったと思います。

問題は創成期から成熟期に入っているはずなのに、業界全体が、いまだ創成期と同じような働き方が当然のようになっていることではないかと思うのです。

マンガ、出版、アニメなど、作家さんの作品ができるのを待たなければならないこともあり、労働時間の決まりは無いに等しいのではないかと。

個々の会社にとどまらず業界全体での改革が必要だと思えてきます。

 

 

そこに、守谷 知氏が噛み付き

田村智子氏がお金を払って見たアニメを挙げてみてください。アニメとは労働集約的で職人技が必要な割には付加価値が乏しい嗜好品です。

アニメに限らず、映画の値段が高いという意見もあります。人は動画にお金を払いたくないのですよ。そもそも世の中に必要ですか?

最近思うのですが。紙の書籍や電子書籍の値段とアニメ作品のダウンロードの値段を比べてみれば判りますが。(DRMに差があるものの)圧倒的にアニメ作品に手間がかかっているはずなのに、値段の差が小さい、もしくは逆転しています。アニメは嗜好品です。ファンがお金を払わなければ衰退するのが当然です。

 

 

さらに定量的に書きます。と続き、

アナログ放送対応テレビから地デジ放送対応テレビに移行して、DVD画質からフルHD画質になりました。技術的には6倍画素が増加しました。6倍絵が綺麗になったと言ってもいいでしょう。

その分だけアニメ制作現場は6倍緻密な作業をしています。ではアニメ制作会社その分だけ価格転嫁できているのでしょうか。

アニメは嗜好品なのですから、アニメファンは何らかの形で6倍お金を払うのがものの道理というものです。しかし地デジのテレビになって画面が横に長くなった分も負担してはいないのでは?


田村智子氏には

* アナログ放送向けアニメに必要な作業時間と、地デジ放送向けのアニメに必要な作業時間の差。

* アニメ制作会社ができた価格転嫁の程度。

を調べて下村大臣に問いただしたら、さすがは共産党と自民党支持の私も賞賛します。


 なお、将来は画質が4Kとなり、現在の地デジの画質からさらに4倍絵が綺麗になります。

 

マンガには画質の向上は求められませんが、アニメには求められます。

実写のテレビ番組の作成では機材を一新すれば画質が向上しますが、アニメには作業時間を投入し続けなければなりません。

手間によってコンテンツの付加価値を見るのが正しいかどうか異論もあろうが、昔よりもひどくなっているのかとぼくちんも勉強になった。