しんぶん赤旗

山下氏は、安倍政権が自衛隊の海外展開能力の構築を目指して大軍拡計画を盛りこんだ新「防衛計画の大綱」や「国家安全保障戦略」、「中期防衛力整備計画」を矢継ぎ早に閣議決定したことをあげ、「歴代自民党政権が『建前』としてきた『専守防衛』さえ明らかに踏み外すものだ」とただしました。

 さらに、歴代政権が「行使できない」と禁じてきた集団的自衛権行使の憲法解釈を安倍晋三首相が変更しようとしていることに対し、「国連憲章51条にもとづく集団的自衛権が発動されたのは米国と旧ソ連など大国による侵略と介入の戦争しかない」「歴代政権が踏襲し、世界に向けて説明してきた日本の立場を覆す権利は、あなたにも、あなたの内閣にもない」と厳しく批判し、「海外で戦争する国」に変える企てに反対しました。 

国連常任理事国である中国は、小国なのだろうか?だから集団的自衛権の発動はダメなのか?
中国が尖閣諸島を獲る気満々でいるわけで防衛計画の主眼は尖閣諸島防衛となるはずだが、尖閣諸島は国内ではないのか?

疑問は尽きない。